今年は年末を感じられず、年賀状の準備も気が乗らず、ようやく取りかかったのが18日。その日に裏面のデザインを決め、翌日に印刷。19日に宛名印刷、連休に添え書きして何とか投函期日に間に合った
今年は夫の姉の連れ合いが亡くなり、夫の親族への年賀は見送る事にした。年賀欠礼の葉書も10件以上あった。
3年前に母親と母親を看ていた長女も一緒に、娘家族との同居を決めた旧友からも年賀欠礼の案内が届いた。
母親が亡くなっていざこざがあったという話は、彼女からの電話で聞いていた。
さて葬儀となって、母親の預金がほとんど残っていないことが判明した。結構な金額の遺族年金を受け取っていたはずなのに、という事で長女と言い争いになった。結局何に使ったかは分からないまま葬儀は小さく行ない、本来なら母親の預金から出せたはずということで、葬儀費用は長女が借入して支払った。
母親を引き取ったあとに友人は再婚していて、相手の男性が「長女が母親のお金を使ってしまったのだから、こちらで負担する事は無い」と言ったそうで、友人も「そうだよね」と思ったのかどうか、それに従ったらしい。
質素なお葬式で親戚にも恥ずかしかったと言う友人。でも、そう思うなら姉妹で相談して費用を出し合う選択もあっただろうに。
孫娘も小学4年生になり、もうおばあちゃん(彼女)がいなくても大丈夫だ。配偶者を得た彼女は、親が亡くなれば娘家族と暮らす理由はもう無い。夫と共に新たに住まいを定めた。
母親と一緒に移り住んだ長女はの一件で彼女と共に暮らす事は難しくなり、関東に住む独身の四女の家に転がり込んだ。
娘家族と同居していた彼女がそこに母親と姉を呼び寄せると聞いた時、母親が亡くなったあと長女はどうするのだろうかと思ったのだが、まさかこんな形での幕引きになるとは考えてもみなかった事であった。