日々のつれづれ

日々うららかでありますようにと願ったけれど、平穏な日々は続かない。
穏やかな老後は訪れるか。

52ヘルツのクジラたち

2023-01-29 | 趣味の時間
連日の雪かきで本当にヘトヘトになった。
朝、夫と二人で雪を除けて夫を仕事に送り出す。朝食を食べて朝の家事を終わらせて再び雪かきに出る。降雪が多いときは午後からも雪を除ける。
金曜日には疲れ果てて胃の調子も悪い感じ。
その日の献立は考えていたが、土・日は夫は居ない。
土曜か日曜にはスーパーへ行かなきゃと思っていたけれど、この体調では車の運転もしたくない。
金曜日、帰宅した夫が「じゃあスーパーに行くか」と言ってくれたので、週末は何もしないで体を休めることにした。


土曜日、夫が出かけたあとに手にしたのは町田その子さんの「52ヘルツのクジラたち」
  
2021年の本屋大賞を受賞して話題になったので図書館に予約して、ようやく手にすることが出来た一冊だ。

明日の天気を訊くような軽い感じで、風俗やってたの? と言われた。
この冒頭の一行で、読みやすそうで良いかもと思った。

町田さんの本はこれで4冊目になるが、生きづらさを抱えた人たちの話が多い。
「52ヘルツのクジラたち」も、自分の人生を家族に搾取されてきた女性が田舎に引っ越ししてきたところから始まる。大事なものを失ってこの地に来た彼女が、母に虐待され言葉が出なくなった少年と出会う。
誰も少年を助けてくれなかった。
少年にとって初めて安心感を与えてくれた彼女は「寂しくて死にそうな時に、52ヘルツを聴く」と言って、少年にもプレイヤーのその声を聴かせてくれた。
他の仲間と周波数の合わないクジラの声だ。
世界で1番孤独だと言われている52ヘルツのクジラ。

色々なことがあったけれど、自分を助けてくれた人のことを思う。
今度は自分がそのクジラの声をきっと聴いてみせる と彼女は思う。
自分が助けてあげられたら良いな、と思う。


生きるって辛いことだなと思うけれど、その辛さが人を優しくするのかもしれない。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

息子宅を訪問して

2023-01-21 | 夫と子供と孫のこと
息子たちが家を新築すると聞いたのは昨年の何月だったか。
9月に上棟し、完成したのは12月。クリスマス前に入居した。
見に来てほしいと言われて、18日は息子の家を訪問する予定になっていた。

天気予報では雪が降りそうだったが、当日は晴れ😄 
大型スーパーの開店を待って買い物をして、9時半ころに高速に乗った。
天気も良いし融雪剤を散布してあるので走りやすく、途中でトイレ休憩をしても11時頃には着くだろう。

降りる予定のICの、ひとつ前で降りたのはコンビニに寄りたかったからで、その後は一般道を走行。ナビに導かれて曲がった先で案内は終わったが、それらしき家はないので息子に電話した。
どうもナビが曲がる方向を間違えたらしい(汗)
逆方向に行ったのではないかと言われて戻ることにした。ナビの案内通りに来たのに・・・
戻って少し走ると、心配して様子を見に出たのか息子家族が家の前にいるのが見えた。

入口ドアはスマートキーで居間には暖房エアコンを設置。
キッチンは対面で、壁側は腰の位置まで収納になっていて使い勝手が良さそう。

ちょうど設備機器や建築資材の高騰で 面積は小さくなったというが、快適に住めそうだ。

家の中を案内してもらって、お昼を食べて、HちゃんKちゃんと一緒に少し外を歩いて、滞在時間は4時間弱。
濃密な、楽しい時間を過ごすことが出来た。

でも楽しい時間の後には心寂しい時間が来る。仕方がないのだろうな。2,3日気落ちした後は、また日常が戻ってくるのだから。



コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023-01-17 | Weblog
当市では今朝は今シーズン一番の冷え込みになり、氷点下9.6度だったらしい。
16日から17日にかけての降雪も30センチになったという。
昨日は午前と午後と雪かきをした。
今朝も積雪状態で、やっぱり雪かきをした。
寒いので軽い雪とは言え、連日の雪かきは体に堪える。

当市では年間に500センチくらいの降雪があるのだが、まだ200センチに達していない。
まだまだ雪と格闘しなければならないんだね・・・

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嬉しい時間

2023-01-08 | 夫と子供と孫のこと
飛行機のチケットも高いし混雑しているので、娘家族はお正月には来ない。
息子家族も、今年も来ないだろうと思っていたので年末に孫へのお年玉を書留で送った。

息子家族が「行く」と言ってきたのは1月4日。天気が良さそうな、6日土曜日に来ると言うが 今回は泊まらない と。
当日は11時頃に我が家に着いた。
3年前に来たときは4歳だったKちゃんは小学校に入学した。学校は楽しいと言う。
小学校3年生だったHちゃんは6年生だ。春には中学生になる。
大きくなって私の身長を抜いた。


今回のコロナ禍で、いつ会えなくなるか分からないと痛感した。
私たちもいつまで元気でいられるか分からない。話しておきたい事があった。
孫たちの写真を見たりもしたので、話したいことを全て話せたわけではないけれど、時間があっても全てを伝えることは無理だったかもしれないと思う。これからの事を話すのは難しい。

11時から17時までの滞在だったけれど、本当にうれしい時間を過ごすことが出来た。
離れて暮らす子供たち。
あと何回会うことが出来るだろうかと思う。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする