うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

この世界の片隅に

2017年04月05日 | アニメ・コミック・ゲーム

こうの史代 双葉社 (Amazon Kindle版)

映画を見たのが昨年12月の初め頃。その直後にAmazonで、上中下セットで電子版を入手しました。ほぼ同時に「ぴっぴらさん」も入手。会社の子には「楽しみながら読みたいから、電車の中で読んだりしないで、どこかでコーヒー飲みながら、ゆっくり味わうように読みたい」などと話していました。

その直後から身の回りが慌ただしくなり・・といっても、コーヒーぐらい飲む時間はありましたが。それよりも、読み進むうちにだんだんと痛くなってきて、特に下巻の「20年6月」ごろから先はちょっと・・。

先日SNSで友人が「(映画を)上演していたので今頃になって観た。原作も読んでみたい」と書いていたので、これをきっかけに再読、ようやく読了しました。

映画版も時代考証には徹底的にこだわっていますが(監督のブログあり)、そもそも原作者のこうのさんが当時のことを相当調べあげて書いたのですね。映画のほうですが、当時を知る年配の方々からも「あの頃を思い出す」とお墨付きをいただいていたようです。戦国時代など、うんと古い時代設定の場合、作者のファンタジーを受容しやすい(誰も本当のことは知らない)。ですが、写真や動画の残っている時代というのは、その辺が難しいという気がします。

SNSの友人のTLにもコメントしましたが、僕の祖母は戦時中の話をすることを嫌っていました。戦艦大和のプラモデルを買ってもらい、喜んでいたら、苦々しそうな顔をしていたことを思い出します。やはり実際に困窮や恐怖を経験した人は、同じものを見ても受け止め方が違うのかもしれません。笑い事じゃないんだよ、ということでしょうか。

とはいえ、我々がこうして、作品を通じてかつての人たちの苦労を忍ぶことも、我々なりに意義のある事だとは思うし、先ほどの祖母と交流した経験を含め、続く世代の人たちにつないで行くことも大切なことでしょう。

映画ですが、このまま興行成績がよければ、30分拡大版を上映する可能性もあるとのこと。

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おじさん

2016年09月21日 | アニメ・コミック・ゲーム

自分のことじゃなくて・・って、いや別に呼ばれたらもちろん否定はしませんけど。。そういや、うまれてはじめておじさん、って言われたのは29のとき、ちょうど母親とマンションのモデルルームを見にいったときだったな。そこに来ていた、どこかの子供が急に話しかけてきて「おじさ~ん、みてえ、ほら、カエル!」と言ってくる。ほんとだ、カエルだねえ、と答えたら、その子はつい、とどこかに行ってしまった。なんだったのだろう、あれは。

なんとなく読んでいる本に飽きてきて、久しぶりに「ヨコハマ~」を読みかえしてみたのでした。

おじさんがアルファさんを泣かしちゃう場面ですね。。

この物語では、アルファさんは非常にセンチメンタルなのですが、おじさんや小海石先生も、それに通じるものを持っていて、それがこの物語を親密でしっとりとした印象にしているところがある。おじさんはアルファさんの気持ちが、時に痛いほどわかるんだけど、二人でいるときは人生の先輩らしく、あまりそういう面を見せないですよね。。(一人を語るにはまだ若すぎる」なんて言うエピソードもありました)。

おじさんは先生には多少弱みを見せます。若いころは子分みたいな存在だったみたいだし。何十年という付き合いなのでしょうね。その間に彼らや、彼らの周りの人たちや、世界は何を経験したことやら。

海に行くアルファさんとココネさんに車を貸して、おじさんは留守番。昔をおもいだして、なんか懐かしい感じ、と思うんだけど・。

という、この気持が、しみじみとわかる年代に、僕もなったわけですね。。

ほんとうに、時のながれるのははやいものです。

 

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メモ ヨコハマ買い出し紀行

2016年01月30日 | アニメ・コミック・ゲーム

この漫画の連載が始まったのは20年も前のことだが、今でも人気があるようだ。独特の世界観に対する、解釈を巡って様々な議論があるようで、そのあたりから作品にはまり込んでしまう人も多いらしい。

