上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

学校ウォッチング・・・・学校現場の老朽化・破損・就学環境を調査

2013-08-13 09:17:52 | 熊本市政
8月12日、日本共産党市議団としての3回目の学校ウォッチングを行いました。
今回訪問したのは、清水小学校・楠中学校・出水中学校の3校でした。

市内の小中学校は、施設の老朽化や破損、暑さなど、様々な問題から、子どもたちにとって決してより良い就学環境とはなってません。
今回、3校の訪問は8月の午後に行ったということもあって、一番に感じたのが「暑さ」でした。最初に訪問した清水小学校は音楽室が3階にあり、東西に窓がありましたが、教室に入った途端、ムッとするような暑さ、入り口の壁にかけてあった寒暖計は38度でした。学校の説明では、暑さのために、ワイヤーガラスの窓にひびが入る状態とのこと、西側の窓はヒビが入って割れていました。気温の上昇によってワイヤーが膨張し割れるのではとのことでした。入り口の寒暖計を西側窓に持っていくと、1~2分で一挙に40度を超えました。すごい暑さに、長時間部屋にはいられない状態です。
(ヒビの入ったワイヤーガラス)


*熊本市は、今年度音楽教室へのエアコン設置を予算化しましたが、今年度分は「設計費」だけでまだ今年度設置には至りません。次年度設置言わず、早急に設置すべきです。

清水小学校は、「学校らしい玄関がない」、「トイレが老朽化、悪臭がする」、「校舎によっては雨漏りがして、雨のあと漏電してブレーカーが落ちる」、「体育館の雨どいにボールが詰まるが、高くて取れない、網のふたが必要では」など
(壁にヒビ)


楠中は、「天井が剥げたり、壁が破損しているところがある」、「理科室に流し(シンク)があるが、排水できないので使えない(排水口がない)」、「「掲揚台が傾いている」など


出水中では、「結露がひどく、雨天時には廊下水で滑り、あぶない」、「プール本体とプールサイドに隙間があるので、子どもが足を挟みそうで危ない、「体育館のステージ下の地下倉庫に雨天時、水か湧き出てくる、体育館も老朽化している」など、

どこの学校も要望がいっぱいですが、その対応は遅れています。

桜町の3000人大会議場に300億円、花畑町広場に40億円もの「ムダ使い」をしている場合ではありません。
これからの熊本市を担っていく子どもたちの教育にこそ、力をそそぐべきではないでしょうか。教育環境の整備促進に十分な予算措置が行われるよう、強く求めていきたいと思いました。
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