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日記
「流星に捧げる」
劇場への招待・知人会
山田ta一作
木村光一演出
風*杜* 根gisi季衣 山*学
楽しめ度 ★★★★☆
面白く、楽しめる作品。
シリアスな仲にも笑いがあり、適度な重厚さも感じられて、楽しいひと時を送ることができました。
車椅子で大きな館に住む孤独な老人。
インターネットへの、一言の書き込みから、老人宅に複数の接点のない若人が集う。
キーワードは『車椅子の一人暮らしの老人』『動かない風見鶏』。
彼らは老人を軸に話に広がりを見せる。
現実離れした展開から人間愛への発展は、一時的にとはいえ、見る側を幸せにしてくれる。
安部公房の『友達』との類似性を否定しうることはできないが、作者特有の明るさはこの作品を大衆に楽しませることに成功しているといえよう。
各個の役者の特性を上手く引き出した作品であった。