“Burson (etichetta nera) 2001” Tenuta dell’Uccellina –Emilia Romagna(点数7.5)
若いうちは飲めたものではない。
品種はロンガネージ。たぶん、聞いたこともないと思う。エミリア・ロマーニャの一部で見られる土着品種である。
非常に変わったワインである。
とにかくアルコール度が高く、黒ラベルだと14.5度から15度はたやすい。
若いうちは、「ボンバ!(爆弾)」という感じである。
しかし、年とともに、だんだん味わいが出て、土臭さは残るが、全体になじんでくる。
うちに、5年くらいだろうか、置いておいたブルソンを開けてみた。
ブルソンを造っているワイナリーは10数社。
ラベルのデザインは違うが、みんな同じ名前でリリースしている。
品種は当然、ロンガネージ100%で造る。
ロンガネージの名前は、発見主というか、絶滅の危機にあった土着品種を救った救世主であるワイナリー、ロンガネージから来ている。
土地に「あった」ブドウを、1956年、初めて植えたのが始まりということである。
ロンガネージは、放っておくと、どんどん実がなる品種だそうだ。
さて、ブルソンを造るワイナリーで組合を作っている。
イル・バーニャカヴァッロIl Bagnacavalloである。
組合まで作って保護し、同じ名前でリリースし(規定では、IGTのラヴェンナ・ロッソに含まれる)、なかなか凝っている。
しかし、さらに凝っていると思わせるのは、ラベルの色が二つ、つまりブルソンには2種類があることだろう。
黒ラベルと青ラベルがあり、黒の方が、上等。
青ラベルは、飲みやすく(と言っても結構ボンバ!だが)造っていて、40%をカルボニック・マセレーションすること(つまりノヴェッロのような造り方)としている。
黒ラベルの方は、がらっと変わり、50%以上を干すこと、としている。つまりは、アマローネのようなものと言ったらちょっと言い過ぎだが、共通点がある。
今回は、10数種あるブルソン、黒ラベルの中でも、かなり良いという評判のワイナリーのもの。
色は濃いガーネット色。爪はもうオレンジ色がかっている。干していることもあるが、かなり濃い目の色合い。
香りは、どーんと。ちょっと田舎臭さが残る。(しかし、それが良いとも言える。)良く熟したアマレーナ(ブラックチェリー)のコンフィ、チョコ、チョココーティングのサクランボ、干しプルーン、干しブドウ、甘いスパイス、そして、ちょっと土っぽさにアルコール。マデイラっぽさも出始めている。
味もインパクトがドーン。とにかく、強烈なボディ、アルコールで、わずかに残るタンニンと酸とアルコールで、舌がピリッとくる感じがある。後味にチョコと黒いフルーツのコンフィが残る。
リリースされて間もないブルソンを、結構飲んだことがあるのでわかるが、これでずいぶんまろやかになったものだと思う。やはり、かなりたってからの方がおいしい。なーんて、今回は、日本では飲めない(と思う)ワインでした。。
若いうちは飲めたものではない。
品種はロンガネージ。たぶん、聞いたこともないと思う。エミリア・ロマーニャの一部で見られる土着品種である。
非常に変わったワインである。
とにかくアルコール度が高く、黒ラベルだと14.5度から15度はたやすい。
若いうちは、「ボンバ!(爆弾)」という感じである。
しかし、年とともに、だんだん味わいが出て、土臭さは残るが、全体になじんでくる。
うちに、5年くらいだろうか、置いておいたブルソンを開けてみた。
ブルソンを造っているワイナリーは10数社。
ラベルのデザインは違うが、みんな同じ名前でリリースしている。
品種は当然、ロンガネージ100%で造る。
ロンガネージの名前は、発見主というか、絶滅の危機にあった土着品種を救った救世主であるワイナリー、ロンガネージから来ている。
土地に「あった」ブドウを、1956年、初めて植えたのが始まりということである。
ロンガネージは、放っておくと、どんどん実がなる品種だそうだ。
さて、ブルソンを造るワイナリーで組合を作っている。
イル・バーニャカヴァッロIl Bagnacavalloである。
組合まで作って保護し、同じ名前でリリースし(規定では、IGTのラヴェンナ・ロッソに含まれる)、なかなか凝っている。
