日々のつれづれ

日々うららかでありますようにと願ったけれど、平穏な日々は続かない。
穏やかな老後は訪れるか。

2019-10-19 | 趣味の時間
読んだことがある?と年明けに娘から聞かれた「人間に向いてない」と「庭」
「人間に向いてない」 は3月に読んだが、「庭」を読んだのは先月。小山田浩子さんの作品は「穴」を読んだことがあって、たいした印象に残らなかったせいもある。
「庭」は15の短編から成る短編集だが行替えが少なく読みにくかったし、ちょっと観念的で短編にもかかわらず読むのに時間を要した。

内容紹介文には
それぞれに無限の輝きを放つ、15の小さな場所。待望の短篇集。ふきのとう。ヒヒ。彼岸花。どじょう。葦。鶴。おたまじゃくし。ままならない日々を生きる人間のすぐそばで、虫や草花や動物たちが織り成す、息をのむような不可思議な世界。暮らしの中にある不条理と喜びを鮮やかに捉え、風景が静かに決定的に姿を変える瞬間を克明に描き出す。
とあって、不条理小説の秀作と評価している人も多い。

身近にありそうで、でも何だか理解できない世界。
きっと好きな人は好きなのだろうし、短編だから感じる不可思議もあるのだろう。
でも、私はもっと不可思議を掘り下げてくれたらいいのにと思った。
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台風19号

2019-10-13 | Weblog
まれに見る巨大台風と注意喚起された19号は各地に大きな被害をもたらした。
私の娘も横浜に住んでいるので12日は落ち着かなかった。
1000ミリ近い降水量があるかもしれないと言うが、1000ミリの雨ってどの程度なのか想像も出来ない。そんなに降ったら近くにある川も氾濫するのではないか。
子供もいるので避難が必要なら早めに避難するだろうとは思うけれど、様子が分からないので不安だ。
台風に加えて千葉では地震もあったとの速報が流れ、落ち着かないのでlineした。暫くして今のところは心配ないとの返信があった。
明けて今日、lineで無事が確認できた。避難もしなかったし、川の氾濫も無かったと知って一安心した。

千曲川の氾濫を知ったのはそのあと。
先月の千葉の台風被害の復旧も済まないうちに次の災害だ。
被害に遭った人たちの失意を思うと何ともやりきれない。



実は12日の朝、孫のUちゃんからlineが来た。

おばあちゃん、台風大丈夫?気を付けてね!

こちらも台風の影響はありそうな報道はされていたが、北上に従って勢力は弱くなる。
横浜の方が心配なのに 気を付けてね と言ってくれるUちゃんの優しさに触れた日でもあった。

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退職を決意した日

2019-10-07 | 夫と子供と孫のこと
契約社員となって数年が過ぎた夫は、これまで一年契約で雇用が更新されてきた。
けれど今年、雇用契約が終了する8月で辞めたいと申し出たのだが、「もう少し手伝ってほしい」という社長の言葉に3ケ月延長することを決めた。
これまで いよいよ辞めるかな と何度思った事だろう。
何年か前に夫のやっていた仕事を引き継ぐために新規に採用した人が2人いて、書類作成や申請事務はそのうちの1人がやっているのだが、もう1人は仕事を覚えて辞めてしまった。
結局辞められないままここまで来た。

求人広告を出したところすぐに応募者があり9月24日から出社している。
書類作成や申請事務は引継ぎを終えているので、今回は引継ぎと言っても長くはかからない。
夫は復調したが、先月体調を崩したこともあってちょうど良いと思ったらしい。11月を待たずに、引継ぎを終えたら退職するようだ。


コメント (8)
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