乱鳥の書きなぐり

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お茶専門店 (桂林と賀州)

2007-01-30 | 中国 2006~2019(7回)・台湾・ベトナム

 

 桂林は外国人旅行客用、賀州は中国人用のお茶専門店です。

 

 

      お茶専門店 (桂林と賀州)

 

 五日目、桂林の芦笛岩や象鼻山、七星公園を回った後、お茶専門店へ行く。

 お茶専門店では十人がけのテーブルがあり、色々なカウンターの中ではお茶を入れてくれる。

 店員は流暢は日本語。

 但し茶の入れ方は、早すぎてまずい、或いは長すぎて渋が出ていた。

 

 

 店員はジャスミン茶やプーアール茶、鉄観音茶の他、羅漢糖茶や人参茶を入れてくれた。

 鉄観音茶は美味しかったが、ジャスミン茶はあまり味と匂いがぱっとしない。

 値段を聞いてみると、子どもが買ってきたものの半値の代物。

 質問すると、上役の店員がやってきた。

 

 

「香りがきついのは匂いをつけている。」

とか、

「この茶は最高級の品だ。」

と言い張るが、葉の巻き具合は見栄えがしない。

 

 

 羅漢糖茶にいたっては、甘ったるく、香りもよくない。

『羅漢糖』って『ラカント』として、日本ではダイエット用の甘味料として売られている。

 店員は、

「ダイエットにもよい。」

と言うが、いくらなんでも甘味料を余分に取ることはないだろう・・・と内心反論する。

 

 

 最後に入れてくれた人参茶。これは論外。

 実は高麗人参茶と印字されているが、店員は

「体によい。健康茶だ。」

とだけ告げる。

 

 

 一口飲んでみる・・・

「臭い!まずい!」

 今まで飲ませてもらったジャスミン茶やプーアール茶、鉄観音茶の味が、羅漢糖茶や人参茶の香りのまずさで台無しになる。

 

 

 日本人は高麗人参茶と言うだけで、高級だと感心してはいるが、私は、

『何で中国で・・・』

と言った思いが頭をよぎり、店員に対しての不信が深まる一方。

 第一健康によいといっても、高麗人参茶は高血圧の人間には返って逆効果・・・

 多分ご年配の方々の中には、そういった症状の方もいらっしゃるのではないだろうか・・・

 無責任な商法には少しあきれてしまう。

 

 

 一通りの茶の説明の後は茶菓子のセールストーク。

 芋の粉や緑豆の粉を固めたような菓子はイ○ンのひよこまめのクッキーに似た味で美味しい。

 他にもドライフルーツや、ナッツ類を飴状に練りこんだ菓子はやはりイ○ンの菓子とよく似ている。

 ギャズのようなものは中国では見かけなかったが、よく似た菓子があるものだと感心する。

 

 

 これらの菓子はきっちりときれいに包装され、きれいな飾り箱につめられて、一箱八百円くらいだと言う。

「五個買えば一個おまけします。」

のことばも空しく、店員の熱意にほだされて、ほとんどの方が菓子だけ一箱購入。

 但しお茶は買わない方が多かったようだ。

 

 

 私はこの店では茶を買わずに、この後向かう賀州の町で買うんだ!とかたく決心した。

 

 

 桂林から賀州に行く途中、写真のような看板を見た。

『呴(座?)祖国号召 投身国防事(並?)』と書かれていた。

 

 

 賀州のホテルには早くつく。

 このホテルは二日目にも泊まったが、食事はいたって美味い。

 時間が早いので、私たちは山に向かって歩き始めた。

 交差点は大きく、車やバイクが猛スピードで走っている。

 私たちは中国人の道路横断に合わせて、いっしょに渡った。

 

 

 ホテル付近は色々な店がある。

 お茶専門店を初め、CD店、レストラン、食堂、屋台、露天の果物屋・・・・・・

 ケーキ屋や菓子屋、酒屋、薬屋。

 大型スーパーやコンビにも多く、なんでもそろっている。

 

 

 レストラン、食堂、屋台、にいたっては美味そうな匂いがあたり一面に広がる。

 店の前には冷蔵ガラスケース?に吊り下げられた 羊や豚、鳥や狗のある店も多い。

 狗にいたっては、ミニチュア・ピンシャーを少し大きくしたような形がこんがりと焼かれ、そのまま吊るされていた。

『哀れなるワンちゃん・・・・・・』

 異文化においては食文化も違うとはいえ、形がそのまま吊るされていると、驚きを隠しえない。

 

 

 ローストされた鳥ばかりを吊るした店もある。

 色々な鳥がいっぱいで、名前は判別できない。

 この店は狗よりは安心してみていられる。

 

 

