乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

橿原神宮   畝傍山、深田池   (5景)奈良県橿原市久米町

2014-06-29 | お出かけ




   橿原神宮

 先日、家族と奈良県立橿原考古学博物館の帰り、橿原神宮に立ち寄る。
 以前に訪れた時と同様、高木の上には鳥の巣が多い。
 おびただしい数の黒鵜(のような鳥)が子育ての真っ最中。
 立った一枚写した鳥の写真は、なんとか写っていた(ラッキー☆)
 

 橿原神宮
 

 橿原神宮の背景には畝傍山
 

 橿原神宮 深田池
 
 
 朝のうちに訪れたいと思わせる程、蓮の葉が広がっている。
 私はイランの バンダレ・アーザーリーにある河口の鳥の楽園を思い出していた。

 深田池を歩くと、鳥が見られる




  Wikipedia  ▼
    橿原神宮
    奈良県橿原市久米町934番地
  
    主祭神 神武天皇
    創建 1890年(明治23年)
    神仏霊場巡拝の道33番(奈良20番)
    例祭 2月11日(紀元祭)

    明治天皇により、1890年(明治23年)4月2日に官幣大社として創建された。




    2014年6月中旬

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6月の庭  (2014年6月 中旬&下旬)   (8景)

2014-06-29 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



 6月中旬
 
 雨画上がったあとに庭に出ると、
 真っ白のガクを広げ、
 雨つゆがころころと遊んでいました^^
 
 花はつぼみ
 真ん中の緑のたまっころの部分に
 規則正しく並んでいます。

 ヤマボウシの白いガクは夜にライトをあてると
 白いお星様が浮かび上がって
 とってもきれいです^^

 
 赤い実も未だ健在
 
 アジサイは咲き始めに比べて、
 色が濃くなっています。 
 地面を見ると、
 おや!
 トキワマンサク&ブラシの木の花びらが…(汗)
 

 そして
 6月下旬
 
 ヤマボウシの花が咲き、
 花粉が白いガクに飛んでいます。
 
 今年もヤマボウシの実がいっぱい生りそうです^^
 
 今年もユリにつぼみがついています。
 私の背の高さくらいになったユリ
 今年は9つもつぼみがついています^^





       2014年 6月中旬&下旬の庭












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『高時』平成16年9月・歌舞伎座 中村橋之助 片岡孝太郎 坂東亀寿 片岡愛之助 坂東彌十郎

2014-06-27 | TVで 歌舞伎・能楽
    
     『続日本絵巻大成19 土蜘蛛草紙・天狗草紙・大江山絵詞 』影印「天狗草紙」「解説」






  『高時』平成16年9月・歌舞伎座 中村橋之助 片岡孝太郎 坂東亀寿 片岡愛之助 坂東彌十郎

 今月三回目の『高時』
 見る度に橋之助さんの見得がカッコいいと思う、歌舞伎『高時』
 くちびるの弾き方まで向かって左(山)を強調され、向かって左くちびるをゆがめて下げられるかっこよさ。
 今月は歌舞伎集で『高時』(二度目)も読んだ事だし^^v
『高時』の台詞も随分と覚えた事だし^^

            芝居って、たのしいなぁ~~~~☆




本編尺:51分
製作年:2004年
出演:中村橋之助 片岡孝太郎 坂東亀寿 片岡愛之助 坂東彌十郎

鎌倉幕府の執権北条高時は、犬を偏愛し、田楽舞にうつつを抜かしている。ある日、老婆に襲いかかった犬を殺した浪人を死罪にするようにと高時が命じるが、秋田入道が今日は二代目執権義時の忌日であると訴えると、その処罰を諦める。そして高時は、愛妾衣笠の舞を眺めて気を紛らわすが、ここへ大勢の田楽法師たちが現れて、舞い踊るうちに高時に襲いかかる…。「活歴物」(史実に基づき時代考証による扮装・演出に重きをおいた時代物)ながら幻想的な展開となり、驕った傲慢な高時を天がこらしめるという寓意が興味深い作品。橋之助の高時に、孝太郎の衣笠、愛之助の大佛陸奥守、彌十郎の秋田入道で。
(2004年/平成16年9月・歌舞伎座)

       データーは衛生劇場




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『鳥辺山心中』幸四郎 我當 彌十郎 松本幸右衛門 澤村鐵之助 松本錦吾 秀太郎 時蔵 平成13年 歌舞伎座

2014-06-24 | TVで 歌舞伎・能楽


 『鳥辺山心中』幸四郎 我當 彌十郎 松本幸右衛門 澤村鐵之助 松本錦吾 秀太郎 時蔵 平成13年 歌舞伎座


 テレビで幸四郎さんと時蔵さんの『鳥辺山心中』を見たよ☆
『鳥辺山心中』は今月二回目。
 忙しくって(というか、風邪をこじらせて)しばらく(テレビで)お芝居を見てなかったものだから、見入ってしまったよ。
 幸四郎さんと時蔵さんの素晴らしい演技に拍手。
 我當さん 彌十郎さん 松本幸右衛門さん 澤村鐵之助さん 松本錦吾さん 秀太郎さんに拍手☆

 時蔵さんと秀太郎さんのお美しい事。
 先月大和文華館で楽しませて頂いた江戸時代の美人画(「婦女遊楽図屏風」 松浦屏風  国宝. 江戸時代前期 紙本金地著色・六曲一双 )に描かれた絵みたいだったよ☆
 やっぱり一部絞りの着物だったよ。
 髪の具合も小粋で美しかったよ。

 鳥辺山に向かう幸四郎さんの衣装
 重厚な黒の綸子(りんず)のきものに、浅葱色を合わされて、お召しになっていたよ。
 感心した事に、元結いまで白ではなく浅葱色。
 時蔵も幸四郎さんに合わされて重厚な黒の綸子(りんず)の帯
 なので御両人の心が一層一体化され見事な空間を醸し出されていた。
 お二人は一緒に…とはいえ、複雑で、一層哀れだったよ。

