
聞いたことがない、という人がほとんどだと思う。僕もかなり昔に、深夜放送で流されていたものを一 度聞いただけだ。まだ覚えているのはそのとき録音していたからだ。いわゆる美声という訳ではないが、独特の歌い方で、詩の内容もどこか短編小説を読ん でいるような、不思議な味のある詩だった。
淡々とした歌い方で、なんだろうな、どこか乾いたようなというか、からっとしたようなというか・・。人に媚びたりしない、しかし心はとても繊細で、自分に正面から向き合っている人のような・・何言ってるかわからないですね。
インターネットに接続して15年近くになる。最初の頃は珍しくて、自分の気になっていたキーワード を次々と打ち込んで検索しまくっていた。良く思い浮かんだのが新保牧代さんのことで、何度も検索したのだけど、全く情報がなかった。その後も折に触れて検索 していたがみつからなかった。それが、ついさっき思い出して検索してみると、いくつかのサイトにヒットした。たとえばここやここ。
ここではなんと中古レコードを売っている(リンク切れする可能性あり)。315円なので、買ってもいいけど、レコードプレーヤ買わないと聞けないな・・。
新保さんはすでに亡くなられているそうだ(前掲リンク参照)。ずっとあきらめていたのに、今になって色んな情報が一気に入ってきて、ちょっとびっくりしている。
わたしは、伊藤薫さん、新保牧代さんたちと歌ったことがあります。
新保牧代さんの野外ライブを聞いたりしました。
火事で燃えてしまいましたが、一枚のレコードを持っていました。
今でも、牧代さんの歌を歌っています。
随分歳をとったけれど、まさか、亡くなられているとは思いませんでした。
家具屋さんに嫁いで、お子さんも何人か生まれて・・・
牧代さん、死んでしまったなんて・・・
でも、情報をありがとうございました。
伊藤さん、新保さんとお友達でいらしたのでしょうか?
私が新保さんのことを知ったのは、偶々深夜放送(吉田拓郎さんのDJ)で聴いた「空白」でした。そのとき、その放送を録音していて、それがとても印象的でテープを繰り返し聴いていました。
それだけの縁(というのかな)ですので、おたまさんのような方の前でこんな文章を書いて、恐縮至極ですが・・。
でも、私にはいまでもあの歌声が心に残っています。
でも、同じ時代に同じ場所で、歌っていたのは確かです。
わたしの記憶も確かではありませんが、千葉に近い方面の
若者たちが集まっていました。
牧代さん、きっと喜んでいますよ。
今でも、歌声を忘れずにいない人がいて。
わたしもとてもショックでしたが、
牧代さんの歌を大切に歌っていきますね。
僕が彼女のことを知ったのは1979年で、その頃は情報も今のように豊富ではありませんでしたので、それ以上詳しいことはわかりませんでした。。
いまこうしてネット時代になり、改めて色々なことを知ることができるのは、幸せなことだと思います。。