“Frascati Superiore Vigneto Filonardi 2005” Villa Simone -Lazio
ローマの近郊の一番のワイン産地というと、なんと言ってもフラスカーティである。ローマの南東に位置する丘陵地帯で、ワインの名前にもなっている。ワインはと言うと、ぽてっとした瓶、色の薄い、少し発泡が残るような、がぶ飲みできる安酒のイメージがある。このイメージが邪魔して、なかなか高級感が出ないが、それでも少しずつ、良いものが出ている。このワインもフラスカーティであるが、ベースのものではなく、単一畑のものだ。
フラスカーティは、いろいろな品種を混ぜて造る。そこで、品種は、マルヴァジア・デル・ラツィオ、マルヴァジア・ディ・カンディア、トレッビアーノ、グレケットのブレンド。
色は、普通のフラスカーティよりやや濃い目で、光沢がきれい。
香りは、熟した黄桃の香り、花の香りがきれい。香りの強さは良い。そして、やや緑の香りがある。
味は、白にしては結構ボディがあり、アルコールを感じる。酸味がきれいだが、同時にややほろ苦さも広がる。
普通のフラスカーティに比べると、ややはっきりした主張のあるタイプである。
なお、このワイナリーのオーナーは、ローマ市内で酒屋を経営している。バチカンより近い、カブール広場にある「エノテカ・コスタンティーニEnoteca Costantini」で(ちょっと名の知れたレストラン「イル・シンポズィオIl Simposio」も併設している)、ローマにある酒屋の中でも、品揃えがとても良いところの一つである。また、ワイナリーは、ローマ~ナポリの高速のすぐ脇にあり、ナポリからローマに向かうと、ローマに着く少し手前、右側に「Villa Simone」の看板が立っているのが見える。
ローマの近郊の一番のワイン産地というと、なんと言ってもフラスカーティである。ローマの南東に位置する丘陵地帯で、ワインの名前にもなっている。ワインはと言うと、ぽてっとした瓶、色の薄い、少し発泡が残るような、がぶ飲みできる安酒のイメージがある。このイメージが邪魔して、なかなか高級感が出ないが、それでも少しずつ、良いものが出ている。このワインもフラスカーティであるが、ベースのものではなく、単一畑のものだ。
フラスカーティは、いろいろな品種を混ぜて造る。そこで、品種は、マルヴァジア・デル・ラツィオ、マルヴァジア・ディ・カンディア、トレッビアーノ、グレケットのブレンド。
色は、普通のフラスカーティよりやや濃い目で、光沢がきれい。
香りは、熟した黄桃の香り、花の香りがきれい。香りの強さは良い。そして、やや緑の香りがある。
味は、白にしては結構ボディがあり、アルコールを感じる。酸味がきれいだが、同時にややほろ苦さも広がる。
普通のフラスカーティに比べると、ややはっきりした主張のあるタイプである。
なお、このワイナリーのオーナーは、ローマ市内で酒屋を経営している。バチカンより近い、カブール広場にある「エノテカ・コスタンティーニEnoteca Costantini」で(ちょっと名の知れたレストラン「イル・シンポズィオIl Simposio」も併設している)、ローマにある酒屋の中でも、品揃えがとても良いところの一つである。また、ワイナリーは、ローマ~ナポリの高速のすぐ脇にあり、ナポリからローマに向かうと、ローマに着く少し手前、右側に「Villa Simone」の看板が立っているのが見える。