私が右眼の白内障手術を受けたのは昨年の5月だった。
それから一年が過ぎて、今度は左眼の手術を言われるようになった。
Dr.が言うには
右と左の見え方の差が大きくなってきているので段差が見えにくく、距離感もつかめないので転倒の危険性もある。雪が降るとますます距離感がつかめなくなるのでその前にした方が良い。
する気はなかった。したくなかった。
けれど診察の度に同じことを言われて、年老いてからすることになるのなら今かなと考えるようになった。
気持ちが決まったなら少しでも早い方が良い、そう思って10月に「お願いします」と言って、手術日は11月25日に決まった。
10月のその時点ではコロナ感染者の発表はまだ2桁。
それが少しづつ増えて10月末には50人を超えた。いま思えばそれでも50人だったのだ。
11月に入って3桁の感染者が出るようになり心配で手術を見合わせようかと思ったりもしたが、夫は「病院側が何も言ってこないのなら、やった方が良い」と言う。
確かに、手術日まで決まったのだから信頼して任せるしかないのかも。
当日は夫に送迎を頼んだし、翌日の受診とその2日後の受診の際も私の送迎のために仕事の都合を付けてくれたのだし。
感染者が増えて心配ではあるけれど、水曜日には手術に臨む。