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2010年度 33
『現代語訳 竹取物語』
川端康成 著
新潮文庫
平成10年年6月1日 発行
P.160 362円(+税)
二月十七日。
テレビ映画でもみようかと思ったが、眠るまでの時間が中途半端なので、薄い文庫本を読む事にする。
今夜は自分の本棚を物色。
先日『竹取物語』(新日本古典文学大系17)を読んだせいか、『現代語訳 竹取物語』が気にかかる。
題名に惹かれて『現代語訳 竹取物語』を選ぶ。
昨日の四冊目は川端康成の『現代語訳 竹取物語』
この本は以前一度だけ読んだ事がある。
言葉が優しいので一気に楽しめる。
語訳部分はもとがいいので楽しい。
解説部分に至っては「七」のように川端康成を顕著にあらわしたところが良い。
川端康成は偉大だが、一面、かわいらしい男性だと思う。
解説で五人の男性に対しての敬語(言葉)使いについて書かれていた。
有名なのかもしれないが、わたしにとっては収穫であった。
短時間で楽しむ事の出来る『現代語訳 竹取物語』は眠る前の一冊としておすすめである。
ただしいくら現代訳とはいえ『竹取物語』を読むと光や豊富な色彩を感じるので、若干目が覚める傾向にある事を付け加えておく。
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