しかし、さらに凝っていると思わせるのは、ラベルの色が二つ、つまりブルソンには2種類があることだろう。
黒ラベルと青ラベルがあり、黒の方が、上等。
青ラベルは、飲みやすく(と言っても結構ボンバ!だが)造っていて、40%をカルボニック・マセレーションすること(つまりノヴェッロのような造り方)としている。
黒ラベルの方は、がらっと変わり、50%以上を干すこと、としている。つまりは、アマローネのようなものと言ったらちょっと言い過ぎだが、共通点がある。
今回は、10数種あるブルソン、黒ラベルの中でも、かなり良いという評判のワイナリーのもの。
色は濃いガーネット色。爪はもうオレンジ色がかっている。干していることもあるが、かなり濃い目の色合い。
香りは、どーんと。ちょっと田舎臭さが残る。(しかし、それが良いとも言える。)良く熟したアマレーナ(ブラックチェリー)のコンフィ、チョコ、チョココーティングのサクランボ、干しプルーン、干しブドウ、甘いスパイス、そして、ちょっと土っぽさにアルコール。マデイラっぽさも出始めている。
味もインパクトがドーン。とにかく、強烈なボディ、アルコールで、わずかに残るタンニンと酸とアルコールで、舌がピリッとくる感じがある。後味にチョコと黒いフルーツのコンフィが残る。
リリースされて間もないブルソンを、結構飲んだことがあるのでわかるが、これでずいぶんまろやかになったものだと思う。やはり、かなりたってからの方がおいしい。なーんて、今回は、日本では飲めない(と思う)ワインでした。。
イタリアワインの面白いところが
ブドウ品種の種類が多いことであり、
反対にそれがフランスワインを飲まれる方なんかは、
わからない、難しいと思われるところですよね。
イタリアワインが好きな人は、それが楽しいんですが・・・。
今週末に、ガイアのバルバレスコ1996飲みます。
久々にワイン仲間と飲むので、楽しみです。
イタリアワインは、早い話、めちゃくちゃですよー。
でも、大丈夫です。
イタリア人でも、地元の人でないと、ブルソンなんてマイナーワインを知りませんから。
バルバレスコ96はいかがでしたか??
感想をぜひお聞かせください。
以前飲んだ時は、97より96のほうが断然よかった、と記憶しています。
うちにまだ89があったような。。。
イタリアまでいらしてくださったら、開けますよー。
あまりにもいい状態だったんで、かすんでしまいました。(笑)
「まだ熟成途中で、もう少ししてからのほうが良かったかも?」
「潜在能力がありすぎて、全開までどれほどかかるやら!」
と一緒に飲んだメンバーからの厳しい意見です。
自分的には、「さすがガイア!うまく作ってるなー!!」
と思っていたんですが・・・。
やっぱり飲むタイミングですね。
まだ早いかもと思いつつ、メンバーの顔を思い浮かべて
頑張ったんですが、ヴィンテージがいいだけに思ったより
開ききってなかったのが、残念でした。
(普通なら充分いい状態ですが、うちのメンバーは、
イタリアワインにかけては、厳しいですから!)
89ですか!いいですね!最高の年ですね!
行こうかな、イタリア!!
イタリアに行こうと思ってから行けるまで、
6年かかりました。
という事は、行けるまであと6年ですから2015年ですね!(笑)
それまで飲まないで下さいよ!(笑)
冗談抜きで、もしイタリアに行くことがありましたら、
その時はよろしくお願いします。
あー、イタリア行きたーい!!
このブルソンを検索してましたら、ここにヒットしました。
先日、日本のトラットリアで、このワイン飲みました。2004でした。
青山のイル・パッチョコーネというお店。
ワイナリから直接買い付けたとのことです。
とてもとても美味しくて。買いたいのですが、日本で普通に売ってないんです。
このブルソン、枯れたかんじや、アマロネのニュアンスがシチリアのラ・カラブレッタに似ていました。
そうですか。2004年を日本で!
今は、2004年は飲みごろだったと思いますよ。
そう、ちょっとラフな感じで、田舎風アマローネという感じが、肩ひじ張らなくてよいと思います。
直接、面白いものを買いつけしているレストランが増えているのですね。嬉しいです。
またよろしくお願いします。