     おわりん




本編尺:75分
製作年:2001年
出演:松本幸四郎 片岡我當 坂東彌十郎 松本幸右衛門 澤村鐵之助 松本錦吾 片岡秀太郎 中村時蔵

江戸中期に実際に起きた心中事件を題材に、一途な青年武士と汚れを知らぬ遊女の恋を描いた岡本綺堂の作。言い争いから人を殺してしまい、自分も潔く死ぬ覚悟をする半九郎に、共に死にたいとすがりつくお染の思いが胸を打つ。幸四郎の半九郎、我當の市之助、彌十郎の源三郎に、時蔵のお染で。
寛永3年師走。将軍の供をして上洛した旗本菊地半九郎は、祇園の遊女お染と出会い恋仲になった。やがて江戸へ帰る日が近づき、お染を身請けしようと考えていた半九郎だが、些細なことから朋輩の市之助の弟源三郎と争いになり、激しい斬り合いの末、殺してしまう…。

(2001年/平成13年3月・歌舞伎座)
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85:世界の名作図書館「東海道中膝栗毛」十返舎一九作(『膝栗毛文芸集成 第一巻』ゆまに書房)

2014-06-24 | 十返舎一九





 85; 世界の名作図書館28 昭和42年『坊ちゃん 東海道中膝栗毛 狂言物語』から「東海道中膝栗毛」十返舎一九作 講談社


『坊ちゃん』 夏目漱石
『東海道中膝栗毛』十返舎一九
『狂言物語』(日本古典)


 世界の名作図書館28から「東海道中膝栗毛」を読む。
 
「東海道中膝栗毛」の面白さ(笑い)は強烈なので、世界の名作図書館では過ナチオブラートに包まれている。
 まず、しょっぱなの「発端」の棺桶のはなしなどは無い。
【炊きたての冷えた飯】や【打ち立ての太くなったそば】も、その土地の言葉の表現として説明される。
 もちろん女性のはなしは御法度。
 上手く言い換えられたこども向けの「東海道中膝栗毛」
 岩波などの古典で読む「東海道中膝栗毛」を原文の面白みを損なわずにいかにこどもにしつらえて書き換えるか、この点が見所。

 世界の名作図書館の「東海道中膝栗毛」もこどもの頃に何度と無く読んだ。
 それがきっかけとなったのか、どうだか、定かではないが…
 今はゆまに書房の『膝栗毛文芸集成 第一巻』と格闘している。 
 だが、第一巻で停滞しさまよい、わたくしの旅はままならない。
 お笑いぐさの「東海道中膝栗毛」である^^



講談社「世界の名作図書館」全52巻

監修=志賀直哉、坪田譲治、土岐善麿、ギヨ(フランス児童文学者、アンデルセン大賞受賞)、クリュス(ドイツ児童文学者)、ノーソフ(ソビエト児童文学者)、マクギニス(アメリカ学校図書館協会代表)。

