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『てんやわんや』
9★/10
監督:渋谷実
原作:獅子文六
脚本:斎藤良輔 荒田正男
出演:佐野周二 淡島千景 桂木洋子 志村喬 藤原釜足 薄田研二
1950年
松竹
97分
モノクロ
敗戦後の世相を鋭く、ユーモラスに批判した風刺喜劇。 宝塚歌劇団出身である淡島千景の映画デビュー作(ブルーリボン賞主演女優賞) 気の弱い会社員・犬丸順吉は、ある日、社長の紹介状を渡され四国行きを命ぜられる。不審に思いながらも順吉は四国へ渡るが、なんと、そこでは四国独立運動が起こっていた・・・。
先日見た映画の原作『女の一生』と同様、十代前半で読んだ『てんやわんや』を映画で見る。
昔の映画って喜劇仕立ててこんな風に世の中をあらわせる映画が多かったんだねと感心する。
その土地の風習などもてんこもりで、少し民俗学に興味のあるわたしには息つく暇もない。
この映画は面白かったし、世の中や人びとや地域の表し方が好きだったな。
わたしは生まれるずいぶん前の映画なんだけど、現在にも通じる部分があって、はっとさせられたよ。
名前は知らないけれど、うまい役者さんたちがいっぱいだったよ☆
きゃははは は
ホントに『てんやわんや』だったよ…
この映画は好きだな☆
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