春日大社「砂ずりの藤」と、桃色の「野生の藤」
初めて春日大社の「砂ずりの藤」を見ました。
昨年楽しんだ万灯籠の時に「砂ずりの藤」の存在を知り、心にあたためていた藤でした。
今回「砂ずりの藤」と万葉植物園の藤は見事なまでの満開ぶり。
心に残る一コマが増えたと喜んでいます。
今年は藤の少し遅れ気味ということで、万葉植物園の藤はもうしばらくの間は見ることができそうです。
一の鳥居と二の鳥居の間の右手芝生の藤棚も五日時点では満開でした。
ここからは写真だけで記録したいと思います。
見て下さいましたら嬉しいです。
砂ずりの藤
巫女さまの頭にも藤
砂ずりの藤と 野生の藤
砂ずりの藤と 野生の藤
砂ずりの藤と 野生の藤
野生の藤
野生の藤
野生の藤
2011年5月5日 奈良 春日大社にて
春日野奈良観光より ▼
春日大社には古くより藤が境内に自生していたようです。又ここを古くから春日大社を信仰していた藤原氏が藤を意識されていたことから、奈良朝時代から藤が大切に取り扱われてきたようです。
春日大社直会殿前には有名なの「砂ずりの藤」があります。美しい藤の花穂が1m以上垂れ下がり地面の砂を擦るほどのびることから、この名前がついています。
この藤の木は樹齢約800年と古く鎌倉時代後期(1309)に書かれた絵巻「春日権現験記(かすがごんげんき)」にもこの場所に藤があったことが書かれています。花の種類はノダフジの変種といわれています。毎年穂の長さが変わるのですが、近年は地面につくほど穂が長く伸びていない気もします。 花の見頃は4月下旬~5月中旬とゴールデンウイークと重なり観光客が多いので、ゆっくり藤鑑賞するには朝早く来るのが良さそうです。
又特別拝観(500円)では春日大社回廊内に入れます。回廊内にある多賀神社にかかる藤を鑑賞することができます。こちらは人が少ないのでゆったりできます
春日大社駐車場すぐ隣の神苑(万葉植物園)では20品種/約200本の藤が栽培されています。拝観料が必要なのですが、白、ピンク、紫の藤が咲き乱れます。早咲き、遅咲きと植えられており長期間楽しめます。
神苑内には藤の園があり、そこはなんともいえない甘い香りが漂います。手入れ行き届き、しかもここは鹿に荒らされる心配もないので、藤の花が綺麗で長持ちするようです。
この時期、藤の楽しみ方はもう一つあります。それは野生の藤です。奈良公園内には野生の藤が数多く存在します。恐らくは鹿が種を食べて消化されずに、糞として出たものがどこかで発芽したと思うのですが、春日奥山原始林、飛火野、手向山八幡宮付近等に藤が点在します。
低い位置の藤は鹿が食べてしまいますので、ある程度の高さからしか生えていません。しかも藤は上へ上へ伸びる性質なので、なかなか下からだと気がつかない事も多いのですが、群生する野生の藤はとても綺麗です。
特に春日奥山に群生する藤は山を覆うように生えています。双眼鏡を使わないと見れないような場所にあるので、注意してないと見つけられないのですが、迫力が違います。ただ、野生の藤は満開の時期がとても短く満開だった次の日に全部散っているなんてよくあることです。今年綺麗だったからと次の年に行ってみると、全然だめだったりととても気まぐれですが、ぜひ一度、野生に生き抜く一瞬の美しさを発見しに散策してはいかがでしょうか。
おつきあい下さいまして、ありがとうございます。
とっても嬉しいです。
うちの近くでも咲いてました。
4月の終りから咲いてましたよ。^±^
しかし、藤のある神社ではありません。
その代わりに、クサフジ、見つけました。^±^
藤の写真がとても美しく、夢の中にいるようです。
青空に、朱塗りの門(?)、そして藤が見事にマッチしていて
素晴らしいです。
巫女さんの髪飾りの藤も、初々しく可愛らしいですね。
それにしても、砂ずりとは面白い名前がついているのですね。
花の形がにているからでしょうか。
野生の藤も、また堂々としていて美しいですね。
藤紫の色と共に、高貴な香りがしてくるような気がいたしました。
今日も、興味深いお話と美しい写真の数々をありがとうございました。
嬉しいコメントを頂戴しありがとうございます。(*^-^*)
とても嬉しいです☆
今日は出かけており、夜遅くに帰ってきました。
返事が遅くなり、ごめんなさ~い☆
藤がきれいでした。(*^.^*)
今年は色々な所で色々な種類の藤を見ることができました。(*^^*)
嬉しい気分です♬
クサフジは鮮やかな色で、ステキですね。(*^D^*)
こちら関西でもいっぱい咲いています。♬
あまりにも目を惹く色なので少し摘んで、一輪挿しにいけたことがあります。(*^^*)
野の花でノビルなどもかわいらしいですね(^^)
pinkyさん、藤は今見頃で美しかったです。(*^-^*)
ただ、カメラ技術が…(^^;;)ほめていただき、ありがとうございます☆励みになります♩(*^^*)
名前の由来は、美しい藤の花穂が1m以上垂れ下がり地面の砂を擦るほどのびることから、この名前がついているそうです。(*^.^*)
ここの藤はおそらく「九尺」という名前が付けられた藤だと思います。
他に「六尺」という藤もあります。こちらは上より花の垂れ下がりが短いです(*^o^*)
野生の藤は思ったよりも大きく長く色が濃く、おまけにピンクで驚きました。@@
白い「麝香(じゃこう)藤」を見ましたが、香がよく優雅な気分を味わいました。(*^^*)
pinkyさん、見て下さいましてありがとうございます☆
いつも暖かなコッメントをいただき、ありがとうございます☆
とても嬉しいです♩
ありがとうございます。(*^.^*)
藤の花も美しいですね。
今年は複数回見る機会に恵まれ、嬉しく感じています。^^
近日中のいろいろな種類の藤を記録できればいいなと考えています。
これからもよろしくお願いします。(*^-^*)