もう数年も前から生活を小さくするように心がけている。
使わないものは要らないもの。
あれば便利は、無くても不便じゃない。
でも服はなかなか難しい。
リサイクルというのがショップに持っていくことなら、それはしていない。したことがない。
再利用を期待して古着持ち込みを受け入れている施設に持ち込んだりするが、ちゃんとリサイクルされているかは分からないのが正直なところだ。
リサイクルを期待するより、とことん着るように心がけているが、これがなかなか難しい。
旅行から帰った一週間後、不動産売買契約を済ませて実家は私の手を離れることになった。
お盆過ぎに動き出して、2か月経たずに終わった。
冬になる前に決めたいと思って、価格が安くなるのを承知で業者さんに売却することを選んだのだったが、こんなに早く決まるとは思っていなかった。
住宅はリフォームして売りに出すようだ。
良い人が住んでくれるといいな～。
9月23日に無事に仮契約を済ませ、翌日の早朝には夫とJRで新千歳空港に向かった。
息子が勤務していた会社は福利厚生がしっかりしていて、三親等以内の親族も旅行割引が受けられる制度があった。7月中に予約すれば割引が適用されると聞き急遽計画した旅行だった。
急な計画だったが「牛タンを食べに行こう」と夫が言うので行く先は仙台に決めた。
それなら片道は新幹線に乗ろう
往路は空港から出発、復路はJR駅に到着という事になると車で空港まで行けば帰りの引き取りが不便。
そこで家から徒歩で行けるJR駅を利用することにした。朝5時55分の汽車に乗れば乗り換えなしで空港まで行くことが出来るので、早朝の出発となった。
仙台空港到着は9時。レンタカーを借りて松島へと向かう。日曜日なので混雑を心配したけれど順調に高速を走り、駐車場にも待たずに入れた。
牛タンを食べに行くので、その日の宿は仙台市内のシティホテル。早めにホテルに入り一休みの後「利久」へと向かった。美味しくいただきました。
2日目は平泉方面へ。
行きたいと思っていた厳美渓を見て 
毛越寺から中尊寺と定番のコースを回り、その日の宿である花巻温泉郷へと向かう。体力不足で午後になると疲れてしまうので、この日も早い宿入りとなった。着いたのは15時前だったけれど部屋へ案内してもらうことが出来た。
山間の静かな宿で、早い時間でもあり貸し切り状態で温泉に浸かる
（宿のHPから）
食事は個室ダイニングで、ゆったり。
お品書きは「先付・造里・焼物・煮物・台の物・揚物・蒸物・酢の物・食事・止椀・デザート」とあり、頃合いを見計らって供してくれる。揚げたての揚げ物はとても美味しかった。
その日私が行ってみたかったのはイギリス海岸 
けれど水量が多く、思っていた風景とは違っていた。
現在は北上川水系のダム整備による河川管理が進んで、北上川の水位が特に下がった時期だけしか泥岩層が露出しないのだって
お昼前にはレンタカーを返さなければならないので、宮沢賢治記念館に寄り盛岡へ向かう。12時半頃の新幹線に乗り新函館北斗駅、そこから乗り換えて函館駅まで行き、その日は湯の川温泉に泊まり
翌日特急北斗で帰宅した。新幹線で盛岡から新函館北斗までは2時間だったが、函館から札幌までは約4時間の乗車。
汽車の旅も良いなと思っていたけれど、長時間の乗車はやっぱり疲れる。
ちなみに宿入りした私の就眠時間はいつもより早く、昨年よりもさらに落ちた体力を実感することとなった。
