日々のつれづれ

日々うららかでありますようにと願ったけれど、平穏な日々は続かない。
穏やかな老後は訪れるか。

ウイルスによる自粛

2020-02-27 | 趣味の時間
毎日毎日、新聞もテレビも新型コロナウイルスのことばかり。
北海道観光からタイに帰国した夫婦の感染が分かったという記事が今朝の地方紙に載っていた。
昨日発表されたのは、北海道全域で小中学校を一週間くらい休校にする。
働いてる親は大変だけど、この判断は良かったのかも。

一月、二月と参加しているサークルを休んでいる私。三月からは行こうかと思っていたけれど、このウイルス騒ぎで迷っていた。休もうと決心したのはその報道を読んだからだ。これで自粛する人が多く出れば少しは抑制効果が出るかもしれない。

ところで旅行に使おうと思っていた解約金が残っていたので、私たちは4月中旬に旅行の計画を立てていた。以前から今度行くなら沖縄の島めぐりと思っていたのだが、折よく(と、その時は思った)那覇から出港して宮古島、台湾と巡るクルーズがあり、それに申し込んでいた。そこへこのウイルス騒動だ。
ダイヤモンドプリンセスの一件もありキャンセルを考えたが、キャンセル料が発生するギリギリまで様子を見ることにした。
日本の発生状況を考えると、あるいは寄港を認められないのではないかという思いもあった。

船会社のホームページで、13日には予定通り運航するとの情報が発信されていた。
そして25日、私たちが参加する予定だったクルーズの催行中止が発表された。
沖縄諸島を巡るプランは催行されるようだが、台湾に寄港するプランは、台湾側から寄港を認められなかったらしい。

しかし先が見通せないこの状況は、いつまで続くのだろう。

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COVID19

2020-02-20 | Weblog
当市でも、ついに発症者が出た。最初の患者は武漢からの旅行者で、回復したのちに帰国した。
2例目は50代の男性で症状は軽くは無いようだ。これが14日の事。
3例目は19日。札幌市内に住む単身赴任中の会社員で、基礎疾患はなく、症状は重くないという。 そして、同日に渡島管内で4例目の患者が出た。
3人の患者に接触はなく、渡航歴もなく、感染経路は不明。
もう、どこで感染するか分からない。
自衛策としては手洗い・うがいの徹底しかない。
移動の際の交通機関の利用程度では心配ないと言うけれど、どうなんだろう。

明日私は総合病院の受診日なのでJRに乗って行く。病院入り口にはアルコール消毒剤が置いてあるので、もちろんそれを使う。
でも検査時には順番待ちの人で混み合っている。診察を待っている間も混み合っている。どちらも一時間以上の待ち時間がある。万が一近くに感染者がいたら濃厚接触になるんじゃないの?
いたずらに心配しても仕方がないとは思うけれど、やっぱり気にはなる。

気温が上がってくれば、春になれば、先が見えてくるのではないかと思っていたけれど、こんな状態ではどうなんだろう。

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夫のいない日

2020-02-11 | Weblog
節分が過ぎて、暦の上では春になったのに2月3日から真冬日が続いている。
特に寒かったのは9日の日曜日で、最低気温は15度。最高でも氷点下7.7度までしか上がらなかった。
昨年の一番寒い日も2月9日で、終日マイナス2桁の気温だった。
でも昨年の最低気温は氷点下12.5度だったので今年の方が低い。
今日の最高気温は氷点下1度と言っているが、氷点下のまま推移すれば9日連続の真冬日になる。
 
この寒さを避けて・・・という訳ではないが、恒例のゴルフ旅行で夫は8日から鹿児島に行った。
今日の夜遅くに帰宅する予定だが、この4日間のうち除雪しないで済んだのは1日だけ。一番寒い9日だったので私は終日家に引きこもって過ごした。
今日は買い物に行こうと思っていたが、夜半過ぎに除雪車が入った。
朝の家事を済ませて雪かきに出たら1時間くらいして雪が降って来たので、いったん家のなかへ。
午後からも雪を除けなければならないと思ったら、買い物に行くのが面倒になった。
予約していた本が入ったと連絡が入っていたので図書館がやっていれば行っただろうが、生憎今日は休館日。どうせ今日の夕食は私の分だけ。買い物に行かなくても何とかなる。結局4日間、車を動かさずに終わりそうだ。
 
 
先月までは降雪量が少なかったけれど、ここにきて昨年並みの量になった。気温が低く雪が解けないので積雪量は減らない。けれど明日からは急速に気温が上がりそうで、雪解けも進むだろう。
 
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楽園の真下

2020-02-06 | 趣味の時間
コーラルブルーの海に囲まれ、亜熱帯の緑深い海に包まれている「日本でいちばん天国に近い島」志手島。その島で世界最大級のカマキリが発見された。
『びっくりな動物大図鑑』を執筆中のフリーライター・藤間は取材のため、現地へ向かう。
だが、楽園とは別の姿が・・・

最後に行き残るのは誰だ!?
読み始めたらとまらない、サイエンスサスペンス長編

書店で見かけた荻原浩の新作「楽園の真下」の帯の文句に惹かれて、図書館に予約したのは昨年の8月。
週に一度就航している船で渡るしかない絶海の孤島、志手島。
フリーライターの藤間は大型のカマキリを探すのだが、興味を持ったのは人口の割に自殺者が多いという事だった。
カマキリを探すために野生生物センター長の秋村という女性と行動を共にし、ある日島の食堂で闘魚のフライを食べたことから二つの話につながりが見える。

読み始めはそれ程でも無かったのが、と言うか最後に生き残るのは誰だという惹句に何となく先が見えるような気がしたのだけれど、どっこい想像の上を行く展開に家事もせずに読みふけることになった。

実は私、この手のパニック小説は好きだ。
篠田節子の「絹の変容」や「夏の災厄」などのほか、外国作品も興味深く読んだものだ。
「夏の災厄」は、郊外のある地域で致死率が異常に高い感染症が爆発的に広がるという、現在の新型コロナウイルスの感染拡大を彷彿とさせる話だった。

この「楽園の真下」は、決して目新しいテーマではない。後半繰り広げられる死闘もこの手の話にはありがちだが、それでもと言うか、やっぱりと言うか、読み始めたら止まらない。

そしてラストの一行が予感させる未来。


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