編集委員=植田敏郎、西郷竹彦、白木茂、那須辰造、滑川道夫、波多野勤子、福田清人、袋一平、松枝茂夫、矢崎源九郎、山室静。

『ギリシア神話』
『北欧神話・民話』
『アメリカ・イギリス民話』
『ロシア民話』
『東欧民話』
『アラビアン・ナイト』
『聖書物語』
イソップ『イソップ寓話』
『日本神話』
『日本民話』
『東洋民話』
ルイス・キャロル『ふしぎの国のアリス』
オスカー・ワイルド『幸福な王子』
サカリアス・トペリウス『リンダギュル姫と魔法つかい』
ホールデン『魔法つかいのリーキーさん』
カルロ・コッローディ『ピノッキオ』
ジェームズ・マシュー・バリー『ピーター・パン』
モーリス・メーテルリンク『青い鳥』
ハンス・クリスチャン・アンデルセン『アンデルセン名作集』
グリム兄弟『グリム名作集』
シャルル・ペロー『ペロー名作集』
ヴィルヘルム・ハウフ『ハウフ名作集』
ワルデマル・ボンゼルス『みつばちマーヤの冒険』
セルマ・ラーゲルレーフ『ニルスのふしぎな旅』
デュボア『二十一の気球』
L・フランク・ボウム『オズのまほう使い』
ヒュー・ロフティング『ドリトル先生アフリカへいく』
ジョージ・マクドナルド『北風のうしろの国へ』
メアリー・ノートン『まほうのベッド』
サミュエル・マルシャーク『森は生きている』
張天翼『宝のひょうたん』
カレル・チャペック『郵便屋さんの話』『長い長いおまわりさんの話』
松谷みよ子 『竜の子太郎』
宮沢賢治『風の又三郎』
『現代日本名作童話』(『泣いた赤おに』他22編)
ウィリアム・シェイクスピア 『ハムレット』『ロミオとジュリエット』
H・B・ストウ『アンクル・トムの小屋』
アーダルベルト・シュティフター『水晶』
ヴィクトル・ユゴー『ああ無情』
ロマン・ロラン『ジャン・クリストフ』
アルフォンス・ドーデー『風車小屋だより』『月曜物語』
エクトール・マロー『家なき子』
モルナール・フェレンツ『パール街の少年たち』
マーク・トウェイン『トム・ソーヤーの冒険』『王子とこじき』
ルイザ・メイ・オルコット『若草物語』
ルーシー・モード・モンゴメリ『赤毛のアン』
ヨハナ・スピリ『アルプスの少女』
エドモンド・デ・アミーチス『クオレ』
ウィーダ『フランダースのいぬ』
フランシス・バーネット『小公子』『小公女』
エーリッヒ・ケストナー『飛ぶ教室』
アグネス・ザッパー『愛の一家』
クリュス『わらいを売った少年』
ルース・ソーヤー『ルシンダの日記帳』
カッタン『機関士白ねずみくん物語』
ヴォロンコーワ『町からきた少女』
『ものいわぬ杜子春』
芥川竜之介『くもの糸』
森鴎外『山椒大夫』
山本有三『路傍の石』
壺井栄『二十四の瞳』
太宰治『走れメロス』
林芙美子『泣虫小僧』
坪田譲治『善太と三平』
下村湖人『次郎物語』
ミゲル・デ・セルバンテス『ドン・キホーテ』
ジョナサン・スウィフト『ガリバー旅行記』
ゴットフリード・ビュルガー『ほらふき男爵の冒険』
ジーン・ウェブスター『あしながおじさん』
カターエフ『無人島の小ロビンソンたち』
ヘール『ゆかいなピーターキン一家』
アストリッド・リンドグレーン『長くつ下のピッピ』
ノーソフ『ビーチャとゆかいな仲間』
夏目漱石『坊ちゃん』
十返舎一九『東海道中膝栗毛』
『狂言物語』(日本古典)
ダニエル・デフォー『ロビンソン漂流記』
ロバート・ルイス・スティーヴンスン『宝島』
ジュール・ヴェルヌ『十五少年漂流記』『海底二万里』
スペリー『海をおそれる少年』
メースフィールド『ジム・デービスの冒険』
エドモンズ『火なわ銃の少年』
オリョーシャ『人形の秘密』
ソンマーフェルト『ラルーの決心』
フセヴォロド・ガルシン『信号』
モーリス・ルブラン『怪盗ルパン』
エドガー・アラン・ポオ『黄金虫』
コナン・ドイル『名探偵ホームズ』
ロバート・A・ハインライン『大宇宙の少年』
アイザック・アシモフ『わたしはロボット』
アレクサンドル・ベリャーエフ『くるった世界』
滝沢馬琴『八犬伝』
呉承恩『西遊記』
ラドヤード・キップリング『ジャングル・ブック』
ジャック・ロンドン『荒野のよび声』
エリック・ナイト『名犬ラッシー』
フェリクス・ザルテン『バンビ』
ギヨ『ジャングルの王子』
ムカージ『ヒマラヤの伝書ばと』
アレクサンドル・デュマ『三銃士』
スコット『覆面の騎士』
『ロビン・フッドの冒険』
ジェイムズ・フェニモア・クーパー『モヒカン族のさいご』
施耐庵『水滸伝』
羅貫中『三国志』
『今昔物語』
『平家物語』
『太平記』
小瀬甫庵『太閤記』
上田秋声『雨月物語』
井原西鶴『西鶴物語』
メドクロフト『エジソン』
エレノア・ドーリー『キュリー夫人』
サンドバーク『リンカーン』
エクスタイン『野口英世伝』
シュワイツァー『水と原始林のあいだで』
ヘレン・ケラー『ヘレン・ケラー自伝』
H・G・ウェルズ『子どものための世界史物語』
フリーマン『十人の音楽家の物語』
アーネスト・シートン『動物記』
アンリ・ファーブル『昆虫記』
ウイリアム・H・ハドソン『博物学者の本』
トール・ヘイエルダール『コンチキ号漂流記』
スコット『白い大陸南極へ』
スウェン・ヘディン『中央アジア探検記』
ハワード・カーター『ツタンカーメン王のひみつ』
ハインリッヒ・シュリーマン『地底の都をもとめて』
アンドリュース『恐竜物語』
ファラデー『ろうそくの科学』
ミハイル・イリン『本の歴史』
オルロフ『科学のふしぎ』
V・M・ヒルヤー『世界をまわろう』
エドワード・ウィムパー『アルプス登山物語』
ユーリー・ガガーリン『地球は青かった』
柳田国男『火の昔・少年と国語』
今野武雄『あたらしい数の博物館』




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84:こどもの頃に【世界の名作図書館】を買い求めてくれた父に感謝 「狂言物語」昭和42年 講談社

2014-06-24 | 読書全般(古典など以外の一般書)



 84; 世界の名作図書館28 昭和42年『坊ちゃん 東海道中膝栗毛 狂言物語』から「狂言物語」(日本古典) 講談社


『坊ちゃん』 夏目漱石
『東海道中膝栗毛』十返舎一九
『狂言物語』(日本古典)


「狂言物語」を読む。
 世界の名作図書館でトムと子供用に一工夫されていて、こどもには親しみやすいかもしれない。
 狂言らしい言い回しに頭の中で置き換える。
 滑稽な仕草に写実やディフォルメを加え、狂言の面白みのイメージを膨らませると、生きた狂言となって紙面の上に蘇る。
 小学校低学年の頃にこういった本を読んでいた影響もあって、舞台(観劇)好き名今日のわたくしがいるのかも知れないと、ほくそ笑む。

「狂言物語」に出てきた形源はどれをとってもなじみ深い、二°三度と実際の舞台を見た事のあるものばかりであった。
 冒頭に、こどもにも理解しやすい殿様の説明が記され、このシリーズは良いなと感じた。
 こどもの頃に世界の名作図書館を買い求めてくれた父に感謝している。





講談社「世界の名作図書館」全52巻

監修=志賀直哉、坪田譲治、土岐善麿、ギヨ(フランス児童文学者、アンデルセン大賞受賞)、クリュス(ドイツ児童文学者)、ノーソフ(ソビエト児童文学者)、マクギニス(アメリカ学校図書館協会代表)。

