Brunello と Ross の縦飲み試飲 ブルネッロは5ヴィンテージ ロッソは2ヴィンテージ
この団体がオーガナイズする試飲会は、基本的に会員20ユーロ、非会員22ユーロ。
嬉しいことに、もうだいぶ前から値上がりしていない。
会員になったこともあるが、それほど頻繁に行く訳ではないし、たった2ユーロの差なので、今は非会員のままにしている。
それに、嬉しいことに、予約は会員優先という訳でもなく、公平。
日本なら、こういう時には会員優先〜となるだろう。。。と思う。
さて、この春に、Tenuta Trinoroの試飲会が行われ、とにかく忙しい時期で記事にできていないのだが、何年かの縦のみの試飲が含まれていたのだが、この値段。
(メモが残っているのでそのうち。。。)
たぶん、合計1500ユーロは下らないだろうと思う試飲会だった。
今回も、縦のみ5ヴィンテージを含む、合計7種、たぶん22ユーロにゼロを2つ付けても良いくらいの試飲会。。。
うれしい。うれしい。
さて、試飲はロッソとブルネッロの2種で、ロッソが2ヴィンテージ、ブルネッロが5ヴィンテージ。
すごーく古いヴィンテージはなかったが(と、文句を言ってはいけない)、満足。
まず、ロッソは、2016年と2014年。
ブルネッロは、2013,2012,2011、そして飛んで、2008,2007。
Rosso di Montalcino 2016
非常に素晴らしい。もちろん、ブルネッロではなくロッソなのだが、だからこそ、硬さがなく、それはそれは魅力的。
色も素晴らしく綺麗なのだが、香りも。よく熟したフルーツ(マラスカ)の香りがふくよか、深紅のバラがうっとりするくらい魅力的。
アタックもこれまたうっとり、酸味が全体にエレガントさを加え、洗練されたタンニンがじわっと広がり、フルーツの残る余韻がながーく続く。+++++
Rosso di Montalcino 2014
ご存知、近年では雨が多く、寒く、よくないヴィンテージ。
ブルネッロを少し足している(ブルネッロになるぶどうを、の意味)そう。
細いので、その分エレガントなのだが、香りがやや短い。
熟したフルーツの香りが少なめ、キーナ風の香りが出ていて、2016年の華やかさと比べるとやや暗めの香りのイメージ。
アタックはもちろん良いのだが、すぐにタンニンが出る感じがあり、もちろん繊細なタンニンなのだが、そこに酸味がきりっと、そしてわずかほろ苦さが残る感がある。++++(+)
Brunello di Montalcino 2013
やや甘い感じを含んでいる。スミレ、フルーツのコンフィ、バニラ風、甘いスパイスなど。香りのバランスがとても良い。もちろん、ブルネッロの重厚さを含んでいる。
アタックが非常によく、酸味が綺麗に広がりを見せる。タンニンは、もちろんお見事、余韻が長く続き、当然のごとく満足。+++++(+)
Brunello di Montalcino 2012
がらっと変わって、甘さが少なく、硬い感じが出ている。わずかに緑の香りも含む。フルーツはやや暗めのイメージで、スパイスがより出てきている。
アタックはきれいだが、2013年のインパクトとは違い、酸味がまっすぐ出る感じ。タンニンはやや細めに感じる。じっくり余韻が出てくる感がある。+++++
Brunello di Montalcino 2011
熟成香が出つつある感じがあり、薬の香り、栗の香り、スパイス、革など。
アタックに広がりはあるが、先がつんと尖った感じでもある。タンニンがややほろ苦く、塩味も感じられる。持続性は満足。+++++
Brunello di Montalcino 2008
3年の間隔がある。
カフェ、カカオ、グラフィティ、バルサミコ、スパイスなど。綺麗に熟成香が出ている。
タンニンがだいぶまろやかになっているが、存在感はある。最後に甘さが残る感じが心地よく、全体にダイナミックさを感じる。+++++(+)
Brunello di Montalcino 2007
チョコ。うーん、カカオは好きだ。2008年と比べて、甲乙つけがたい。
まろやか、フィニッシュが長く、心地よく、もうこれ以上は考えずに黙って飲むべし。+++++(+)
これで22ユーロ。。。。感謝、感謝。
ブルネッロのファンなら、サルヴィオーニを知らないようでは、本当のファンとは言えない。
高いが、ワインが好きになるとお金がかかる。
お金を(ある程度)かけることができなければ、ただのワイン好きで終わってしまう。
悲し〜 が、たまには、奮発して、これは絶対に飲んでおくべき、というワインをたまには選んでみよう。
この団体がオーガナイズする試飲会は、基本的に会員20ユーロ、非会員22ユーロ。
嬉しいことに、もうだいぶ前から値上がりしていない。
会員になったこともあるが、それほど頻繁に行く訳ではないし、たった2ユーロの差なので、今は非会員のままにしている。