僕はこの作品、リアルタイムでは全く知らなかった。最初に「ヨコハマ-」のことを知った時期ははっきり覚えている。
ニュースでまもなく「あべのハルカス」がオープンする、と報道されていた、数年前の夏のことだ。

ニュースではこれまで最も高いビルはヨコハマのランドマークタワーだった、と報じていた。ランドマークタワーをウィキで調べたところ、ランドマークが出てくる作品として「ヨコハマ-」が紹介されていた。タブレットを使い始めた頃で、koboで検索して、第1巻を購入した。そこから作品にのめり込むまでに余り時間はかからなかった。

作品の感想というか、思いついたことをメモしておく(基本的に、読んでいること前提ですので、ネタばれ注意)。

  • とてもセンチメンタルなおはなしだ。よく言われるのは、人類が衰退の方向に向かっている(ように思われる。人口が減少しつつあり、インフラや科学技術の継承も難しくなっている)設定なのに、不思議と人々は明るく長閑に暮らしているように描かれている、ということ。
    温暖化が進み、植物などの生育は良いようで食べるに困っていないらしい。今の過疎集落が全国に広がったような感じだ。

  • かつての住宅地などが、草に覆われ自然に還りつつある、と言う風景が良く描かれている。そうした風景が、何となく心地よく感じられるというのが、自分でも不思議に感じられるのだ。よく、廃墟を訪ねるのが趣味という人がいるが・・。

  • 登場人物達は、社会がしだいに衰えていくことにはなんの感想も抱いていないように思える。すこし不自然な感じもするが。。

    その代わりというか、ロボットであるはずのアルファさんは、時としてとても感傷的だ。
  • アルファさんは、タカヒロ(や、マッキ)の成長過程を、少し過剰に思えるくらい、いとおしむ・・。

    少しずつ背丈が伸びていき、やがてアルファさんを追い越すことにも、アルファさんは寂しさを感じるらしい。
    カフェで居眠りをしているマッキに、タカヒロを投影して「早いなあ、早すぎるよ・・」と涙を流す。

  • 「みんなの船」というタイトルのエピソードがある。
    このタイトルは、初めてマッキと出会ったアルファさんが、彼女に語りかけた言葉に由来する。

    ロボットであるアルファさんは、タカヒロたちとは時間の流れ方が違う。
    アルファさんは、人類にくらべずっと寿命が長い?のか、いつまでも若い姿で活動できるらしい。

    タカヒロやマッキは「同じ船」に乗って、人生を流れに乗っていく。アルファさんは、それを「岸から見ているだけかも知れない」という。

  • かつては自分にすがりついていた子供達は、やがて成長して手を離れていく。
    それは自然なことだが、ともに同じ時代を生きてきたはずの大人達も、しだいにアルファさんの目の前から姿を消していくというのは、たしかに残酷なことなのかも知れない。

    人は不老長寿を願うが、それが実現したとして、本当に幸せをもたらしてくれるものなのか。
    最終回で、アルファさんが横浜に行く途上、草むしたガソリンスタンドや医院が描かれていたのを見つけたときは、ちょっとショックだった・。

  • 作者の芦菜野氏は僕とは同世代だ。同じ時代をくぐり抜けて来た氏が、(高度成長からバブル経済、そしてその後に訪れた長くてゆったりした時代をくぐり抜けて来たもの同士として)、このような作品世界を作り上げたことに、特別な感慨を覚える。
    なにも限界集落云々まで行かないまでも、郊外の街がシャッター街と化していることすら、僕等の子供の頃にはなかったのだ。

    僕自身は特別なマニアでもなんでもない。ただタブレットに保存された「ヨコハマ-」を、ときおり読み返しては、その世界に浸っている・・。

 

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総員玉砕せよ!

