在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

"キャンティ・ルフィナ・モンテソーディ 2004” カステッロ・ディ・ニポッツァーノ

2007-11-20 01:03:58 | Toscana トスカーナ
“Chianti Rufina Montesodi 2004” Castello di Nipozzano -Toscana
古くからキャンティにあるワイナリーだが、いつの間にか(おそらくもう随分前)フレスコバルディグループに入っている。大手はやっぱりすごいものだ。
さて、キャンティなので、品種は当然サンジョヴェーセ・ベースだが、サンジョヴェーゼ・グロッソ(ブルネッロに使うのと同じ)100%で造っているよう。
色は、どす黒い感じではない、好感の持てるサンジョヴェーゼらしい濃さのルビー色。
香りは、やや酸味が立つので、さくらんぼの一種スミノミザクラ(と言うのだろうか。。visciole)、比較的小さい森の木の実の香りがある。スパイス臭もきれいで、後にチョコが出そうな感じ。香りの変化が心地良い。
味は、やはり酸がきれいで、ワインの骨組みになっている。続いて、塩味が出る。タンニンの質も良く、後味のほろ苦さがきれい。まだもう少し持ちそうな感じのワイン。

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