写真は、2014年 祇園祭 鉾近くにて
「八坂神社」「祇園社」「木瓜紋(もっこうもん)」
先日思わぬ所・思わぬ形で、「八坂神社」「祇園社」「木瓜紋(もっこうもん)」を拝ませていただいた。
「八坂さん、祇園社の文字と木瓜紋」ですねとお尋ねすると、主曰く、我が家の守り神です、と。
おそらく三桁は参拝したであろう八坂さんの文字に、目頭が暑くなる。
京の町では、七月の一ヶ月間は、祇園祭一色である。
八坂神社の池周辺では瓜(マクワウリ)を栽培したという。龍神に奉納したという。
934年に祇園感神院を建立したとされている。
伝承では、逃げてきた牛頭天王がマクワウリ畑に隠れたことで難を逃れた。なんだか、多少スサノオとの類似を思い浮かべる。
一説では、牛頭天王は栽培人に
「瓜畑のお陰で助かった。瓜を珍重するように」
と言ったされている。
牛頭天王は新羅から瀬戸内より備後国(広島県福山市)に渡来し、播摩の牛頭天王は京都の八坂郷の瓜生山に降臨したとされる。
祇園祭期間は、京都人は、きゅうりを食べないとされているが、八坂神社の氏子や祇園祭の山鉾町の人びとである。
鉾町で生まれた私は、物心がつくまでは、七月はきゅうりを食べなかったのであろうか…。引越し後は、祇園祭にきゅうりを食べなかったという記憶はない。
ただし、上にも書いたように、八坂神社の御神紋は胡瓜ではない。
正しくは木瓜である。
五瓜に唐花紋と胡瓜の断面にとは少ししか似てない。
胡瓜の断面が徳川家の葵紋に似ることから、祇園祭には胡瓜を食べないという話を度々聞いたことがあるが、真実は知らない。
徳川光圀曰く、毒多くして能無し。植えるべからず。食べるべからず、と。
徳川を喰うな!という言葉が聞こえてきそうだ。
お付き合いくださいまして、誠にありがとうございます。
「八坂神社」「祇園社」「木瓜紋(もっこうもん)」
先日思わぬ所・思わぬ形で、「八坂神社」「祇園社」「木瓜紋(もっこうもん)」を拝ませていただいた。
「八坂さん、祇園社の文字と木瓜紋」ですねとお尋ねすると、主曰く、我が家の守り神です、と。
おそらく三桁は参拝したであろう八坂さんの文字に、目頭が暑くなる。
京の町では、七月の一ヶ月間は、祇園祭一色である。
八坂神社の池周辺では瓜(マクワウリ)を栽培したという。龍神に奉納したという。
934年に祇園感神院を建立したとされている。
伝承では、逃げてきた牛頭天王がマクワウリ畑に隠れたことで難を逃れた。なんだか、多少スサノオとの類似を思い浮かべる。
一説では、牛頭天王は栽培人に
「瓜畑のお陰で助かった。瓜を珍重するように」
と言ったされている。
牛頭天王は新羅から瀬戸内より備後国(広島県福山市)に渡来し、播摩の牛頭天王は京都の八坂郷の瓜生山に降臨したとされる。
祇園祭期間は、京都人は、きゅうりを食べないとされているが、八坂神社の氏子や祇園祭の山鉾町の人びとである。
鉾町で生まれた私は、物心がつくまでは、七月はきゅうりを食べなかったのであろうか…。引越し後は、祇園祭にきゅうりを食べなかったという記憶はない。
ただし、上にも書いたように、八坂神社の御神紋は胡瓜ではない。
正しくは木瓜である。
五瓜に唐花紋と胡瓜の断面にとは少ししか似てない。
胡瓜の断面が徳川家の葵紋に似ることから、祇園祭には胡瓜を食べないという話を度々聞いたことがあるが、真実は知らない。
徳川光圀曰く、毒多くして能無し。植えるべからず。食べるべからず、と。
徳川を喰うな!という言葉が聞こえてきそうだ。
お付き合いくださいまして、誠にありがとうございます。
恥ずかしいばかりですが、つい去年まで神社の御神紋は、全て三巴だとばっかり思っていましたが、神社によって違うと言う事を知りました。京都、奈良では神社ばかり巡っていましたが。
八坂神社系の神社の氏子はキュウリを食べない話は、福井や新潟で実際にあるそうです。
播磨姫路の廣峯神社の御神紋は、抱き柏だと巫女さんから教えてもらい、京都とは違うと不思議に思ったものです。
私は山鉾巡行は見た事がありませんが、宵山のなんとも風情のある風景がとても好きでした。神輿を回す勇壮な巡行もです。
私はミーハー的な意味(絵巻物が好き)で菅原道眞が好きです。なので、なんとなく、天神関係は梅の文様と知りました。また、春日大社は、母方と同じ下がり藤と意識はしていました。
ただ、御神紋をあまり意識してなかったので、三巴を思い出背ません。御神紋も意識すると思いs路そうだなと感じました。
自閑様は神社を多く回られていらっしゃるのですか。何をどのように見て良いかはあまりワジからないのですが、神社仏閣を回って楽しもうと思います。居心地がいいと、ついつい東大寺の法華堂などで何をするでもなしに一二時間過ごしてしまうので、ダメですね。
キューリのお話、興味深く拝見させていただきました。ありがとうございます。
山鉾巡行は子供の頃は、ちまきを投げてくださいました。幼稚園前の頃、一度、キャッチしたことがあります。
綾傘鉾の棒踊りは、厄払いの意味もあるそうですが、かなり面白い動きをされ、見ごたえがあります。
姪っ子の子が付属小学校の頃、兄弟揃ってお稚児さんをお勤めさせていただきました。姪っ子が一時間ばかり着物を着て、一ヶ月間の子の世話を焼いている姿がTVに映りました。あれれ!姪っ子とばかりに大変面白かったです。
宵山や宵々は京都の頃は度々行きました。
子供の頃は父が鉾町(地元では、ほこまちとは言わず、ほこちょ=ほこちょうと言います。)に連れてくれると、青畳の匂いがぷーんとして気持ちが良かったです。今は青畳に替えるおうちは、しっかいや(呉服屋)でもほとんどありません。知り合いのおうちに行くと、必ずお茶で接待され、屏風やペルシャ絨毯を子供ながらに見ていました。
齢を重ねても、宵山や宵々で裏道を歩き、屏風や調度品を見て回るのが好きです。
神輿を回す勇壮な巡行もお好きなのですね。
海で神輿を回される写真を拝見させていただいたことがあります。一度見て見たいです。
滋賀県長浜の子供歌舞伎の山車も、一度見て見たいと思いながら、未だ叶わずです。
奈良で印象深いのは、法隆寺前で勇ましく走り回る
もの。法隆寺近くの町から出されますが、路地が狭く、90度の曲がり道を通るのも見ごたえがあります。
長文、失礼いたしました。嬉しいコメントをありがとうございます。