2015年12月19日 | アニメ・コミック・ゲーム

水木しげる 講談社文庫

先月亡くなった水木しげる氏の、戦争をテーマとした長編。

ニュースが流れた直後に、アマゾンで注文しようとしたが人気第1位、一時的に売り切れの状態だったことは、以前書いた

ようやく今週半ばに届いたので、さっそく読んでみた。

御覧のように、「追悼 水木しげる先生」というたすきがかかっている。著者紹介の欄も、2015年11月逝去とある。ここにきて重版されたらしい。

 

内容については、ウェブで探せばいくらでも出てくるはずだから、ここであらすじを繰り返すことはしない。

水木氏の戦争体験に基づく自伝的漫画であり、あとがきでは『90パーセントは事実です』と本人自ら書かれている。

これに先立ち(本書が店頭で買えなかったので)水木氏の別の戦記物「白い旗」、「水木しげるのラバウル戦記」を読んだ。「白い旗」は、硫黄島や大和特攻などのエピソードを集めた短編。

『ラバウル戦記』は絵物語みたいな構成だが、『玉砕せよ!』より自伝に近い。

『玉砕せよ!』は、主人公丸山(水木氏の分身と思われる)が中心の物語だが、将校たちの視線からの描写もある。

 たとえば軍医は、玉砕命令に異を唱え、最後は自決する。中隊長達も、無駄な死に対して結構抗議をしている。玉砕戦について、兵士の心が統一されていないと、若い支隊長をいさめる場面もある。軍全体が、単に狂気一色に駆られていたのではなく、厳しい現実を目の前に、理性と狂気が錯綜しながら対処していたのだろうな・・、という感想を持った。

現実の世界はどこもそうなのだろう。本書でもたしかにめちゃくちゃな上官が初年兵をいびりまくるシーンが多く出てくるし、僕等はそれをステレオタイプの描写として片付けてしまいがちだ。しかし現実には、靴を無くした丸山に、自分の靴を与える軍曹もいる。

そんなことを考えるのは、今の自分には兵たちの辛さが、本当の実感として伝わってこないからだ。

彼らの境遇はあまりにも過酷だ。

女達も、兵も、上官達も。

だから無意識のうちに、自分とつながれる所を探そうとするのだろうと思う。

最初の「ピー屋」のシーンから最後の玉砕のシーンまで、通奏低音として流れる「女郎の歌」は

 わたしはくるわに散る花よ

 ひるはしおれて夜に咲く

 いやなお客もきらはれず

 鬼の主人のきげんとり

 わたしはなんで このような

 つらいつとめを せにゃならぬ

 これもぜひない 親のため

 

という、哀切きわまる歌詞。冒頭のシーンではこれを、「慰安婦」たちと兵たちが合唱する。

 

玉砕前、兵たちはこれを、

 いやな敵さんもきらはれず

 鬼の古兵のきげんとり・・

 これもぜひない 国のため 

と、言いかえてみんなでうたう。そして、

「女郎の方がなんぼかましだぜ」

「ほんとだ」

などと言葉を交わす。

こんな滅茶苦茶な世界を、実感できました、などと言える程、僕には想像力がない。

ただ、前回『ラバウル戦記』を読んだときもそうだったが、読後しばらくの間、兵たちのことが体の中に残っている。

彼らは僕に何かを訴えようとしているらしい・。言葉ではなく。

 

『ラバウル』と、『玉砕せよ』で水木氏が語っている言葉(解説を含む)をいくつか引用して、終わりにしよう。

「人間の生き死にほど不平等なものはない・・。人間は本来、“平等”が好きで、運のある人が不運になったりすると、みな安心したりする。・・どうも自然とか運命というやつは平等ではないようだ。どうしてそんなバカなことがあるのだろう、と五十年間考えてきたが、頭が悪いせいか、未だに結論が出ない。」

「私、戦後二十年くらいは他人に同情しなかったんですよ。戦争で死んだ人間がいちばんかわいそうだと思っていましたからね。ワハハ」

「ぼくは戦記物をかくとわけのわからない怒りがこみ上げてきて仕方がない。たぶん戦死者の霊がそうさせるのではないかと思う。」

このマンガを、銀座の旧三愛ビルのカフェで読んだ。

隣ではイタリア人らしい若い男二人が、延々と何かしゃべっている。よく話題が尽きないもんだと思うくらい、延々しゃべっている。

もうすぐ、戦後70年の年が終わってしまう。この機会になるべく、その頃の本を読もうとしていたけど、そろそろ。。

でもまあ、来年もまた色々と探して読むと思うけどね。

さて、ちょっと重い話題だったので、少し息抜きを・。

今日はSWの公開日でしたね。有楽町に出現したR2

なんかの宣伝らしいのだが、よくわからなかった。

 