編集委員=植田敏郎、西郷竹彦、白木茂、那須辰造、滑川道夫、波多野勤子、福田清人、袋一平、松枝茂夫、矢崎源九郎、山室静。

『ギリシア神話』
『北欧神話・民話』
『アメリカ・イギリス民話』
『ロシア民話』
『東欧民話』
『アラビアン・ナイト』
『聖書物語』
イソップ『イソップ寓話』
『日本神話』
『日本民話』
『東洋民話』
ルイス・キャロル『ふしぎの国のアリス』
オスカー・ワイルド『幸福な王子』
サカリアス・トペリウス『リンダギュル姫と魔法つかい』
ホールデン『魔法つかいのリーキーさん』
カルロ・コッローディ『ピノッキオ』
ジェームズ・マシュー・バリー『ピーター・パン』
モーリス・メーテルリンク『青い鳥』
ハンス・クリスチャン・アンデルセン『アンデルセン名作集』
グリム兄弟『グリム名作集』
シャルル・ペロー『ペロー名作集』
ヴィルヘルム・ハウフ『ハウフ名作集』
ワルデマル・ボンゼルス『みつばちマーヤの冒険』
セルマ・ラーゲルレーフ『ニルスのふしぎな旅』
デュボア『二十一の気球』
L・フランク・ボウム『オズのまほう使い』
ヒュー・ロフティング『ドリトル先生アフリカへいく』
ジョージ・マクドナルド『北風のうしろの国へ』
メアリー・ノートン『まほうのベッド』
サミュエル・マルシャーク『森は生きている』
張天翼『宝のひょうたん』
カレル・チャペック『郵便屋さんの話』『長い長いおまわりさんの話』
松谷みよ子 『竜の子太郎』
宮沢賢治『風の又三郎』
『現代日本名作童話』(『泣いた赤おに』他22編)
ウィリアム・シェイクスピア 『ハムレット』『ロミオとジュリエット』
H・B・ストウ『アンクル・トムの小屋』
アーダルベルト・シュティフター『水晶』
ヴィクトル・ユゴー『ああ無情』
ロマン・ロラン『ジャン・クリストフ』
アルフォンス・ドーデー『風車小屋だより』『月曜物語』
エクトール・マロー『家なき子』
モルナール・フェレンツ『パール街の少年たち』
マーク・トウェイン『トム・ソーヤーの冒険』『王子とこじき』
ルイザ・メイ・オルコット『若草物語』
ルーシー・モード・モンゴメリ『赤毛のアン』
ヨハナ・スピリ『アルプスの少女』
エドモンド・デ・アミーチス『クオレ』
ウィーダ『フランダースのいぬ』
フランシス・バーネット『小公子』『小公女』
エーリッヒ・ケストナー『飛ぶ教室』
アグネス・ザッパー『愛の一家』
クリュス『わらいを売った少年』
ルース・ソーヤー『ルシンダの日記帳』
カッタン『機関士白ねずみくん物語』
ヴォロンコーワ『町からきた少女』
『ものいわぬ杜子春』
芥川竜之介『くもの糸』
森鴎外『山椒大夫』
山本有三『路傍の石』
壺井栄『二十四の瞳』
太宰治『走れメロス』
林芙美子『泣虫小僧』
坪田譲治『善太と三平』
下村湖人『次郎物語』
ミゲル・デ・セルバンテス『ドン・キホーテ』
ジョナサン・スウィフト『ガリバー旅行記』
ゴットフリード・ビュルガー『ほらふき男爵の冒険』
ジーン・ウェブスター『あしながおじさん』
カターエフ『無人島の小ロビンソンたち』
ヘール『ゆかいなピーターキン一家』
アストリッド・リンドグレーン『長くつ下のピッピ』
ノーソフ『ビーチャとゆかいな仲間』
夏目漱石『坊ちゃん』
十返舎一九『東海道中膝栗毛』
『狂言物語』(日本古典)
ダニエル・デフォー『ロビンソン漂流記』
ロバート・ルイス・スティーヴンスン『宝島』
ジュール・ヴェルヌ『十五少年漂流記』『海底二万里』
スペリー『海をおそれる少年』
メースフィールド『ジム・デービスの冒険』
エドモンズ『火なわ銃の少年』
オリョーシャ『人形の秘密』
ソンマーフェルト『ラルーの決心』
フセヴォロド・ガルシン『信号』
モーリス・ルブラン『怪盗ルパン』
エドガー・アラン・ポオ『黄金虫』
コナン・ドイル『名探偵ホームズ』
ロバート・A・ハインライン『大宇宙の少年』
アイザック・アシモフ『わたしはロボット』
アレクサンドル・ベリャーエフ『くるった世界』
滝沢馬琴『八犬伝』
呉承恩『西遊記』
ラドヤード・キップリング『ジャングル・ブック』
ジャック・ロンドン『荒野のよび声』
エリック・ナイト『名犬ラッシー』
フェリクス・ザルテン『バンビ』
ギヨ『ジャングルの王子』
ムカージ『ヒマラヤの伝書ばと』
アレクサンドル・デュマ『三銃士』
スコット『覆面の騎士』
『ロビン・フッドの冒険』
ジェイムズ・フェニモア・クーパー『モヒカン族のさいご』
施耐庵『水滸伝』
羅貫中『三国志』
『今昔物語』
『平家物語』
『太平記』
小瀬甫庵『太閤記』
上田秋声『雨月物語』
井原西鶴『西鶴物語』
メドクロフト『エジソン』
エレノア・ドーリー『キュリー夫人』
サンドバーク『リンカーン』
エクスタイン『野口英世伝』
シュワイツァー『水と原始林のあいだで』
ヘレン・ケラー『ヘレン・ケラー自伝』
H・G・ウェルズ『子どものための世界史物語』
フリーマン『十人の音楽家の物語』
アーネスト・シートン『動物記』
アンリ・ファーブル『昆虫記』
ウイリアム・H・ハドソン『博物学者の本』
トール・ヘイエルダール『コンチキ号漂流記』
スコット『白い大陸南極へ』
スウェン・ヘディン『中央アジア探検記』
ハワード・カーター『ツタンカーメン王のひみつ』
ハインリッヒ・シュリーマン『地底の都をもとめて』
アンドリュース『恐竜物語』
ファラデー『ろうそくの科学』
ミハイル・イリン『本の歴史』
オルロフ『科学のふしぎ』
V・M・ヒルヤー『世界をまわろう』
エドワード・ウィムパー『アルプス登山物語』
ユーリー・ガガーリン『地球は青かった』
柳田国男『火の昔・少年と国語』
今野武雄『あたらしい数の博物館』





