東京多摩借地借家人組合

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借地内の車庫利用で契約解除と脅かして調停申立

2007年11月23日 | 借地借家の法律知識
三鷹市新川で借地をしている吉田さんは、裏の借地人が地主(お寺)に土地を返還したことで、垣根を切り私道を2メートルまで広げることに協力した。

ところが、今度は裏に駐車場を作るので私道を4mまで広げるよう請求。広げると敷地内に車も駐車できなくなる上に入口のドアの開閉も困難となる。拒否すると、地主の代理人の弁護士から「車の車庫にしているので契約を解除する」と脅迫的な内容証明郵便を送りつけられた。吉田さんは、不当な請求を断固拒否した。

11月に入り地主の代理人は、借地の明渡しで調停裁判をかけてきた。どうやら明渡しで脅かして、吉田さんが車庫にしている土地をタダで取り上げようとする算段だ。吉田さんは、調停では明渡しを断固拒否し、裁判も辞さない覚悟を固め、組合と打合せをした。


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