 

 

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樹村みのり 「見送りの後で」

2015年11月18日 | アニメ・コミック・ゲーム

朝日新聞出版社 2008年 Kindle版を購入

 

 週末に知人から言われた言葉が、いつまでたっても引っかかっている。

なんだか理不尽だな、と思う一方、この種をまいたのは自分なんだろうな、とも思えてくる。

そんな自分自身とつきあうのも、いい加減疲れてくるが・・。もうずいぶんと長いよね。

 

まあ、しかたがない。

11月なのに奇妙に暖かい中、今日は久し振りに友人とお気に入りの店に行き、、海外の土産話などを聞く。

これでちょっともやもやを飛ばす・・。

帰りの電車で、twitterを見ていたら、陸奥A子(むかしの少女漫画家)の選集が出た、というつぶやきが・・。

そういや、はるか昔に、花の24年組とか、読んだことあったよな。あ、10年ちょっと前、樹村みのりの単行本を六本木のABCで見つけて、喜んで買ったりしたな。

などと連想が次々と飛んでいく。オフィスに戻って「樹村みのり」を検索。電子版が出ているのを見つけた。つい、ぽちっと。

 

樹村さんを知っている人は少ないだろうな・・。初めて読んだのは「ジョーン・Bの夏」で、東京三世社から出ていた、「少年少女SFマンガ競作大全集」に掲載(初出はプチフラワーだそう)されていたものだ。どこか翻訳文学のようなムードを持った、文字通り異色の作品で、高校生だったのでとても強い印象を受けた。ただ、他の作品を読めるようになったのはそれから20年以上あとのことだ。(う~ん、今日はちょっと話がまにあっくですね)。

樹村さんは人の心の内面に深く入り込むような、独特の作品世界を持っている。画風はこの時代の人としてはとてもクールで近代的な印象だ。ただ、今見ると個性という点では、割と控えめな絵なのかな。いりぬきが少なく、白っぽくて平板な印象を与えるあたりが、心理学の講義のような客観性を連想させる。

実を言うと、タイトルになっている「見送りの後で」はまだ読んでいない。主題が重くて、ちょっと読むのがしんどそうだ・・。

今回いちばん印象的だったのは、「柿の木のある風景」だ。

戦後しばらくして、両親が建てた家の、隣の大きな家に住む広瀬さんと、主人公の家との交流の物語だ。

広瀬さんは、戦前には事業に成功して羽振りが良く、大きな家を残したが、その後は決して順調とは言えない境遇をたどっていく。たんに運命だけともいえず、家系の人達には人聞きがよいとはいえない癖や生活を送る人もいる。主人公の家では、紳士服店を営む父のもと、子供達(娘さん4人はたいへんだったでしょうねえ・・)も順調にそだち、まずは幸せな生活を営んできた。

最後の方で大人になった主人公が独白する。

「一時期わたしは わたしの家族がこの場所で一つずつ手にしていったものは 広瀬さんの家では少しずつ失われていったものかも知れない-と考えたことがあった

けれど年月が過ぎ去ってみると 多少のデコボコは大きな違いには思えなくなった 大人も子供も 今日より明日がより良い日であることを信じて日々を送っていたあの頃

どちらの家族も懸命に生きたのだった・・・」

家族や親戚、ご近所とのふれあいが、長い時間のスパンの中でたんたんと描かれている。こういう漫画は男性には書けないし、若い人にも無理だろう。読んでいくうちに僕自身が主人公(わたし=樹村さん?)の遠縁であるような気分になってくる。日本中、どこの家でも、こんなかんじなのかもしれません。

樹村さんの視点は常に暖かく、どんな人生であっても等しく愛情を注いでいるように思える。まあ、実際に泣きはしないのですが、ちょっとほろっと来る作品でした。

 

 

 

