Vini nel Mondo
ワインのグループにお誘いいただきスポレートまで行ってきた。
ウンブリア州のスポレートは文化的に非常に進んでいる町で、昔から「二つの世界」という名前(Festival dei due mondi)のフェスティバルをやっている。今年も6月の終わりから3週間程度行われ、演劇、コンサート、バレエ、ダンスなど、世界中からいろいろな団体が参加する。
それにちなんでか、ワインのイヴェントの名前はVini nel Mondo。
初めて行ってみたが、そこで、ウンブリア州のワインの友人アレシオに会った。
このフェルティバルは彼の発案で、その後、引き継がれていったとのこと。
アレシオはものすごく気さくな人だが、結構すごい人物だと思っている。
知識豊富、そして、かなりよいワインを扱っている。
ワインを造っているというのは初耳だが、彼が今回持ってきていたワインをいくつか、そして、その他、同じくウンブリアでワインを扱っているおじさん(ごめんなさい)と息が合い、そこでもいくつか試飲をした。
グループで行ったのでゆっくり食事を取り、午後は、アレシオお勧めのフランスワインの試飲会に参加し、全体に飲んだワインの数は少なかったがとてもよい一日になった。
試飲したワインのいくつか。
Avignonesi
Rosso di Montepulciano 2012 ++(+)
Vino Nobile di Montepulciano 2011 +++(+)
Grifi 2010 ++++
アヴィニョネージは老舗ワイナリーで、ワインの勉強を始めたころ、モンテプルチャーノの町にあるワイナリーを訪れ、貯蔵庫を見せてもらって、いくつかワインを試飲した懐かしい思い出がある。そのとき、当時は斬新ワインのひとつだったGrifiの「ハーフボトル」を1本買った。。。
最近はあまり見かけなくなって飲む機会が減り、久々に3種試飲したが、モダンとはいえ、モダン過ぎず、モダンが鼻につくこともなく、非常にきれいにできていて、悪くないね~と思った。某ワイナリーよりかなりいい。
個人的にはNobileの方が好きだが、まだスーパータスカン風が好きな人にはGrifiは受けると思う。ボディもあり、インパクトがよい。
Jucundius 2012 +++(+)
これが、アレシオが造っているというワイン。ラベルの写真を見るとわかるが、ぶどうの木がニレの木に引っ掛かっている。昔はこういう風にしている畑は結構あったというが、さすがに今はなかなか見られない。樹齢120年のぶどうの木が300本、1本につき35キロのぶどうが収穫できるという。それを待ちに待って収穫する。昨年の収穫は11月1日だったそう。これがワインになるとかなり変わったワインになる。色が濃く、ミネラル豊富、しかし、自然派ワインによくある臭い香りはほとんどない。品種はトレッビアーノなので、比較的ニュートラル、落ち着いた感じがよく出ている。ローマでは超有名老舗エノテカレストランRoscioliで飲めるというので是非一度飲んでみて欲しい。
Identita'2011 ++(+)
Duality 2011 +++(+)
フリウリのワイン。アレシオお勧めで、Identita‘は4種のブレンド。Dualityはソーヴィニオン100%。前者でもかなり特殊であるが、後者は非常に特殊。前者でもすでに、ミントやローズマリーなどのハーブの香りがきれいであるが、後者はさらにトマトの葉、タイムやユーカリなどの香りも加わり、まるで菜園かハーブ園にいるかのごときの香り。好き嫌いは分かれると思う。しかし、これもまた面白いワインなので、見かけることがあったら、ぜひ一度は飲んでみてほしい。
こちらのワインはアレシオの解説によるフランスワインの試飲会。
ワインのグループにお誘いいただきスポレートまで行ってきた。
ウンブリア州のスポレートは文化的に非常に進んでいる町で、昔から「二つの世界」という名前(Festival dei due mondi)のフェスティバルをやっている。今年も6月の終わりから3週間程度行われ、演劇、コンサート、バレエ、ダンスなど、世界中からいろいろな団体が参加する。
それにちなんでか、ワインのイヴェントの名前はVini nel Mondo。
初めて行ってみたが、そこで、ウンブリア州のワインの友人アレシオに会った。
このフェルティバルは彼の発案で、その後、引き継がれていったとのこと。
アレシオはものすごく気さくな人だが、結構すごい人物だと思っている。
知識豊富、そして、かなりよいワインを扱っている。
ワインを造っているというのは初耳だが、彼が今回持ってきていたワインをいくつか、そして、その他、同じくウンブリアでワインを扱っているおじさん(ごめんなさい)と息が合い、そこでもいくつか試飲をした。
グループで行ったのでゆっくり食事を取り、午後は、アレシオお勧めのフランスワインの試飲会に参加し、全体に飲んだワインの数は少なかったがとてもよい一日になった。
試飲したワインのいくつか。
Avignonesi
Rosso di Montepulciano 2012 ++(+)
Vino Nobile di Montepulciano 2011 +++(+)
Grifi 2010 ++++
アヴィニョネージは老舗ワイナリーで、ワインの勉強を始めたころ、モンテプルチャーノの町にあるワイナリーを訪れ、貯蔵庫を見せてもらって、いくつかワインを試飲した懐かしい思い出がある。そのとき、当時は斬新ワインのひとつだったGrifiの「ハーフボトル」を1本買った。。。
最近はあまり見かけなくなって飲む機会が減り、久々に3種試飲したが、モダンとはいえ、モダン過ぎず、モダンが鼻につくこともなく、非常にきれいにできていて、悪くないね~と思った。某ワイナリーよりかなりいい。
個人的にはNobileの方が好きだが、まだスーパータスカン風が好きな人にはGrifiは受けると思う。ボディもあり、インパクトがよい。
Jucundius 2012 +++(+)
これが、アレシオが造っているというワイン。ラベルの写真を見るとわかるが、ぶどうの木がニレの木に引っ掛かっている。昔はこういう風にしている畑は結構あったというが、さすがに今はなかなか見られない。樹齢120年のぶどうの木が300本、1本につき35キロのぶどうが収穫できるという。それを待ちに待って収穫する。昨年の収穫は11月1日だったそう。これがワインになるとかなり変わったワインになる。色が濃く、ミネラル豊富、しかし、自然派ワインによくある臭い香りはほとんどない。品種はトレッビアーノなので、比較的ニュートラル、落ち着いた感じがよく出ている。ローマでは超有名老舗エノテカレストランRoscioliで飲めるというので是非一度飲んでみて欲しい。
Identita'2011 ++(+)
Duality 2011 +++(+)
フリウリのワイン。アレシオお勧めで、Identita‘は4種のブレンド。Dualityはソーヴィニオン100%。前者でもかなり特殊であるが、後者は非常に特殊。前者でもすでに、ミントやローズマリーなどのハーブの香りがきれいであるが、後者はさらにトマトの葉、タイムやユーカリなどの香りも加わり、まるで菜園かハーブ園にいるかのごときの香り。好き嫌いは分かれると思う。しかし、これもまた面白いワインなので、見かけることがあったら、ぜひ一度は飲んでみてほしい。
こちらのワインはアレシオの解説によるフランスワインの試飲会。