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83: Gottfried Burger作 「ほらふき男爵の冒険」   世界の名作図書館25 昭和43年より

2014-06-23 | 読書全般(古典など以外の一般書)





 83; 世界の名作図書館25 昭和43年『ドン・キホーテ ガリバー旅行記 ほらふき男爵の冒険』から「ほらふき男爵の冒険」 ゴットフリード・ビュルガー(Gottfried Burger)作 講談社





 こどもの頃から何度も読んだ「ほらふき男爵の冒険」を今回は小学校低学年で慣れ親しんだ世界の名作図書館25で読む。
 岩波文庫も楽しいが、こどもの頃を思い出す世界の名作図書館で読むと、齢を重ねたわたくしにとっては一層イメージが広がるのかもしれない。
 こどもの頃の思いでや読んでいた頃のワクワク感もミックスされ、楽しいひとときを過ごした。

 それにしても「ほらふき男爵の冒険」はブラックユーモアに長け、繊細で洒落ている。
 素晴らしい文学の一つだと思う。






講談社「世界の名作図書館」全52巻

監修=志賀直哉、坪田譲治、土岐善麿、ギヨ(フランス児童文学者、アンデルセン大賞受賞)、クリュス(ドイツ児童文学者)、ノーソフ(ソビエト児童文学者)、マクギニス(アメリカ学校図書館協会代表)。

編集委員=植田敏郎、西郷竹彦、白木茂、那須辰造、滑川道夫、波多野勤子、福田清人、袋一平、松枝茂夫、矢崎源九郎、山室静。

『ギリシア神話』
『北欧神話・民話』
『アメリカ・イギリス民話』
『ロシア民話』
『東欧民話』
『アラビアン・ナイト』
『聖書物語』
イソップ『イソップ寓話』
『日本神話』
『日本民話』
『東洋民話』
ルイス・キャロル『ふしぎの国のアリス』
オスカー・ワイルド『幸福な王子』
サカリアス・トペリウス『リンダギュル姫と魔法つかい』
ホールデン『魔法つかいのリーキーさん』
カルロ・コッローディ『ピノッキオ』
ジェームズ・マシュー・バリー『ピーター・パン』
モーリス・メーテルリンク『青い鳥』
ハンス・クリスチャン・アンデルセン『アンデルセン名作集』
グリム兄弟『グリム名作集』
シャルル・ペロー『ペロー名作集』
ヴィルヘルム・ハウフ『ハウフ名作集』
ワルデマル・ボンゼルス『みつばちマーヤの冒険』
セルマ・ラーゲルレーフ『ニルスのふしぎな旅』
デュボア『二十一の気球』
L・フランク・ボウム『オズのまほう使い』
ヒュー・ロフティング『ドリトル先生アフリカへいく』
ジョージ・マクドナルド『北風のうしろの国へ』
メアリー・ノートン『まほうのベッド』
サミュエル・マルシャーク『森は生きている』
張天翼『宝のひょうたん』
カレル・チャペック『郵便屋さんの話』『長い長いおまわりさんの話』
松谷みよ子 『竜の子太郎』
宮沢賢治『風の又三郎』
『現代日本名作童話』(『泣いた赤おに』他22編)
ウィリアム・シェイクスピア 『ハムレット』『ロミオとジュリエット』
H・B・ストウ『アンクル・トムの小屋』
アーダルベルト・シュティフター『水晶』
ヴィクトル・ユゴー『ああ無情』
ロマン・ロラン『ジャン・クリストフ』
アルフォンス・ドーデー『風車小屋だより』『月曜物語』
エクトール・マロー『家なき子』
モルナール・フェレンツ『パール街の少年たち』
マーク・トウェイン『トム・ソーヤーの冒険』『王子とこじき』
ルイザ・メイ・オルコット『若草物語』
ルーシー・モード・モンゴメリ『赤毛のアン』
ヨハナ・スピリ『アルプスの少女』
エドモンド・デ・アミーチス『クオレ』
ウィーダ『フランダースのいぬ』
フランシス・バーネット『小公子』『小公女』
エーリッヒ・ケストナー『飛ぶ教室』
アグネス・ザッパー『愛の一家』
クリュス『わらいを売った少年』
ルース・ソーヤー『ルシンダの日記帳』
カッタン『機関士白ねずみくん物語』
ヴォロンコーワ『町からきた少女』
『ものいわぬ杜子春』
芥川竜之介『くもの糸』
森鴎外『山椒大夫』
山本有三『路傍の石』
壺井栄『二十四の瞳』
太宰治『走れメロス』
林芙美子『泣虫小僧』
坪田譲治『善太と三平』
下村湖人『次郎物語』
ミゲル・デ・セルバンテス『ドン・キホーテ』
ジョナサン・スウィフト『ガリバー旅行記』
ゴットフリード・ビュルガー『ほらふき男爵の冒険』
ジーン・ウェブスター『あしながおじさん』
カターエフ『無人島の小ロビンソンたち』
ヘール『ゆかいなピーターキン一家』
アストリッド・リンドグレーン『長くつ下のピッピ』
ノーソフ『ビーチャとゆかいな仲間』
夏目漱石『坊ちゃん』
十返舎一九『東海道中膝栗毛』
『狂言物語』(日本古典)
ダニエル・デフォー『ロビンソン漂流記』
ロバート・ルイス・スティーヴンスン『宝島』
ジュール・ヴェルヌ『十五少年漂流記』『海底二万里』
スペリー『海をおそれる少年』
メースフィールド『ジム・デービスの冒険』
エドモンズ『火なわ銃の少年』
オリョーシャ『人形の秘密』
ソンマーフェルト『ラルーの決心』
フセヴォロド・ガルシン『信号』
モーリス・ルブラン『怪盗ルパン』
エドガー・アラン・ポオ『黄金虫』
コナン・ドイル『名探偵ホームズ』
ロバート・A・ハインライン『大宇宙の少年』
アイザック・アシモフ『わたしはロボット』
アレクサンドル・ベリャーエフ『くるった世界』
滝沢馬琴『八犬伝』
呉承恩『西遊記』
ラドヤード・キップリング『ジャングル・ブック』
ジャック・ロンドン『荒野のよび声』
エリック・ナイト『名犬ラッシー』
フェリクス・ザルテン『バンビ』
ギヨ『ジャングルの王子』
ムカージ『ヒマラヤの伝書ばと』
アレクサンドル・デュマ『三銃士』
スコット『覆面の騎士』
『ロビン・フッドの冒険』
ジェイムズ・フェニモア・クーパー『モヒカン族のさいご』
施耐庵『水滸伝』
羅貫中『三国志』
『今昔物語』
『平家物語』
『太平記』
小瀬甫庵『太閤記』
上田秋声『雨月物語』
井原西鶴『西鶴物語』
メドクロフト『エジソン』
エレノア・ドーリー『キュリー夫人』
サンドバーク『リンカーン』
エクスタイン『野口英世伝』
シュワイツァー『水と原始林のあいだで』
ヘレン・ケラー『ヘレン・ケラー自伝』
H・G・ウェルズ『子どものための世界史物語』
フリーマン『十人の音楽家の物語』
アーネスト・シートン『動物記』
アンリ・ファーブル『昆虫記』
ウイリアム・H・ハドソン『博物学者の本』
トール・ヘイエルダール『コンチキ号漂流記』
スコット『白い大陸南極へ』
スウェン・ヘディン『中央アジア探検記』
ハワード・カーター『ツタンカーメン王のひみつ』
ハインリッヒ・シュリーマン『地底の都をもとめて』
アンドリュース『恐竜物語』
ファラデー『ろうそくの科学』
ミハイル・イリン『本の歴史』
オルロフ『科学のふしぎ』
V・M・ヒルヤー『世界をまわろう』
エドワード・ウィムパー『アルプス登山物語』
ユーリー・ガガーリン『地球は青かった』
柳田国男『火の昔・少年と国語』
今野武雄『あたらしい数の博物館』