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オバケのQ太郎

2015年07月27日 | アニメ・コミック・ゲーム

「村上さんのところ」が発売されたのと同じ24日、こちらも発売になったとのことだ。

おばQ音頭の話を、会社の子としながら、ウェブを見て気がついた。おばQはいろいろな事情から長い間漫画やアニメがリリースされることがなかった。ので、ドラえもんなどに比べると、親しんだ世代がより狭い。会社の子も全然知らなくて、かろうじて小池さんはキャラクターとしては知っている程度のようだ。

原作は1964年に少年サンデーに連載されたそうで、それを目にした少年たちはそろそろ還暦とかになるのかな。僕はサンデー掲載の漫画は見ていない。ただし、小学館の学習雑誌で読んだかも知れない。

はっきり覚えているのは、コロコロコミックという雑誌に再掲された初回のおばQだ。今回買った1巻冒頭のストーリーだ。

このときは藤子A氏だと思うけど、おばQ誕生当時のエピソードを描いた書き下ろしストーリーが掲載されていた。小田急線での通勤途中で着想した、という話だった。

アニメは1965年から67年まで放映されていたのが初回だそうだ。これはかろうじて記憶がある。おばQが歩くと、ぷぽ、ぷぽ、という効果音が鳴っていたような記憶があるのだが、定かではない。1971年の新おばQのことははっきり覚えている。この年は春に帰ってきたウルトラマンが春から始まり、初代仮面ライダーもやっていて、なかなか賑やかな時代だった・。

wikipediaでは3回目のアニメがあったという記載があるが、こちらの方は僕は全く知らない。

ドラえもんも第1回のときは、ずいぶんまるまるとした姿だったが、今回のおばQも、最初は毛が3本ではないし、胴体も長くて、どちらかというと、後に出てくるお父さん、お母さんにちかい感じだ。連載数回目から、今思い浮かぶような2頭身のおばQになってくる。ただ、それにしてもこの頃の漫画って、なんと言ったらいいのか、かなりおおらかでしたね・・。

今回の復刊は第1弾で、以後毎月少しずつ刊行されていくらしい。

20年ぐらい前に、銀行の営業の方からもらった貯金箱。こんかい久し振りに取り出してみた。洗剤で洗ったけど、だいぶ黄ばんできているみたいだ。

おばQって、幼なじみの子みたいというか、なんだか他人という感じがしないんだよね・・。

 

 

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ねこあつめ

2015年07月06日 | アニメ・コミック・ゲーム

めったにゲームはしないのですが、先日SNSで、知人がとりあげていたのをみて・。

会社の子によると、去年くらいから流行していたそうです。

なんでも、(日本語でしか対応していのに)海外からのダウンロードが増えているとか。

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ムーミンハウス

2015年03月17日 | アニメ・コミック・ゲーム

ムーミンハウスを作ってみようと思い立った。

何処かに適当な市販品がないかと探したが、品薄で、あってもかなり高いものが多い。

簡単に自作できれば、と思うが。

ネットで検索するが、作例は思ったより少ない。こちらはとても参考になるが、ここまで作るのは大変そう。

でも、とりあえず内装は考えずに、習作としてまとめてみることに。

素材としてチップスターの空き箱を用意した。これも岡田氏の作例にならって。

参考になる外観図もネットで探すが、画像ごとに窓の配置、数などが違っている。最新の映画も、プロポーションからして違っている。

この辺もてきとうに。

さて、宣言しちゃったからには作らねば・。

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ダニエル・キイス氏死去

2014年06月20日 | アニメ・コミック・ゲーム

「イラ写」の件があったので、そちらを優先したが、一昨日はこの件を取り上げるつもりだった。
毎日新聞の記事より

ダニエル・キイスさん 86歳(作家)日本の出版社に入った連絡によると、15日、肺炎のためフロリダ州の自宅で死去。                        

 米ニューヨーク市生まれ。雑誌編集者、高校教師などを経て作家になった。1959年に発表した小説「ア ルジャーノンに花束を」は世界的なベストセラーとなり、映画化もされた。日本でも78年に翻訳され、ベストセラーになったほか、舞台やテレビドラマにもな り、親しまれた。他に「五番目のサリー」「24人のビリー・ミリガン」などがある。

