いのちを生み出す母親は、命を育て、命を守ることをのぞみます
第69回熊本母親大会に学ぶ
「多様化する災害と、多様性に配慮した地域防災~災害女性学について」
9月23日に開かれた「熊本母親大会」では、「多様化する災害と多様性に配慮した地域防災~災害女性学~」という演題で、宮城学院女子大学生活科学研究所所員の浅野富美枝さんがお話されました。
9月21日、能登地震被災地を豪雨が襲い、復興途中の被災地に甚大な被害をもたらしました。犠牲になった方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されたみなさまにお見舞い申し上げます。
その直後でもあり、機に適った講演となりました。
日本の災害対策には過去の教訓が生かされていないということから始まり、「人間の復興」「生活の復興」、ジェンダーや多様性の視点が欠けており、重層的ネットワークの構築が必要であること、防災で強調される「自助・共助・公助」の見直しが必要であると指摘されました。
要援護者への取り組み、女性の視点での支援、ペット同伴の非難は?などなど。
「災害女性学」は現状が出発点だそうです。
避けることのできない自然災害、それだけに減災・防災にどう取り組んでいくのか、どんな場合でも、どんな非難を選択しても、一人ひとりの多様性が尊重される災害支援が必要なのだと、学ぶことのできた講演でした。
その実現のために頑張りたいと思います。
大会では、県下で取り組まれている、さまざまな運動の取り組みも紹介されました。
どの課題も重要なものばかり、広く連帯していきたいと思います。
来年は、熊本母親大会も70回の記念大会を迎えるそうです。
「いのちを生み出す母親は、命を育て、命を守ることをのぞみます」のキャッチフレーズのとおり、命を守る女性の連帯の輪が広がっていくことを心から望みます。
第69回熊本母親大会に学ぶ
「多様化する災害と、多様性に配慮した地域防災~災害女性学について」
9月23日に開かれた「熊本母親大会」では、「多様化する災害と多様性に配慮した地域防災~災害女性学~」という演題で、宮城学院女子大学生活科学研究所所員の浅野富美枝さんがお話されました。
9月21日、能登地震被災地を豪雨が襲い、復興途中の被災地に甚大な被害をもたらしました。犠牲になった方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されたみなさまにお見舞い申し上げます。
その直後でもあり、機に適った講演となりました。
日本の災害対策には過去の教訓が生かされていないということから始まり、「人間の復興」「生活の復興」、ジェンダーや多様性の視点が欠けており、重層的ネットワークの構築が必要であること、防災で強調される「自助・共助・公助」の見直しが必要であると指摘されました。
要援護者への取り組み、女性の視点での支援、ペット同伴の非難は?などなど。
「災害女性学」は現状が出発点だそうです。
避けることのできない自然災害、それだけに減災・防災にどう取り組んでいくのか、どんな場合でも、どんな非難を選択しても、一人ひとりの多様性が尊重される災害支援が必要なのだと、学ぶことのできた講演でした。
その実現のために頑張りたいと思います。
大会では、県下で取り組まれている、さまざまな運動の取り組みも紹介されました。
どの課題も重要なものばかり、広く連帯していきたいと思います。
来年は、熊本母親大会も70回の記念大会を迎えるそうです。
「いのちを生み出す母親は、命を育て、命を守ることをのぞみます」のキャッチフレーズのとおり、命を守る女性の連帯の輪が広がっていくことを心から望みます。
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