 食堂の入り口には『火鍋料理』と書かれた店も多い。

『賀州の火鍋料理とは何ぞや?』

と少々気にかかる。

 

 

 いずれにしても、多くのどの店も呼び込みが激しい。

 またどの店も中国人の客ばかりがあふれかえっていた。

 その日のホテルは『客家料理』だったが、私たちは中国人に混じって、家族だけでのんびりすることにした。

 

 

 さて、茶の話に戻るとしよう。

 私たちはお茶専門店に向かった。

 

 

 二軒近くに並んだ茶の店。

 私たちは赤ちゃんを背負ったお母さんのいる店を選んだ。

 この店ではジャスミン茶と鉄観音と白茶を選ぶ。

 鉄観音は少し高価だったが、ジャスミン茶においては子どもが買ってきたような高価な香りのよいものではなかった。

 但し昼に観光客全員で行ったお茶専門店よりはかなりいい香りがしている。

 ジャスミン茶も種類が色々で、香りも楽しい。

 

 

 店には日本茶専門店のように並べられた茶と、とっておきの茶があるらしく、鉄観音にいたってはアイスクリームを入れる冷凍庫型の冷蔵庫?から出してこられた。

 葉の巻き方は完璧で、色も美しい。

 但しこれを日本物価に変えると、百グラム三万円位の代物となるな・・・なんて考えると、私って馬鹿だなと思った。

 ふふっ・・・普段使いの玉露は、もっと!ずっと!安いわ・・・・・・

 

 

 お茶専門店の壁には丸く包まれた茶が置かれていた。

 この堂々とした直径18センチくらいの丸を見たとき、お茶専門店に入っていると言った満足感がわいてきた。

 

 

 

 と言うことで・・・・・・

 昼のお茶専門店のように、壁に棚。棚にはお菓子が積まれているようでは、私にとっては調子が悪うございました・・・・・・

 

            すこーん すこーん こめだんご

 


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5 コメント

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Unknown (賀州人)
2008-05-31 17:03:12
這篇說茶葉吧?
返信する
謝謝 (賀州人さま)
2008-05-31 23:50:30

謝謝
我不会中文

始めまして
ご訪問とメッセージをありがとうございます。

中国茶は好きですが、どこの茶がすきといったものはありません。
鉄観音とジャスミン茶は好きです。
観光客相手の店で買うよりも、個人の茶店で買うほうが好きです。

答えになっていますか?ご指導お願いいたします。

これからも宜しくお願いします。
返信する
Unknown (賀州人)
2008-06-09 20:43:12
日本人彬彬有禮 實乃禮儀之邦也

賀州附近一帶因氣候土壤等原因 種植茶葉合適 附近昭平縣既是有名茶葉生產區

以上 有禮 夜露死苦
返信する
謝謝 (賀州人様)
2008-06-10 09:52:19


谢谢留言。

我很感到高兴。

我不懂中文。

在雅虎,找到了翻译检索。↓

http://honyaku.yahoo.co.jp/transtext

在这个,书写。

我喜欢茶。

喜欢中国茶和日本茶。

茉莉茶/铁观世音喜欢是中国。

在日本,喜欢明显球粉茶/煎茶/糙米。

也喜欢中国的糕点。

容纳了芝麻/花生的糕点味道好。

喜欢容纳了杏的果酱的馒头。

日本的糕点没正容纳油脂。

日本的馒头也味道好。


听说把中国茶一回用热水冲走的事了。

到第二次经常地喝中国茶吗?

在日本,从眼最喝。

从賀州人様,这个,||请多关照。

从此也想有意识地介绍日本的文化。

欢迎访问。

谢谢。


メッセージを、ありがとうございます。

私は、とても嬉しいです。

私は、中国語がわかりません。

Yahooで、翻訳検索を 見つけました。

これで、書きます。

私は、茶が好きです。

中国茶も、日本茶も、好きです。

中国では、ジャスミン茶・鉄観音が、好きです。

日本では ・玉露・抹茶・煎茶・玄米茶が好きです。

中国の菓子も、好きです。

胡麻・ピーナツの入った菓子は美味しい。

杏のジャムの入った饅頭も好きです。

日本の菓子には、油が入っていません。

日本の饅頭も、おいしいです。


中国茶は 一度 湯で 流すと聞きました。

中国茶は、普段でも、二度目で、飲むのですか。

日本では、一番目から、飲みます。

賀州人様、これからも宜しくお願いします。

これからは、意識して、日本の文化なども 紹介していきたいと思います。

御訪問を歓迎いたします。

ありがとうございます。
返信する
Unknown (賀州人)
2008-07-07 20:50:42
第一次泡茶的水要倒掉 不喝

隔夜的茶不喝 有礙健康

翻譯器的翻譯誤解甚多 雙方不識彼此語言 溝通難 -_-|||
返信する

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