「アルジャーノンに花束を」は20年ほど前に、職場の子から借りて読んだ。ちょうど今ぐらいの時期だったけど、読み始めたら止まらなくなって、夜遅くまでかかって読んだ。何となく、初夏の夜の生暖かい雰囲気とよく調和していた気がしたのを覚えている。

あの頃の職場は同世代の人たち同士、妙に仲が良くて、誰かが本を持ってくるとそれをみんなで読み回したりしていた。手塚治虫の「アドルフに告ぐ」なんて、1巻ずつ、みんなで夢中で読んで、まるで昨日見たテレビドラマを語るみたいにみんなで話をした。楽しかったな。

「アルジャーノンに花束」は全員では読まなかったかな?一番仲の良かった子と話していて、おすすめの本として貸してもらったのだと思う。野口悠紀雄氏曰く、この作品は原語で読まないと価値が半減する、のだそうだが、日本語訳もとてもいい。日本語はひらがなをならべて幼児語風に演出したりできるので、ストーリーの彫りがより深く感じられる。原語がどういう表現になっているのか知らないので、あれだが。

また読んでみたいと思い、アマゾンで検索したが、現行版は表紙が変わっている。以前の版(ハードカバー)は、おおやちきのとても緻密な花の絵が使われているのが印象的だった。

おおやちきさんは、一部のファンの間では伝説の漫画家と言われているらしい。僕はたしか雑誌「ぱふ」で特集されていたのを読んで名前を知ったのだと思う。「絵独楽」という画集も持っていた(古本屋で見つけて買った)。高校生くらいの頃だ。少女漫画的文法で描かれた絵だが、そのクオリティがとてつもなく高い感じがした。内容はほとんど覚えていないけど。

昨日は用があって秋葉原の街を歩いたけど、そこここで見かける萌え萌えの少女イラストを見ると40年近く前のおおやちきさんのイラストとは質的に遠く及ばない感じがするな。

いつのまにかおおやさんの話になってしまった。キイス氏のご冥福をお祈りします。

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ぺそぎんぬいぐるみ

2013年11月10日 | アニメ・コミック・ゲーム

ぺそぎんぬいぐるみは数年前に販売終了になったと、公式サイトのアナウンスがあった。ので、あきらめていたが、流通在庫はあちこちにあるようだ。ので、注文してみた。
Img_6058
もう10年くらい前からぺそぎんファンだが、リラックマほどは大きくブレイクしていないね。
ウェブやブログなどに生息している。
スマホの壁紙はずいぶん前からぺそぎんだ。
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お茶碗を持つぺそぎん。お菓子も受け取れる。
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まくらを抱えるぺそぎん。
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はーとぺそぎん。
ブログパーツも色々あるが、ブログ人の初心者向けサービスでは適用できないようだ。
以前はYahoo!ウィジェットにもサービスが供給されていた。僕のPCにぺそぎん時計を入れてある。会社の子も見て興味を示したので、インストールしてあげようとしたら別のバージョンがあったのでそれにした。僕のは同じところでくるくる回ったりするが、新しいのはウィンドウを水平方向に移動して、散歩したり、くしゃみをしたり、フライパンで何か焼いていたりする。
Img_4798
掃除をしている。もっと面白いポーズがあったが、写真を撮っておくんだったな。

Yahooはウィジェット供給をやめてしまったし、XPのサポート終了に伴い、僕のPCに棲んでるぺそぎんも消える運命にある。会社の子のアカウントはまだ残っているが、このまま消えてしまうことだろう。

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スマートさん

2013年11月07日 | アニメ・コミック・ゲーム

スマートさんで検索すると、ドラマの主人公が出てくるようだが、こちらは都営地下鉄の駅で見られるポスターだ。
Dsc_0250
マナーポスターである。東京メトロもよく工夫を凝らしたマナーポスターを毎月掲示しているが、都営地下鉄の方はそれに比べると地味だ。スマートさんは今年出たキャラクターだが、昨年は同様の絵柄で、トレンチコートにソフト帽の男性が描かれていた。

とても手慣れた画風で、さいきんの萌え~みたいな絵とは一線を画す、たしかな技術力を感じる。書いたのは誰か有名な方だろうか?

