乱鳥の書きなぐり

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『ガジアンテップ考古学博物館 』  (モザイク博物館 トルコ)  

2009-03-15 | 美術・文様・展示物

        

 

 以前から何度か紹介させていただいている、トルコのモザイク博物館。

 正式には『ガジアンテップ考古学博物館  Gaziantep Arkeoloji Muzesi』 と言う。

 トルコにおけるモザイク博物館としては、『ガジアンテップ考古学博物館 』と『アンタクヤ考古学博物館』がある。

 ネムルートから一時間半くらいに位置するキャフタという町に三連泊していた私たち。

 仕事の夫をホテルに残して息子と二人、長距離バスで一時間半の『ガジアンテップ考古学博物館 』に向かう。

 二〇〇七年にイランのモザイクの館跡を見てからというもの 私はモザイクがとても好き^^

  

 『ガジアンテップ考古学博物館 』はローマ時代のモザイク画が多く展示されている。

  写真上の顔のモザイクは、この博物館の象徴的存在。

『ジプシーの少女』という。

 私はこのモザイクが見たくて、隣町に出向いた。

 ユーフラテス川畔のゼウグマ遺跡のモザイク画とされている。

 

 モザイク画は数多く、貴族の館の床を飾っていたものも展示されていた。

 こういったモザイクの館はトルコに限らず、前出のイランでは、館跡そのものを見ることができたのは幸運である。

 

 モザイクの絵柄はいろいろなものがある。

 中にはギリシャ神話を題材としたものもあり、目を楽しませる。

 

『ガジアンテップ考古学博物館』にはモザイク画の他に、石像や石棺、コインなども展示されている。

 今回は写真の二枚目に紹介した。

 他にも遺跡跡から出土した石像などは、以前にも写真を載せさせていただいたと記憶している。

 

 イランの『アーネギーブ博物館(ガラス博物館)』も好きだが、トルコの『ガジアンテップ考古学博物館 (モザイク博物館)』も好きだ。

 私は美術館や博物館にいると、劇場にいるのと同じくらいに心が安らぐので、常々行きたいという思いは強い。

 外国においても条件が合えば 美術館や博物館や劇場などに向かうことが多い。

 イランやトルコでは、両手では数えられないほども美術館や博物館に行ったのだが、二年をさかのぼって今もなお 記録できずにいる。

 芸術方面の鑑賞の好きな私としては、少しずつでも、記録を更新したいと考えているのだが、思うように事が運ばないジレンマに陥っている。

 今、楽しいことが多すぎるのかも知れない。

 

 以前にも書いたかも知れないが、『ガジアンテップ考古学博物館 』の向かい側には小さなサンドイッチ屋がある。

 お世辞にも こぎれいとは言い難い。

 また、観光客は珍しいらしく、大歓迎を受ける。

 トルコはアジア人に冷たい目線を投げかけることも多いので、この町の歓迎は嬉しい。

 近所のサッカー少年たちも集まってきて、トルコ人たちが食べるサンドイッチをほおばる私たちを見て、不思議そうな顔をする。

 観光客はこういった店で食事をしないという。

 この店は観光客値段をつけて、ぼらない。

 トルコの味を食べさせるのが、ありがたい。

 サンドイッチ、一つがワンコイン(1リラ/90円くらい)だが、ピリ辛できわめて美味い。

 ちなみにイスタンブールの有名鯖サンドは4リラ(90円×4)

 トルコそのもののワンコインのサンドイッチを食べてからモザイクを見ると、心は驚くばかりに満たされる事、間違いなし。

 おすすめの博物館であり、おすすめの味である。

 

 

 

 以前に記録した

  『ガジアンテップ考古学博物館 』の

               モザイク画の写真 ↓

http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/802a71df1327423807c57d733281131b 


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