昨日27日、父が退院しました。
父が入院したのは7日の木曜日ですから3週間の入院でした。
当初の予定では1週間くらいという事でしたから、病院が地下鉄駅から徒歩圏内にあることもありバスと地下鉄を乗り継いで通う事にしたのでした。
その後、誤嚥性肺炎を併発し入院が長引きそうだと思い
車で行こうかなと考えたのですが、16日の医師の説明で
これから1週間くらいならと、公共の乗り物を利用してきました。
今日は退院の話が出るだろうかそう思いながら通い続けてきたのですが何も言われないまま26日も帰宅の途に。
それでも25日には導尿していたのが26日は管がはずされていたので
もうじきかなとは思いました。
26日、帰宅途中に病院からケータイに着信が
駅に着いてかけなおすと、相談員さんからのようでしたが在席していないとのことなので「いま帰宅途中だけれど家に着くまであと40分くらいかかる」旨を伝えバス乗り場へ向いました。
帰宅すると留守電にメッセージが
施設からで
明日のお父様の退院の件でお話があります
えーっ!何も聞いてないよ
すぐに施設に折り返しの電話をかけました。
私が何も聞いてない事にケアマネさんも驚いたようでしたが、一度電話を切って病院の相談員さんに電話
退院は間違いありませんでした。帰宅途中の電話は退院の連絡だったようです
毎日病院に通って、看護師さんに会わない日は無いのに退院について何も言ってくれない
仕事の線引きが出来ていて、施設に戻る父の退院は相談員さんの担当なのだからってことかもしれないけれど、私は看護師さんに
遠いので毎日来るのは大変という話もしていたのに
父は病院の生活に順応して(導尿していたので)トイレに行くことさえ無く、何もせずにベッドにいる生活が楽で退院したいという気持ちも無くなってしまったようでした
そんな父も心配だったし、私も遠くまで通わない分楽になるので、退院出来る事になったのは突然の連絡に不信を持ったけれども嬉しい事でした
26日はそんな連絡で一時間もあちらこちらへの電話
弟宅にも
明日、退院することになった旨の連絡を済ませたところでまた電話が鳴りました
父方の従姉からで
従兄が亡くなったとの知らせでした。
「お宅の長男さん(弟)と話したことがないから、悪いけど連絡してもらっても良い?」と私に掛けてきたものでした。
弟宅に電話したばかりで
またという思いがよぎりましたが、父が参列できる状態ではないのですから名代としての弟への連絡はしないわけにはいきません。従妹もそう思ったから連絡をくれたに違いないのですから。
何度も御免なさいねと、事の次第を話したところ
お義母さんのときにお香典頂きましたか
どうだったかしらね。ウチは身内だけでやったからね
頂いてなければ、○○さんだったら「ほっとけ」って言うかもしれない
弟個人としてなら放っておいても良い。けれど父が存命しているのだから、弟は父の名代という立場。父にすれば甥の葬儀です。
実際に弟がどう言うか分からないうちに
よくそんな言葉が出るもんだ
しかも父が出すべきものは父の預金から出るのです。弟が出すわけではありません。
電話を切った後、香典帳を調べてみて思い出しました。
母が亡くなったあと、件の従姉から聞いて弔問に来てくれた従兄でした。
近い身内だけで葬儀を済ませていたにもかかわらず、わざわざ弔問に来てくれたことがとても嬉しかった。
父の名前でお香典を出すだけでなく、私からも出したい
翌朝、また弟宅に電話
母の時にお香典は頂いてたわね
○○さんが今日行ってくれるって
いとこだし、私もお香典を出そうと思うのだけど。一応知らせたほうが良いと思って。
その日、父の病院へ行く途中の郵便局から電信為替で送るつもりだったのですが、民営化を機に電信為替は取り扱わなくなったって
父が退院するので病院や施設の手続きもあり、その日送ることが出来なかったので翌日現金書留で自宅あてに送らせて頂きました。
結局、私が
お香典を出すと言ったので弟も自分の名前でも出したようです。