”ネローリ” グッチョーネ

“Neroli” Guccione -Sicilia
パレルモ近く、素晴らしい聖堂で有名なモンレアーレにあるワイナリー。
ボトルにヴィンテージの記載がなかったが、おそらく2005年？
品種はネロ・ダーヴォラ。
色は、青っぽさが残る感じの明るいルビー色。やや透明感があり、つやがあり、魅力的な色。
香りは、熟したフルーツの香りがとてもきれい。若さが出ている。サクランボ、レッドベリー、ブルーベリーなど、小さな森の木の実。花の香りもきれいで、小さなバラの感じ。最初はやや単調な感じかと思うが、とても澄んだ香りで申し分ない。ゆっくりと変化したあとは、甘いスパイス、アニマル、カフェ、そして、赤身の肉風の香りも出てくる。
味も若さがあり、結構酸味が出ている。ボディは普通で、シチリアにしてはやや物足りないくらいか。タンニンもさほどきつくないが、最後にほんのり渋みが出てくる感じ後味に残る。また、余韻の酸がきれい。
全体に好感の持てるワイン。

イタリアのスーパーの不思議な値段

イタリアのスーパーは要注意である。
値段を高く払わされることが結構多い。
だから、支払いを終えた後、必ずレシートを見てチェックする必要がある。

イタリアに来たころ、そんなことはするものではないと思っていた。
しかし、スーパーの出口で、しばしつったったままレシートとにらめっこする人がわりといるのに気がついてから、特に急いでいない限り、チェックする習慣がついた。
今日も、かなりの大手スーパーで、ここなら間違いはないだろう、というところで買い物をしたら、２件の間違いが見つかった。
駐車場までいって気がついたので、よっぽど迷ったが、幸い時間があったので荷物を持って引き返した。
その差額、たかが2,50ユーロ程度だが、少額でもお金はお金である。

間違いで一番多いのは、特価の品物の値段が間違っていること。
今なら安いので、まとめて買おっ！なんて、いくつか購入して、正規価格で計算されていることがある。
安くなきゃ、まとめて買わないので、バカみたいである。

次に多いのは、前日で特価が終っている場合。
品物の置いてある棚に「特価」と書いてあれば、購入する人は当然それを信じて買う。
ところが、レシートには正規価格で計算されている。
これはスーパーのミスなので、指摘すれば、幸いちゃんと差額を払い戻してくれる。

スーパーでは働いたことはないが、値段の改定はそんなに大変なことなのだろうか？？？
今時は、コンピューターがこれだけ発達して、そう難しくないような気がするのだが。。

それにしても、数年前までは、毎回間違いがあるほどひどかったので、かなり改善されたと思うが、やはり油断がならないのでした。。。
ちゃんとチェックしましょうね！