『絵入 好色一代男』 20 巻四 世之介 二十九歳 形見の水櫛 女郎に爪商の事 「上方の傾城町へ。毎年(まいねん)忍びて、売にまかる」と語りぬ、、
『絵入 好色一代男』 四巻
今回から、『絵入 好色一代男』 巻四
世之介 二十八歳を読む。
世之介 二十九歳
形見の水櫛
女郎に爪商の事
世之介 二十九歳
形見の水櫛
女郎に爪商の事
廿九歳の、【女郎に爪商の事】はかなり面白い。
ここだけを読んでも、当時の上方の女郎の様子がおあかしみをもって描かれ、面白い。
特に、芝居の好きな方などは、梅忠やほか多くの演目の台詞の一部を思い出すことであろう。
台詞の内容は違っても、男が花魁の前ですねたりやっかみを言う時に、この内容に近いことを言っている場面が多い事を思い出すであろう。
見にくくて申し訳ございません。
黄色いラインマーカーに注目
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、、、、、、「何のために」と聞けバ「上方の
傾城町へ。毎年(まいねん)忍びて、売にまかる」と語りぬ、、、
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(世之介二十九歳)
思案橋(大坂) : 荒砥屋孫兵衛可心, 天和2[1682]
絵入 好色一代男 井原西鶴
天和二壬戌年陽月中旬
大阪思案橋 孫兵衞可心板
岩波日本古典文学大系
『絵入 好色一代男』 1 巻一 世之介 七歳 「けした所が恋はじめ」「こしもとに心あること」
『絵入 好色一代男』 2 巻一 世之介 八歳 「はづかしながら、文言葉」「おもひは山吹の事」
『絵入 好色一代男』 3 巻一 世之介 九歳 「人にハ見せぬところ」「ぎやうずいよりぬきみ事」 『五月四日』『起上り小法師』
『絵入 好色一代男』 4 巻一 世之介 十歳 「袖の時雨ハかくるが事」「はや念者ぐるひの事」
『絵入 好色一代男』 5 巻一 世之介 十一歳 「たづねてきくなどちぎり」「伏見しもくまちの事」
『絵入 好色一代男』 6 巻一 世之介 十二歳 「ぼんのうの垢かき」「兵庫風呂屋者の事」
『絵入 好色一代男』 7 巻一読了 世之介 十三歳 「わかきは当座はらひ」「八坂茶屋の事」
二巻
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