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82; 『カフカ寓話集』  岩波文庫 赤438-4  フランツ・カフカ著  池内紀訳

2014-06-23 | 読書全般(古典など以外の一般書)






   82; 『カフカ寓話集』  岩波文庫 赤438-4  フランツ・カフカ著  池内紀訳




 660円(税抜)
 1998年01月
 フランツ・カフカ著
 池内紀訳

 池内紀(いけうち・おさむ)とは
 1940年、兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者。主な著書に『ウィーンの世紀末』(白水社)、『見知らぬオトカ ム――辻まことの肖像』『無口な友人』(みすず書房)、『日本の森を歩く』(山と渓谷社)、『マドンナの引っ越し』(晶文社)ほか。訳書に『カフカ短編集』『カフカ寓話集』(岩波文庫)、ジュースキント『香水』(文藝春秋)ほか。『海山のあいだ』(角川文庫)で講談社エッセイ賞、『ゲーテさん こんばんは』(集英社)で桑原武夫学芸賞、『ファウスト』の新訳(集英社)で毎日出版文化賞、『カフカ小説全集』(白水社)で日本翻訳文化賞。


 岩波書店
 岩波文庫 赤438-4


 

 以前にも読んだ 『カフカ寓話集』を読了。
 短編なので、気取らず読めるね。
 やはり、カフカは面白いワ☆

 


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
「カフカ伝説」といったものがある。世の名声を願わず、常に謙虚で、死が近づいたとき友人に作品一切の焼却を依頼したカフカー。だが、くわしく生涯をみていくと、べつの肖像が浮かんでくる。一見、謙虚な人物とつかずはなれず、いずれ自分の時代がくると、固く心に期していたもの書きであって、いわば野心家カフカである。

【目次】(「BOOK」データベースより)
皇帝の使者/ジャッカルとアラビア人/ある学会報告/ロビンソン・クルーソー/サンチョ・パンサをめぐる真実/アレクサンドロス大王/新しい弁護士/ポセイドン/アブラハム/メシアの到来/こうのとり/貂/使者/小さな寓話/獣/だだっ子/柩/掟の問題/一枚の古文書/走り過ぎる者たち/よくある事故/十一人の息子/兄弟殺し/中庭の門/隣人/巣穴/最初の悩み/ちいさな女/断食芸人/歌姫ヨゼフィーネ、あるいは二十日鼠族




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81: 『ひっかかる日本語』 梶原しげる著 2012年 新潮新書 489

2014-06-22 | 読書全般(古典など以外の一般書)



