保育園落ちた、日本死ね が話題になったのは2016年。
あれから2年が経って、いまは 保育園に落ちたい お母さんがいるとTVの朝の番組で取り上げていた。
育児休業制度がスタートしたのは1992年。1歳になる前日まで休業できたのが、2005年に保育園に入れないなどのやむをえない事情があれば1歳半になる前日まで延長できる制度になった。
さらに、2017年10月からは、同様にやむをえない事情があれば2歳になる前日まで再延長できることになった、
子供が2歳になるまで休業したいお母さんたちが、保育園に入れなかったというやむを得ない事情を手に入れるため、落ちることを目的に入園申し込みをするのだそうだ。
そのために競争率の高い保育園に申し込む。複数園への申し込みはしないなど「不承諾通知のもらい方」を教える情報が流れ始め「わざと落ちた」体験が共有されるようになっているとか。
それによって本当に入りたい人が落ちるという不利益が生まれる場合も有り得る、と番組では言っていた。
これは保育行政の失敗と言える。保育園の申し込みは本当に入園したい人だけがするべきなのだ。
育児休業の延長という制度を設けたのだったら、希望する人全員に与えるべきではないだろうか。