在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

”コッリオ・ソーヴィニオン・セグレ 2006” カステッロ・ディ・スペッサ

2007-10-19 16:49:27 | Friuli フリウリ
“Collio Sauvignon Segre’ 2006” Castello di Spessa -Friuli
このワイナリーは、良く知らないワイナリーだったが(飲んだことがあるにしても、あまり記憶にかなった)結構印象に残った。
ワインの色は、適当に修正が効くものなのであまりアテにはならないし、一つのインフォメーションとしてしか取らないが、人間は視覚から入ることが普通なので、やはり左右されてしまう。色はそれほど濃くもなく、つまり、普通だったのだが、これだけインパクトが強いワインだとは思わなかった。ただ、20ユーロ以上という値段がちょっと残念。まあ、フリウリのワインは全体にちょっと高めだが。
品種は、当然、ソーヴィニオン。
色は、とてもつやの良い、やや緑がかった感じのある麦わら色。
香りは、最初、ビタミン剤。つまり柑橘系の臭いだが、ちょっと薬がかった感じもある。(でも、決して悪くないので間違えないように。)やや未熟のリンゴ、カリンnesporaなどに加え、緑の香りが強い。香草、タイム、野生のアスパラガスなど。ミネラルもある。
味は、しっかりしたインパクトがある。ボディがすごい。そして口の中で広がりあり。塩味がしっかり、そして、味も持続性もとても良く、後味がとてもきれい。

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