ただ、この方、メインキャラクターとしてシリーズを支えるにはいささか影が薄い感じがする・・。漫画だったら、主人公の通う学校の先生、とか、そういう脇役的な役柄が似合いそうな感じだ。失礼だが(って、誰に?)若くてかわいいとか、妙齢で凄い美人とか、言う感じでもないしなあ。

と、思ったのだが、なにしろこれはマナーポスターだから、学校の先生みたいな役柄の方が目的にかなうのかも知れない、と考え直した。それにとにかく、毎日見ているとなぜか心に残る。思ったより強いキャラクターなのかも知れない。

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カフェ・アルファなど

2013年10月14日 | アニメ・コミック・ゲーム

カフェ・アルファとは、「ヨコハマ買い出し紀行」に出てくる、喫茶店の名前だ。好きな人はすぐにぴんと来るでしょうし、知らない人は全く知らないと思う。数ヶ月前の僕のように。

同作品が、三浦半島その他の実在の景色に取材した絵作りをしていたので、ファンの間で、このシーンはここのことではないか、と「聖地巡礼」をしているのを、ネット上で見かける。

そこまでファンというわけではないが、作品の雰囲気を味わえるかな、と思い、訪ねてみた。
P1100397
京浜急行に乗るといつも思うが、とても贅沢な路線だと思う。海を見ながら通勤できるなんて。
P1100417
三崎口駅は丘の途中にあり、駅周辺が観光地というわけではない。数分歩くと畑が広がる。
P1100431
コンクリートの道路と、どこまでも続く電柱の列。なるほど、こういう雰囲気なんだと言うことがわかった。
P1100435
畑は内陸部にもあるが、なにか空気が違う。不思議なものだ。
カフェがあるとされるところは、この先にあるそうだが、私有地らしい。雰囲気を味わったので、この辺で満足した。
P1100444
のどかなようだが、今が農繁期らしく、農家の人でいっぱいだった。
P1100464
三浦大根の産地なのだ。
P1100460
「ヨコハマ」の話はまた別の機会に書こう。
P1100468
夕方に来たので、もう日が暮れそうだ。
P1100476
近くの海岸に出て、夕日を見た。
P1100477
富士山が見える。
P1100480
今日は雲が少ないので、よく見えるようだ。
P1100518
小さな浜辺で、ヨットに乗る人や、キャンプする人はいるようだ。
観光地的な施設はほとんどない。
P1100512

P1100530
富士山は家の近くでも見えるが、海はここまで来ないと見られないなあ。
P1100534
ここまではAFで撮れたが、このあと丘の上から撮った写真はAFでは撮れず、MFで撮影した。モニター上で無限遠(表示されているバーの、一番左、山マークのところ)を示して何十枚か撮ったが、後で見たらピントがずれていて全滅した。昔のMFレンズは無限遠以上回らないが、AFレンズは無限遠を超えて回ってしまう。それはわかるが、モニターの表示もずれているとは思わなかった。

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「ちはやふる」電車

2013年08月20日 | アニメ・コミック・ゲーム

・・余りに暑いせいか、大ボケをやらかしてしまった。自分のブログを見返していたら、藤子不二雄展の紹介を二度やっている。写真も同じものを使っているし・・。結構重傷かも。

さて、気を取り直して、旅先で出会った「ちはやふる」電車。
P1100046
フルラッピングの電車はそれほど珍しいものではないが、これは目立つ。
P8160466
原作の漫画自体は知らなかったが、後で調べると、今年アニメにもなった、人気作らしい。
電子書籍は便利で、この後ひょいと買ってみた。ただし、まだ読んでいない。
P8160456
なんだか、相当に派手だ。
P8160457
絵が、窓の部分にまではみ出している。
P8160458
人物の絵は、実際の人よりも大きい。
P8160461
アニメ映画を、スクリーンに投影するようなものか。
P8160462
に、しても、すごい迫力だ。
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ラッピングは室内にまで及ぶ。
P8160472
小倉百人一首の解説も。
P8160473
見ているうちに、これは相当な力作だ、と思えるようになってきた。とにかく、電車をキャンバスにして徹底的に書きまくっている。中途半端な広告ラッピングがみすぼらしく見えてくる・・。

