今後、熊本市は「産業連関表」の作成をすすめます・・・公共事業よりも福祉が経済波及効果が高いこと、大いに検証してもらいたい
8月22日、熊本市役所14階ホールで、熊本市のシンクタンク・熊本市都市政策研究所の第5回講演会「地域経済の再生と構造変化」が開かれました。講演者は、慶応義塾大学名誉教授・清水雅彦氏。
計量経済学が専門で、政府の作成する「産業連関表」にかかわってこられました。
熊本市は、政令市になり、今後「産業連関表」の作成を進めていくようですが、私たち・日本共産党市議団は、何年も前から、この産業連関表の問題を議会で取り上げ、各地の事例では、公共事業よりも、福祉のほうが2次・3次の経済波及効果を含め、経済波及の効果が大きいことを指摘してきました。市の答弁は、「本市では検証できていない」というものでしたが、今後大いに検証してほしいものです。
研究所の講演では、本市経済にかかわる具体的なお話はありませんでしたが、先生の基本的なお話をもとに、私たちが今後検証していかなければならないのでしょう。
都市政策研究所の講演会は、まだ市職員の参加が圧倒的に多いようです。多くの市民にも参加してもらい、研究の成果を市民全体のものにしていけたらと、思います。
昨日も、夕立、濡れた道路にホッとしました。
我が家の庭には、夏でもどんどん花を咲かせる「姫芙蓉」だけが元気です。
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