   81:『ひっかかる日本語』





 2012年10月
 235p 740円+税
 新潮社
 新潮新書 489
 梶原しげる著




目次 :
 第1章 ひっかかる日本語(「いつもきれいに使っていただきありがとうございます」/ あなたはゼロ派?レイ派? ほか)
 第2章 脱帽する日本語(池上彰さんの説明はなぜわかりやすいのか/ 池上彰さんとサンデル教授の共通点 ほか)/
 第3章 伝えるには知恵が要る(上司から部下への「読み聞かせ」のススメ
    「ちょっとした立ち話」をあなどるな ほか)
 第4章 印象は口と舌で変わる(ダメ出しの作法/ 機内アナウンスに「新生JAL」を見た ほか)

(「BOOK」データベースより) 



『ひっかかる日本語』を読む。
 この本は面白かった。
 今回は題名の記録のみにて失礼申し上げます。


内容詳細

あのトイレの張り紙って失礼じゃないのか?「東京03」は「ゼロサン」?「レイサン」?なぜ池上彰さんの説明はあんなにわかりやすいのか?なぜ女性は面接に強いのか?目にする言葉、耳にするしゃべりの何もかもがひっかかる、ああひっかかる…「しゃべりのプロ」が、生来の粘着質をフル稼働。あちこち聞き回り、とことん考えた。偏執の彼方から贈るカジワラ流現代日本語の基礎知識とコミュニケーションの秘訣。
(「BOOK」データベースより)


【著者紹介】
梶原しげる : 1950(昭和25)年神奈川県生まれ。早稲田大学第一法学部卒。文化放送に入社してアナウンサーとなり、1992年からフリー。司会業を中心に活躍中。東京成徳大学客員教授(心理学修士)、日本語検定審議委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)









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80;世界の名作図書館30 昭和41年『十五少年漂流記 海底二万里』から「海底二万里」ベルヌ作 講談社

2014-06-22 | 読書全般(古典など以外の一般書)


  80; 世界の名作図書館30 昭和43年『十五少年漂流記 海底二万里』から「海底二万里」ベルヌ作 講談社




 先日から、こどもの頃に読んでいた世界の名作図書館。
 その中から「海底二万里」を読む。
 
 やはり冒険ものは面白いねと、ワクワクしながら楽しむ。
 こういった気持ちは齢を重ねても変わらないんだね。

 ところで、「海底二万里」にも出てきた ザトウ鯨。
 ザトウ鯨が口をあんぐり開けて、ニシンを総ざらいにかっさらって食べる場面を見たよ。
 ベルヌの表現ってすごく上手いなと感じたよ☆



 ジュール・ガブリエル・ヴェルヌとは (Wikipedia)
 ジュール・ガブリエル・ヴェルヌ(フランス語: Jules Gabriel Verne、 1828年2月8日 - 1905年3月24日)は、フランスの小説家。ハーバート・ジョージ・ウェルズとともにサイエンス・フィクション(SF)の開祖として知られ、SFの父とも呼ばれる。