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サンダーバードのペネロープ号

2013年08月06日 | アニメ・コミック・ゲーム

「サンダーバード」に出てくる、ペネロープ号のプラモデルを作った。
通販で注文したのは6月頃だったが、少し手をつけただけで長く制作が中断してしまった。日曜日、ようやく完成した。
P8060250
ピンクのロールスロイスである。まずこのセンスにやられる。今年はピンクのクラウンが出るらしいが、その50年も前に、この車は構想されたのだ(時代設定上はあと50年後に登場の予定だけど)。
P8060244
ロールスロイス社公認だそうだ。ロールス社はフロントのグリル周りと、マスコットをつけることを条件に、名前の使用を許可したらしい。
10年ほど前に作られた実写版では、ロールスではなくフォードになってしまい、がっかりした人も多かったとか。
P8060246
何しろ6輪もある車だから、かなりの大型車だ。全長は7m以上、全幅も、2mは超えると思われ、マイクロバス並みの車体になりそうな気がする。
P8060247
それだけ大きくても、車室は極めて小さい。運転席は前方中央にある。
P8060248
モデルは1/32、エッチングパーツや、アルミモールが付属して現代的。アルミモールは付け方が難しくて、しわになってしまった・・。
P8060241
塗装は田宮のスプレーを使った。これはキャンディのような、今の僕たちが見ると品のいいピンクだが、実際はもう少し彩度が高いようだ。
P8060252
たまにはこんなものを作るのもいいな。

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サンダーバード博に行ってきた。

2013年07月29日 | アニメ・コミック・ゲーム

今月からお台場で開催されいている、サンダーバード博に行ってきた。
サンダーバードは50年近くも前に制作された、人形劇だが、その洗練されたメカや人形のリアルな動き、センシブルなファッションなど、今日まで根強い人気を持つ。相手をやっつける様なヒーローものと違い、災害救助がメインテーマとなるなど、その構想自体が素晴らしい。
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それでも、なぜ今サンダーバードか、というと、今年から有線放送(スーパー!ドラマTV)で完全版が放映中だからだ。
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レディ・ペネロープとパーカー。黒柳徹子さんの声や台詞は、いかにも貴族らしい感じで、この役にぴったりだ。
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1号の発射台。
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左からブレインズ、スコット、バージル。人形の大きさは1/3スケールだそうだ。
計器類、特にメーターなど、やけに大きく感じられることがあるが、本物を使っているのだろう。
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ボタンを押すと、雲が後ろに流れる⇒飛行中の1号のシーンでよく見かける映像になる。あれだけ雲がどんどん流れると、どれほどの速度なのかと思ってしまう・・。
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おそらく1番人気のあると思われる、2号。ものすごい巨体のように思えるのだが・・。
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これはトレイシーさんがイギリスに航空ショーを見に行ったとき、出て来たね。
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これは、ハウスマンさんの飛行機、ではないな・・。ごめん、わかんない。
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これがハウスマンさんの建設機械。手前の無限軌道のついたトラックは、この回以外にも何度か出てくる。
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トレイシー家。プールが動きかけている。
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これも僕にはどの回で出て来たかわからない建設機械。
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5号。3号が接近中。
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3号。
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3号は出演の機会は余り多くなかったが、役割は重要だ。
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FAB-1、ペネロープ号。ピンクのロールスだ。
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6輪の大型車だ。
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実は、この車のプラモデルを6月に買ったのだが、まだ組み立て終わっていない。完成したらそのうちに紹介したい。
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かなり立体的な、複雑な造形だ。
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4号。水中を移動中の図。
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これはアトラクションで使った、消火銃?
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みんなで協力して火を消すのだ・・。こどもは少なくて、みんなおじさん、おばさんたちばかりなのだが、みんな喜んでやっていた。最後にどうなるかは、ネタバレになってはいけないので伏せておきます。
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最後は協賛各社の、PRを兼ねた展示。大手電機メーカーや、メガネの会社などもあった。
日曜日なので、混雑を想像したが、行ったのが閉館近くだったせいか、それほどでもなかった。予想通り、大人の人が多かったなあ。

コメント
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