
画像は本文とは関係ありません。。先月つかいそびれたやつ。
こんなタイトルを付けましたが、実はそんなに興味があるわけでもないんですけどね。。とつくにの大統領就任式など。。
ただ、なにぶん異例づくしの状態が続いていたので、記憶にはとどめておきたいというのはあります。
とりあえずマスコミ(テレビ、新聞、ウェブ)には、ある種の安堵感が漂っています。就任に批判的な声も拾ってきていますが、それらも「多様な意見」の一部という扱いで、異常さは感じられない。
政治の研究者や評論家等、長年米国政治を見てきた人ほど、うんざり感を臆面もなく出している様子が見られて面白い。。こうした人たちほど、6日の議会乱入はひじょうにショッキングな、ものすごく悲しいことと受け止められているようです。裏切られた感、があるのかもしれません。
FBなどのニュースサイト、米系メディア日本版のタイムラインを見ていると、就任式を境に様子が変わってきていることに気が付きます。
それまでトランプ大統領の動向を伝えるニュースが出ると、うわっと「またフェイクニュースだ!」と悪しざまに感情をぶつけるコメントが出ていたのですが、就任式後はすっかり静かになってしまった。コメントそのものがあまり投稿されていない。
たしかにもう、話題の中心は新大統領、新政権の話になっているというのはありますが、それまでちょっと異常な状態だったので、静けさが戻ったような感じが余計します。。
ちょっと試しに、かなり強めの意見を出している方のツイッターを追ってみたのですが、就任式辺りを境にもう気分悪いからテレビもニュースも見ません、などとつぶやいていました。この方、過去をさかのぼると最後まで「希望」を捨てきれなかったようで、いつかきっと奇跡が起こるみたいな、悲痛なつぶやきを繰り返してた。こうした人たちにとっても、今月6日からここまでの出来事には、胸えぐられるような思いをしていたようです。
何が感じられたかというと、この人たち本気だな、と。
実は友人にも、この人たちと正反対の立場の人がいます。就任式はとても嬉しいらしく、昨日は何度も投稿していました。ふだんはよくコメント書き込んだり、いいねつけたりしているのですが、ここのところはちょっとそっとしてあります。。
個人的には何にしてもついていけないし、怖い。ぜんぜん思考回路がちがうように思えるから。
ただ一方、みんな人間なんだからしょうがないかな、とも思う。
負けると悔しいし、興奮すると相手をなじっちゃう。アメリカ人と議論するときは「それはフェアじゃない」というのが効くよ、と教えられたものだが、あの人たち実は本音と建て前すごいから。
というわけで・。とにかく予断をもたずに見守っていきましょう。
嫌だから見ないようにする、というのは良くないと思います。。