44: 『名作歌舞伎全集 第二巻』から「菅原伝授手習鑑」「解説」
『名作歌舞伎全集 第二巻』から
「解説」 140-148
「菅原伝授手習鑑」 149-233
東京創元社
昭和43年
今週はじめから衛星放送では「菅原伝授手習鑑」を通しで放映。
今日木曜最終日で、「寺子屋」
火曜日より『名作歌舞伎全集 第二巻』から「菅原伝授手習鑑」「解説」を読み始め、水曜日読了。
歌舞伎ではほとんど演じられないであろう「大序」や「大内の場」
「菅原伝授手習鑑」の各段はそれぞれに人気のあるものが多く、わたしとしても好きな演目が多い。
今回 テレビの「菅原伝授手習鑑」通し狂言を見、『名作歌舞伎全集』の歌舞伎では演じられることがほとんどない「菅原伝授手習鑑 大序・大内の場」などを読むことによって、流れを飲み込むことができた。
面白いのは「賀の祝」
本書を読むことにより、間違った解釈を正すことができた。
好きな演目という意識が高かったので、これはありがたいと素直に喜ぶ。
時々『名作歌舞伎全集』を開け、役者さんの言い回しを乗せてテレビを見てみた。
それで気がついたことがいくつかあるが、此所では省略。
たいへん楽しい。
同じ演目でも文楽と歌舞伎とでは脚本が違うだろう。
わたしは文楽はほとんど知らないが、違いを見つけるのも楽しいかもしれない。