“S. Pietoro” Cetara –Campania
最近人気のアマルフィ海岸の、サレルノから入って比較的近いチェターラの町にある。アマルフィ海岸も奥(先)の方に行こうと思うと、季節はずれなら良いが、夏はそれは大変な渋滞があり、時間が全く読めなくなる。しかし、チェターラあたりまでなら道は比較的広く、そう遠く感じない。
この夏、行ったら、すぐに、この前日本の雑誌の取材があった、とオーナーのフランチェスコ氏が言った。雑誌の名前を覚えていない、と言っていたが、日本の週刊誌の広告で見た7月発売の「T」のようである。(私はまだ見ていない。)
このレストランは、ガルムGarum(またの名をColatura di alici)で有名である。ローマ時代に使われた調味料、魚を発酵させて作った醤油のようなものであり、日本のしょっつるに近いものだと思う。今時、ガルムを使うことはないし、手に入らないし、ガルムの名前を知っているイタリア人も少ない。しかし、このチェターラの町にはガルムを製造販売している店が2軒ほどあり、ガルムを使った料理を出すこのレストランがあり、チェターラと言えば、ガルムではちょっと知られた町になった。
さて、この手のレストランは、メニューを見て決めるのではなく(何度も言っているが、メニューは一度も見たことがない)シェフと話をして決めることになる。ガルムは、麦のスープの味付けに使われたり、その他の料理に香り付けとして使われる。やや魚くさく、かなり塩辛いが、味付け、香り付けにはとても面白い。
昔は、料理は美味しいが、全体に味付けが辛いまた、ややムラがあると思っていたが、ここ数年、非常に良くなっている。
アマルフィの特産、レモンの葉を使った料理などもあり、地元の食材をうまく取り入れている。また、変わったものでは、デザートにナス(野菜のナスである)のチョコレート煮(とでも言うのであろうか。。)があるが、決して奇想天外なメニューではなく、地元で古くからあるデザートだとのことである。ワインも良いものが手頃な値段で揃っていて、安心して飲める。
なお、夏は、外のテラスで食べられ、暑い夜にとても気持ちが良い。しかし、一見レストランの敷地内に見えるテラスは、公共の「通り道」でもあり、食べている人の間を通行人が通っている。こういうところも、いかにもイタリアの田舎らしく面白い。
最近人気のアマルフィ海岸の、サレルノから入って比較的近いチェターラの町にある。アマルフィ海岸も奥(先)の方に行こうと思うと、季節はずれなら良いが、夏はそれは大変な渋滞があり、時間が全く読めなくなる。しかし、チェターラあたりまでなら道は比較的広く、そう遠く感じない。
この夏、行ったら、すぐに、この前日本の雑誌の取材があった、とオーナーのフランチェスコ氏が言った。雑誌の名前を覚えていない、と言っていたが、日本の週刊誌の広告で見た7月発売の「T」のようである。(私はまだ見ていない。)
このレストランは、ガルムGarum(またの名をColatura di alici)で有名である。ローマ時代に使われた調味料、魚を発酵させて作った醤油のようなものであり、日本のしょっつるに近いものだと思う。今時、ガルムを使うことはないし、手に入らないし、ガルムの名前を知っているイタリア人も少ない。しかし、このチェターラの町にはガルムを製造販売している店が2軒ほどあり、ガルムを使った料理を出すこのレストランがあり、チェターラと言えば、ガルムではちょっと知られた町になった。
さて、この手のレストランは、メニューを見て決めるのではなく(何度も言っているが、メニューは一度も見たことがない)シェフと話をして決めることになる。ガルムは、麦のスープの味付けに使われたり、その他の料理に香り付けとして使われる。やや魚くさく、かなり塩辛いが、味付け、香り付けにはとても面白い。
昔は、料理は美味しいが、全体に味付けが辛いまた、ややムラがあると思っていたが、ここ数年、非常に良くなっている。
アマルフィの特産、レモンの葉を使った料理などもあり、地元の食材をうまく取り入れている。また、変わったものでは、デザートにナス(野菜のナスである)のチョコレート煮(とでも言うのであろうか。。)があるが、決して奇想天外なメニューではなく、地元で古くからあるデザートだとのことである。ワインも良いものが手頃な値段で揃っていて、安心して飲める。
なお、夏は、外のテラスで食べられ、暑い夜にとても気持ちが良い。しかし、一見レストランの敷地内に見えるテラスは、公共の「通り道」でもあり、食べている人の間を通行人が通っている。こういうところも、いかにもイタリアの田舎らしく面白い。
ガルムについて、勉強になりました。
うちのお店でも、先月のお料理のソースにガルムを使っていました。魚醤に近いといわれるので、お料理の説明のときにはそのように説明していました。
日本でも、特にうちは田舎ですからガルムを使った料理を出しているところはあまり見たことがありません。
お店では鶏料理にガルムをソースに合わせましたが、肉に魚の香りとは面白いとお客さまもおっしゃって喜んでいらっしゃいました。
また参考にしてお客様にもお話したいと思います!
お元気ですか?
ガルムを使っているのですね。(ちなみにイタリア産?日本産?)
イタリアは、その昔、海のものと山のもの(きのこも含む)は、絶対に一緒にしない、という感じでした。でも、今は、ボンゴレにきのこ、海老とベーコンなど、すっかり一般化しています。
でも、鶏とガルムの組み合わせは、まだイタリア人も気が付いていない組み合わせだと思います!とても良いですね。
これからも頑張ってくださいね。