在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

Vinaioli Naturali a Roma

2013-02-11 22:35:24 | Lazio, Abruzzo, Molise ラツィオ他
自然派ワインの試飲会 ローマにて -ラツィオ州

友人、ティツィアーナがオーガナイズする自然派ワインの試飲会が2日間にわたってローマで行われた。
これで何回目だろうか。最初は人の入りもまあまあ、そんな試飲会があるの~?という程度だったが、今回は、事前にすでにかなりの話題に上がっていた。
そして、ウンブリアから友人が何人か、そして、その友人というひとはシチリアからわざわざ来たほどである。

ティツィアーナが始める前は、ローマでは自然派ワインの試飲会はほとんどなく、数回、細々とやったことがあるだけだったが、今では、この試飲会がすっかり有名になった。
今回は、参加ワイナリーもぐっと増え、約100社近くのワインが出展。
人の入りもすごく、特に土曜日の夕方はものすごい人で、足の踏み場もないくらい。ワインを貰おうにも、人の壁が何重にもわたって出来て、有名どころワイナリーは、近づくのが困難なくらいだった。

2日にわたって、かなり飲んだと思う。
有名どころのワイナリーの写真を何枚か。


ご存知Emidio Pepeの赤。1883年。
2009、2003、2000年が出ていたが、あとで83年を開けるからね~と、あとでこそっと開けた83年。


白は最新ヴィンテージ以外、2004年を開けていた。


Oasi degli Angeliは、今回はKupraのみ。
本当は非売品の白が飲みたかったのだが。


バルベーラで有名なTrinchero。ここのバルベーラは好きなので良く買って飲む。
しかし、面白いのは白。いつもどんなワインなのか楽しみで大好き。


シチリアのFaroを造っているBonavita。シチリアの、重たくて、土臭いイメージとは違うもうすこし軽やかなワイン。期待の星。


ちょっとびっくり。トレンティイーノのPino Nero。
ちょっと地味だが、堅実でとても好感の持てるワイン。


La DistesaのNur。今回じっくり飲みたかった1本。


同じく、じっくり飲みたかった1本がValgiano。

他、2日で100以上は軽く飲んだのだが、なんとなく撮った写真でした。