乱鳥の書きなぐり

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早稲田大学蔵 資料影印業書 国書篇 第三十九巻 『仮名草子集』より 「角田川物かたり」上を、絵も含めて書き写しました。

2018-10-29 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等
 写真は 大和川





 早稲田大学蔵 資料影印業書 国書篇 第三十九巻

    『仮名草子集』より 「角田川物かたり」上





 
 「角田川物かたり」上
  
    上一オ 〜 上十八ウ

    281頁 〜 312頁 (早稲田大学蔵 資料影印業書 『仮名草子集』)

 平成六年九月十五日初版



 図書館に数時間ほど閉じこもり、「角田川物かたり」上(上一オ 〜 上十八ウ)を絵も含めて、完読完写。

 書き写し終えたら、利き手が痛かった。

 絵は8ページにも及ぶ。

「角田川物かたり」は上中下に分かれているが、上を読んで感じたことは、ページ数の割に絵が多いということ。

 絵は細かで表情豊かに描かれているが、私は早く読み進めたいがために、クロッキー風にアウトラインを描き、その場をしのいだ。

 だが、大切なところと文字は細かに書き込んだので、今ノートを見てもよくわかると直持参している。

 画には固有名詞が添えられているが、文章が無いのはありがたかった。

 
 なぜこのように手書きで写したかというと、国会図書館から借りて頂いたため、複写ができないため。

 また、自宅には持ち帰ることはできず、近隣の図書館で読まなければならない。

 わたくしは国会図書館と近隣の図書館のご好意により、早稲田大学蔵 資料影印業書 国書篇 第三十九巻を手にすることができ、素晴らしい書だということを知った。


「角田川物かたり」上(上一オ 〜 上十八ウ)は和本にして32頁。

 ノートは一行の行間を開けて写したので、大学ノートにして24頁を使用した。

 
 内容はいたって面白い。

 今月の松竹座で演じられた右團次丈(^^v)の芝居『雙生隅田川』(ふたごすみだがわ)の元本だとされている。

 次を読みたくという気持ちが大きいが、あいにく今日は図書館が休館日。

 なので、近松や江戸時代に描かれた團十郎の脚本を読んで楽しんでいた。


 今日は今から何をしよう。

 とりあえずお夕食や雑用、あとは自分の時間に当てたい。


 

 ご覧くださいまして誠にありがとうございます。


 

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3 コメント

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Unknown (小父さん 乱鳥です)
2018-10-30 09:06:30
j貴重な情報をありがとうございました。
全く知りませんでした。

感謝します^^
返信する
おはようございます。 (小父さん様 乱鳥です。)
2018-10-30 09:04:56
わぁ!そんな番組があったのですね。
残念!知りませんでした。
見たい番組を見逃している場合が多いので、今日から新聞の番組欄を見るようにします^^

リンクをありがとうございます。

海老蔵さん
十月に見て、その成長ぶりに驚きました。

一昼の部の西遊記
 前半に台詞のいい回すが、芝居になっていました。
 後半が少しセルフが乱れ、海老蔵さんらしい口調でしたが、真面目に取り組まれている姿が嬉しく感じました。

二神田恵云々
 頑張ってやっておられました。
三昼の部最後の玉屋清吉(四つ目)
 故勘三郎さんのタップダンス(高坏)を取り入れられ、足のリズムはまだまだ乱れてはいるものの、
 また、この演目では古典歌舞伎の形式美を取り入れ、もとより彼は形(三角)を大きく表現されますので、見ごたえがありました。
四雙生隅田川の出番は比較的少なかったです。
 ここでも台詞の言い回しにかなり気をつけられており、すんなりと見ることができました。
 子供が殺されていたと聞かされた時の表情が少しつけられてないきらいはありましたが、概ね、よかったです。

十月、海老蔵さんは成田屋を背負って立つといった近くの感じられる舞台で、喜ばしいと感じていました。
これなら、成田屋のなをつくのも時間をかければ大丈夫だと感じました。
彼は今一生懸命なのだと感じます。

違う演目というと、
お芝居も放映されていたのでしょうか?
見たかったです。
現代音楽ですか?そういったこともあるかもしれませんね。

玉屋清吉 は新作舞踊で映像を使って盛大な花火が繰り広げられていましたが、つまらない新作歌舞伎と違うとことは、とことん形式美を用いた古典歌舞伎本来の面白さを取り入れられていたところです。

歌舞伎もどんどんと変わっていきますので、一部、そういった音楽が利用されているのかもしれませんね^^

コメントに感謝します。
いつもありがとうございます。

返信する
こんばんは (小父さん)
2018-10-30 00:12:35
タイトルとは違いますが、
NHKプロフェッショナルの流儀で
「宿命を背負い、歌舞伎に生きる 」~歌舞伎俳優・市川海老蔵~ 
      ↓
http://www4.nhk.or.jp/professional/

を拝見しました。
あの好き勝手放題に育った青年が40歳となり
成田屋を背負った宿命、良きパパ、そして磨きあげていく芸の道をぼーっと見とれておりました。

下の 「死ぬまで修業」 文化功労者に片岡仁左衛門さんの動画に通じるものもありましたね。

ある芝居稽古では中村 獅童氏が出てきて「成田屋~!?」と掛け声しておりましたが、市川團十郎家の
格式の高さなのかな?なんて獅童氏と比べてしまいました(笑)

違う演目では現代音楽のようなものも流れていた気がしましたが、このようなことはよくあるんですか?

全く支離滅裂ですが、もう一度観なければと思っています。
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