【 大阪の恥ずかしい決定!! 】
まいど!昆布おじさん喜多條です。
「ふりかけ」持ち込み、学校判断に 大阪市の給食食べ残し
橋下徹・大阪市長は市立中学校の給食食べ残し解消策として、「ふりかけ」を持ち込むことを学校判断で許可できるようにした。従来「塩分過多になり好ましくない」としてきた市教育委員会が市長の要望を受けて対応を改めた。「Yahooニュースの引用です。」
僕には孫が3人いますが一番上が、中学一年生の女の子です。上の記事は11月の26日の記事ですが、選挙があったので今日まで載せませんでしたが、大阪人としてとても恥ずかしいことだと僕は思います。
経済的な問題や物理的な問題がいろいろ有るとは、思いますがこの記事を簡単に言えば冷たくて美味しくないお弁当ならば、「ふりかけ」を振りけて食べればいいのだとの、メッセージだと僕は感じました。
僕たちが育った食料のない時代の状況と、全く違います。逆に余った食料を世界で一番廃棄している国になってしまったのです。世の中は自分の健康的な生活のために食べ物を選ぶ「選食」の時代になりつつあるはずです。
食の都・大阪の学校給食が美味しくなくて、生徒たちが食べ残すならば何故もっと美味しい給食にする方法を考えないのでしょうか?自然の「UMAMI」を最大限に利用して、健康的で美味しい給食を次の世代の子供達に提供するべきでしょう!!
決して贅沢なものを食べさせようと、言っているのではありません。安易に「ふりかけ」で食べ残しをなくそうとする考え方に、僕は食べ物に関わる大阪人としてとても恥ずかしく思います。
食べ物は「文化」です。芸能・音楽・美術だけが文化ではないと思います。食べ物は立派な「食文化」です。そして日本の「食文化」の中心は大阪であったし、あるはずだと思い、あり続けたいと信じています。
「ふりかけ」が無くてもお代わりがしたくなるような、給食にする為に僕たち昆布屋が出来ることがあるのではないかと自問自答しています。
写真は、超贅沢な奥村 彪生先生の「天神祭」弁当です。