今朝の新聞の、本の紹介の欄に出ていたのは「気狂いピエロ ライオネルホワイトの原作が全訳され今年5月に刊行された」
この記事を読んで、若い頃よく映画を見に行ったのを思い出した。
監督ジャン=リュック・ゴダール 、主演ジャン=ポール・ベルモンドのこの映画を見たのは学生のころ。
記憶に残っているのは、主人公がコンパーチブルの車で海岸線を走り抜けるシーン。
そして体にダイナマイトを巻いて爆死するラストシーン。

同じころに見た「俺たちに明日はない」は1930年代にアメリカ各地で強盗を繰り返した、クライド・バロウとボニー・パーカーの実話を元に描かれたもので、主人公の二人が警官たちに囲まれ激しい銃撃戦で死亡するラストシーンは印象的だった。

1960年代、ベトナム戦争が影を落とし反体制的な若者達を描いた“アメリカン・ニューシネマ”が流行し、フランスでは今までの映画の定石を破る“ヌーヴェル・ヴァーグ”と呼ばれる映画運動が起こり、多くの名画が生まれた。
この当時の映画で印象に残っているものは多い。
有名な「太陽がいっぱい」や、ダスティン・ホフマンが主演した「卒業」のほかにもアルフレッド・ヒッチコック監督の「鳥」スタンリー・キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」
人工知能であるHALが意思を持つ場面には衝撃を受けたことを思いだす。
人工知能であるHALが意思を持つ場面には衝撃を受けたことを思いだす。
授業を抜け出して友人たちと見た映画。
青春の記憶だ。