【 昆布茶の多くは化学調味料入り 】
よく隠し味で「昆布茶を入れます」という方やプロでも推奨される方がいますが 物によっては 化学調味料を入れている事に・・・
昆布の旨味成分は グルタミン酸がメイン。
もちろん それ以外にも様々な成分が入っているのですが際立っているのがグルタミン酸です。
昆布茶と称して販売されている商品を見ると
A社 食塩・砂糖・昆布・デキストリン・調味料(アミノ酸等)
B社 食塩・砂糖・昆布・でん粉・調味料(アミノ酸等)・リン酸塩
昆布茶でも 化学調味料無添加表記の物は・・・
A社 食塩・砂糖・昆布・デキストリン・たん白加水分解物
B社 昆布・食塩・砂糖・澱粉・酵母エキス・デキストリン
C社 食塩・砂糖・昆布粉末・昆布エキス・澱粉分解物・デキストリン
上記の中で
1 調味料(アミノ酸等)
2 たん白加水分解物
3 昆布エキス
この辺は 結局 同類で「化学調味料みたいなもの」です。
つまり「グルタミン酸ナトリウム」 どれも同じような物なのです。
時々昆布茶で舌が痺れるっという方がいらっしゃいますが
元々昆布が持つグルタミン酸に 上記のような成分がプラスされていますので どうしても化学調味料として濃くなりがちです。
ただ 化学調味料系の成分が使用されていない物も 確かにあるようですので昆布茶を購入される時は 必ず裏の原材料を確認してから購入をお勧め致します。
その他 昆布茶を入れない方法を どうしたら良いか?ですが
様々な素材の中でグルタミン酸の豊富な物をいくつか覚えておけば良いでしょう。
トマトやチーズ 緑茶や いわし等ですが
細かく書くとキリが無いので 身近で手に入りやすい食材数種類を覚えておくだけでも楽かもしれません。
またパターンとして 動物性の旨味と植物性の旨味を合わせるっと言うのも美味しく作るポイントなので覚えておくと便利です。
植物性の旨味グルタミン酸 と 動物性の旨味イノシン酸
キノコ類のグアニル酸 ホタテ等のコハク酸は
代表的な旨味成分の例です。
ただ入れ過ぎれば苦味やエグ味もでますので
適宜合わせ 濃すぎないように調整して下さい。
上手に合わせれば その美味しさは相乗効果で
数倍になるとも言われています。
昆布茶は良い物なら上手に使えば とても便利かもしれませんが
よく確認せずに何にでも入れていたら化学調味料を入れていただけだった・・・なんて事になりかねません。
どんな昆布茶か必ずチェックしてから使用しましょう♪
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a seedプロデューサー
現代自然派調理研究家 美食家 Jeff
元々臨床検査会社に勤めていた所から
健康的な食事に興味を持ち
現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や
料理プロデュースをやらせて頂いております。
個人のページでは また違う視点で
いろいろと書かせて頂いております。
現代自然派調理研究室 -A seed- Jeff
https://www.facebook.com/jeffrielau
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