S.Maddalena Classico 2010 Franz Gojer -アルト・アディジェ州
Barbera d'Asti Asinoi 2011 Carussin ーピエモンテ州
Habemus 2010 San Giovenale Agricola -ラツィオ州
ブラインドでの試飲は本当に何が出てくるかわからない。
イタリアは特にワイン、品種がてんでばらばら状態で、当てようにも本当に苦労する。
今回もさるエノテカのファブリッツィオ氏の協力のもとに、てんでばらばらにワインを出してもらった。
赤3種。

S.Maddalena
このワイナリーは知らない。
新しいワイナリーがどんどん増えると感心。いや、新しくはないのかもしれないが、ちゃんとボトル詰めをするところが増えていると言った方がいいかもしれないし、流通の幅が広がったのかもしれない。
色は透明感のあるルビー色。
若干、曇った香りがある。そしてタンニン、アルコールが上がる。ブルーベリー、酸味を帯びたサクランボ、若干アルコール漬け風でもある。スパイス、コショウ、毛皮風のアニマルの香り、奥には緑の香り、土の香りなどがある。
味はアルコールが割りと強く、口の中で渇きを感じる。酸はまあまあ、意外と少ない。タンニンも意外と少なく、しかし質はまあまあで、若干ほろ苦い。持続性はあまりないのが残念。タンニンがかなり残る。
今回は3人。全員で北、と判断した。ピエモンテではなく、フリウリでもない。となるとトレンティーノ・アルト・アディジェ?テロルデゴ?正解はスキアーヴァとラグレインだったのでした。

Carussin
ルビーとガーネットの中間。爪にはまだ明るい色が残る。
メタル風のキーンとした香りがあり、しばらくして血の香りも混じる。フルーツもあるが、それよりブロンドのタバコや、若干のアニマル、線香の香り、そして、タロッコの香りが鼻につく。割と複雑でよい。
インパクトもいいし、程よいボディ、際立つ酸味があり、タンニンは細く繊細に長く続く。持続性、後味も良い。
これも北と判断。しかし、色が薄かったので、バルベーラだとはちょっと思わず。
ビオでした。

Habemus
色は濃く、まだ赤紫が残るくらい。
ブラックベリーの甘さ、花の香り、バニラ、ベリー系のコンフィ、アルコール漬け、甘いスパイス、パイプタバコ、ミネラル、グラフィティなどに、ほのかなマロングラッセの香りやら、マンゴーの香りやらが混じる。
強さがよく、モダンな感じで、好き嫌いはあるが、複雑でもある。
味のインパクトもよく、ボディがあり、まろやかで、果肉を十分感じる。酸もきれいでタンニンの存在感もあり、持続性がある。
モダンだけどかなりいい、モダン・サンジョヴェーゼでメルローがブレンドされているのかもと思ったら、なんとラツィオのワインでした。はあ・・・ラツィオと来たかぁ、と。このワイナリーも知らない。ラベルは英語が前面に出ている。
品種はグラナッシュ、カリニャーノ、シラーのブレンド。
Barbera d'Asti Asinoi 2011 Carussin ーピエモンテ州
Habemus 2010 San Giovenale Agricola -ラツィオ州
ブラインドでの試飲は本当に何が出てくるかわからない。
イタリアは特にワイン、品種がてんでばらばら状態で、当てようにも本当に苦労する。
今回もさるエノテカのファブリッツィオ氏の協力のもとに、てんでばらばらにワインを出してもらった。
赤3種。

S.Maddalena
このワイナリーは知らない。
新しいワイナリーがどんどん増えると感心。いや、新しくはないのかもしれないが、ちゃんとボトル詰めをするところが増えていると言った方がいいかもしれないし、流通の幅が広がったのかもしれない。
色は透明感のあるルビー色。
若干、曇った香りがある。そしてタンニン、アルコールが上がる。ブルーベリー、酸味を帯びたサクランボ、若干アルコール漬け風でもある。スパイス、コショウ、毛皮風のアニマルの香り、奥には緑の香り、土の香りなどがある。
味はアルコールが割りと強く、口の中で渇きを感じる。酸はまあまあ、意外と少ない。タンニンも意外と少なく、しかし質はまあまあで、若干ほろ苦い。持続性はあまりないのが残念。タンニンがかなり残る。
今回は3人。全員で北、と判断した。ピエモンテではなく、フリウリでもない。となるとトレンティーノ・アルト・アディジェ?テロルデゴ?正解はスキアーヴァとラグレインだったのでした。

Carussin
ルビーとガーネットの中間。爪にはまだ明るい色が残る。
メタル風のキーンとした香りがあり、しばらくして血の香りも混じる。フルーツもあるが、それよりブロンドのタバコや、若干のアニマル、線香の香り、そして、タロッコの香りが鼻につく。割と複雑でよい。
インパクトもいいし、程よいボディ、際立つ酸味があり、タンニンは細く繊細に長く続く。持続性、後味も良い。
これも北と判断。しかし、色が薄かったので、バルベーラだとはちょっと思わず。
ビオでした。

Habemus
色は濃く、まだ赤紫が残るくらい。
ブラックベリーの甘さ、花の香り、バニラ、ベリー系のコンフィ、アルコール漬け、甘いスパイス、パイプタバコ、ミネラル、グラフィティなどに、ほのかなマロングラッセの香りやら、マンゴーの香りやらが混じる。
強さがよく、モダンな感じで、好き嫌いはあるが、複雑でもある。
味のインパクトもよく、ボディがあり、まろやかで、果肉を十分感じる。酸もきれいでタンニンの存在感もあり、持続性がある。
モダンだけどかなりいい、モダン・サンジョヴェーゼでメルローがブレンドされているのかもと思ったら、なんとラツィオのワインでした。はあ・・・ラツィオと来たかぁ、と。このワイナリーも知らない。ラベルは英語が前面に出ている。
品種はグラナッシュ、カリニャーノ、シラーのブレンド。