それに、嬉しいことに、予約は会員優先という訳でもなく、公平。
日本なら、こういう時には会員優先〜となるだろう。。。と思う。
さて、この春に、Tenuta Trinoroの試飲会が行われ、とにかく忙しい時期で記事にできていないのだが、何年かの縦のみの試飲が含まれていたのだが、この値段。
(メモが残っているのでそのうち。。。)
たぶん、合計1500ユーロは下らないだろうと思う試飲会だった。
今回も、縦のみ5ヴィンテージを含む、合計7種、たぶん22ユーロにゼロを2つ付けても良いくらいの試飲会。。。
うれしい。うれしい。
さて、試飲はロッソとブルネッロの2種で、ロッソが2ヴィンテージ、ブルネッロが5ヴィンテージ。
すごーく古いヴィンテージはなかったが(と、文句を言ってはいけない)、満足。
まず、ロッソは、2016年と2014年。
ブルネッロは、2013,2012,2011、そして飛んで、2008,2007。
Rosso di Montalcino 2016
非常に素晴らしい。もちろん、ブルネッロではなくロッソなのだが、だからこそ、硬さがなく、それはそれは魅力的。
色も素晴らしく綺麗なのだが、香りも。よく熟したフルーツ(マラスカ)の香りがふくよか、深紅のバラがうっとりするくらい魅力的。
アタックもこれまたうっとり、酸味が全体にエレガントさを加え、洗練されたタンニンがじわっと広がり、フルーツの残る余韻がながーく続く。+++++
Rosso di Montalcino 2014
ご存知、近年では雨が多く、寒く、よくないヴィンテージ。
ブルネッロを少し足している(ブルネッロになるぶどうを、の意味)そう。
細いので、その分エレガントなのだが、香りがやや短い。
熟したフルーツの香りが少なめ、キーナ風の香りが出ていて、2016年の華やかさと比べるとやや暗めの香りのイメージ。
アタックはもちろん良いのだが、すぐにタンニンが出る感じがあり、もちろん繊細なタンニンなのだが、そこに酸味がきりっと、そしてわずかほろ苦さが残る感がある。++++(+)
Brunello di Montalcino 2013
やや甘い感じを含んでいる。スミレ、フルーツのコンフィ、バニラ風、甘いスパイスなど。香りのバランスがとても良い。もちろん、ブルネッロの重厚さを含んでいる。
アタックが非常によく、酸味が綺麗に広がりを見せる。タンニンは、もちろんお見事、余韻が長く続き、当然のごとく満足。+++++(+)
Brunello di Montalcino 2012
がらっと変わって、甘さが少なく、硬い感じが出ている。わずかに緑の香りも含む。フルーツはやや暗めのイメージで、スパイスがより出てきている。
アタックはきれいだが、2013年のインパクトとは違い、酸味がまっすぐ出る感じ。タンニンはやや細めに感じる。じっくり余韻が出てくる感がある。+++++
Brunello di Montalcino 2011
熟成香が出つつある感じがあり、薬の香り、栗の香り、スパイス、革など。
アタックに広がりはあるが、先がつんと尖った感じでもある。タンニンがややほろ苦く、塩味も感じられる。持続性は満足。+++++
Brunello di Montalcino 2008
3年の間隔がある。
カフェ、カカオ、グラフィティ、バルサミコ、スパイスなど。綺麗に熟成香が出ている。
タンニンがだいぶまろやかになっているが、存在感はある。最後に甘さが残る感じが心地よく、全体にダイナミックさを感じる。+++++(+)
Brunello di Montalcino 2007
チョコ。うーん、カカオは好きだ。2008年と比べて、甲乙つけがたい。
まろやか、フィニッシュが長く、心地よく、もうこれ以上は考えずに黙って飲むべし。+++++(+)
これで22ユーロ。。。。感謝、感謝。
ブルネッロのファンなら、サルヴィオーニを知らないようでは、本当のファンとは言えない。
高いが、ワインが好きになるとお金がかかる。
お金を(ある程度)かけることができなければ、ただのワイン好きで終わってしまう。
悲し〜 が、たまには、奮発して、これは絶対に飲んでおくべき、というワインをたまには選んでみよう。
ラ・チェルバイオーラ サルヴィオーニ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ[2013]【750ml】 | |
ラ チェルバイオーラ | |
ラ・チェルバイオーラ |
ラ・チェルバイオーラ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・サルヴィオーニ[2008]【750ml】 La Cerbaiola Brunello di Montalcino Salvioni | |
リカーショップヒラオカ | |
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