うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

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2020年12月17日 | 日記・エッセイ・コラム
知人と(時節柄ラインで)対話していて、ちょうど1年前の木曜日が前職最後の日だった、と言ったら、「前職が懐かしいのか?」と聞かれた。

前職が懐かしいんじゃなくて、前職が終わるころの開放感が懐かしいんだ、と答えたら、なるほど、と納得していた。


僕は続けた。
「あの頃は時間と金があれば、海外でも飲み屋でも自由に行けた・。」

いや、今でも行っちゃいけないことは全くない。
色々気を付ければよいのだが、やはり「気兼ねなく」というわけにはいかない。

実は今日も(久しぶりに夜予定がなにもなかったので)帰りに新宿寄ってCDでも買おうか、と朝考えていたのだが、夕方社を出ると、もう面倒くさくなってしまった。人込みを歩いたり、混んだ電車に乗るのが億劫なのだ。

本当を言うと、知人に書いたことは本心という訳でもない。

確かに1年前の今頃はあれこれ遊び歩いていたが、今は今だ。

去年とは職場もちがうし、そこで取り組んでいることもちがう。
一日の暮らし方もちがってきている。

これから年末どうするか。年賀状買ったり、掃除はするけど、その先は??
今は今の基準で考えないとね。
後ろを振り返る余裕はない。

あえていえば、朝の電車でウィンダム・ヒルの音楽を聴いていると、同じ曲をやはり電車の中で聴いていた、去年の11月下旬ごろを思い出すことがある。もう仕事の引継ぎを始めていた頃で、通いなれた通勤路もなんとなく違う感慨で乗っていた。ひんやりした空気とか、窓越しに毎日眺めていた沿線の風景とか。。

ただ、その季節ももうそろそろ終わって、今年もいよいよ押し詰まってきたねえ。
コメント
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