Voyage en Angleterre et en Écosse (1859) 『イングランド・スコットランド旅行』
生前は未刊行。1989年に Voyage à reculons en Angleterre et en Écosse 『イングランド・スコットランド後ずさり旅行』 として刊行。
Paris au XXe siècle (1861) 『二十世紀のパリ』
生前は未刊行。死後90年ほど経った1994年に初めて刊行された。
Joyeuses misères de trois voyageurs en Scandinavie (1861) 『スカンディナヴィアにおける3人の旅行者の陽気な不幸』
未完成の作品(生前は未刊行)。2003年にファクシミリ版が刊行された。
Cinq semaines en ballon (1863) 『気球に乗って五週間』
Voyage au centre de la Terre (1864) 『地底旅行』
Le Comte de Chanteleine (1864) 『ド・シャントレーヌ伯爵』
上記は雑誌掲載の年号であり、書籍化は100年以上を経た1971年。
De la Terre à la Lune (1865) 『月世界旅行』(『地球から月へ』 )
L'Épave du Cynthia (1886) 『難破船シンシア号の遺留物』
アンドレ・ローリー(André Laurie)との合作。
Les Aventures du capitaine Hatteras (1867) 『ハテラス船長の冒険』
Les Anglais au Pôle Nord (1866) と Le désert de glace (1866) の二分冊で刊行された。
Les Enfants du capitaine Grant (1868) 『グラント船長の子供たち』
L’Amérique du Sud (1866) および L’Australie (1866) と L’Océan Pacifique (1867) の三分冊で刊行された。
Vingt mille lieues sous les mers (1870) 『海底二万里』
1869年および1870年に、二部に分けて刊行された。
Autour de la Lune (1870) 『月世界へ行く』
Une ville flottante (1871) 『洋上都市』
短編 Les Forceurs de blocus (1871) 『封鎖破り』 を併録。
Aventures de trois Russes et de trois Anglais dans l'Afrique australe (1872) 『三人のロシア人と三人のイギリス人のアフリカ旅行』
Le Tour du monde en quatre-vingts jours (1873) 『八十日間世界一周』
Le Pays des fourrures (1873) 『毛皮の国』
L'Île mystérieuse (1875) 『神秘の島』
以下の三分冊で刊行された: Les naufragés de l’air (1874), L’Abandonné (1875) et Le secret de l’île (1875)
Le Chancellor (1875) 『チャンセラー号の筏』
中編 Martin Paz (1852) 『マルティン・パス』を併録。
Une ville idéale (1875) 『理想都市』
1973年に限定出版された。
Michel Strogoff (1876) 『皇帝の密使ミハイル・ストロゴフ』
Hector Servadac (1877) 『彗星飛行』
Les Indes noires (1877) 『黒いダイヤモンド』(『黒いインド』 )
Un capitaine de quinze ans (1878) 『十五才の冒険船長』
Les Cinq Cents Millions de la Bégum (1879) 『インド王妃の遺産』
短編 Les Révoltés de la Bounty (1879) 「バウンティ号の叛徒たち」 を併録。
Les Tribulations d'un Chinois en Chine (1879) 『必死の逃亡者』(『シナ人の苦悶』)
La Maison à vapeur (1880) 『蒸気の家』
La Jangada (1881) 『ジャンガダ』(『大筏』 )
L'École des Robinsons (1882) 『ロビンソンの学校』
Le Rayon vert (1882) 『緑の光線』
Dix heures en chasse (1881) 『狩猟の十時間』 を併録。
Kéraban-le-Têtu (1883) 『頑固者ケラバン』
L'Étoile du sud (1884) 『南十字星』
Archipel en feu (1884) 『エーゲ海燃ゆ』
Mathias Sandorf (1885) 『アドリア海の復讐』(『マーチャーシュ・サンドルフ』 )
Robur le conquérant (1886) 『征服者ロビュール』(『空飛ぶ戦艦』)
Un billet de loterie (1886) 『一枚の宝くじ』
短編Frritt-Flacc (1884) 『フリット=フラック』 を併録。
Nord contre Sud (1887) 『北部対南部』
Le Chemin de France (1887) 『フランスへの道』
Gil Braltar (1887) 『ジル・ブラルタール』 を併録。
Deux ans de vacances (1888) 『十五少年漂流記』(『二年間の休暇』)
Famille-sans-nom (1889) 『名前の無い家族』
Sans dessus dessous (1889) 『地軸変更計画』(『上も下もなく』 )
César Cascabel (1890) 『セザール・カスカベル』
Mistress Branican (1891) 『ブラニカン夫人』
Le Château des Carpathes (1892) 『カルパチアの城』
Claudius Bombarnac (1892) 『クロディウス・ボンバルナック』
P'tit-Bonhomme (1893) 『坊や』
後に Fils d’Irlande 『アイルランドの息子』 の題で再刊された。
Mirifiques aventures de maître Antifer (1894) 『アンティフェール親方の驚くべき冒険』
L'Île à hélice (1895) 『動く人工島』
Face au drapeau (1896) 『悪魔の発明』(『国旗に向かって』 )
Clovis Dardentor (1896) 『クローヴィス・ダルデントル』
Le Beau Danube jaune (1896) 『美しき黄なるドナウ』
死後出版。1908年に Le pilote du Danube 『ドナウ川の水先案内人』 として刊行。1988年に元の題で刊行。
Le Sphinx des glaces (1897) 『氷のスフィンクス』
En Magellanie (1897) 『マゼラン地方にて』
ヴェルヌ生存中は未刊行。死後の1909年に Les Naufragés du « Jonathan » 『ジョナサン号の難破者たち』 の題で、1987年に元の題で刊行された。
Le Superbe Orénoque (1898) 『素晴らしきオリノコ河』
Le Testament d'un excentrique (1899) 『ある変人の遺言』
Seconde patrie (1900) 『第二の祖国』
Le Volcan d'or (1900) 『黄金火山』
ヴェルヌ生存中は未刊行。死後の1906年に修正版が刊行。1989年にオリジナル版が刊行。
Le Village aérien (1901) 『空中の村』
当初は La Grande Forêt 『大森林』 の題の下に刊行。
Les Histoires de Jean-Marie Cabidoulin (1901) 『ジャン=マリ・カビドゥランの物語』
後に Le serpent de mer 『海の大蛇』 の題で再発行。
Le Secret de Wilhelm Storitz (1901) 『ヴィルヘルム・シュトリッツの秘密』
ヴェルヌ生存中は未刊行。死後の1910年に修正版が刊行。1985年にオリジナル版が刊行。
La Chasse au météore (1901) 『黄金の流星』(『流星の追跡』 )
ヴェルヌ生存中は未刊行。死後の1908年に修正版が刊行。1986年にオリジナル版が刊行。
Les Frères Kip (1902) 『キップ兄弟』
Bourses de voyage (1903) 『探検奨学金』
Le Phare du bout du monde (1903) 『地の果ての燈台』
ヴェルヌ生存中は未刊行。死後の1905年に修正版が刊行。1999年にオリジナル版が刊行。
Un drame en Livonie (1904) 『リヴォニアでの惨劇』
Maître du Monde (1904) 『世界の支配者』
L'Invasion de la mer (1905) 『海の侵入』
L'Agence Thompson and Co. (1907) 『トンプソン旅行代理店』
息子のミシェル・ヴェルヌが父からアイデアの提供を受けて書いた作品だがジュール・ヴェルヌ名義で刊行された。
L'Étonnante Aventure de la mission Barsac (1919) 『サハラ砂漠の秘密』(『砂漠の秘密都市』)
未完成の2作品 Voyage d’études (1904) 『調査旅行』 と Une ville saharienne (1905) 『サハラ砂漠の都市』 を、息子のミシェル・ヴェルヌが合わせて完結させ、ジュール・ヴェルヌ名義で刊行。
中・短編集[編集]
Le Docteur Ox (1874) 『オクス博士の幻想』(『オクス博士』 )
収録作は以下の通り。 Une fantaisie du Docteur Ox (1872) 「オクス博士の幻想」、 Maître Zacharius (1854) 「ザカリウス親方」、 Un drame dans les airs 「空中の悲劇」、 Un hivernage dans les glaces (1855) 「氷の中の冬ごもり」、 Quarantième ascension française au mont Blanc 「フランス人による40番目のモンブラン登頂」 (弟ポール・ヴェルヌの手が入った作品。改定版では削除された。)
Hier et demain (1910) 『昨日と明日』
Aventures de la famille Raton (1891) 「ラトン一家の冒険」、 Monsieur Ré-Dièze et Mademoiselle Mi-Bémol (1893) 「レ=シャープ氏とミ=フラット嬢」、 La destinée de Jean Morénas 「ジャン・モレナス」(初期作。執筆年次不明)、 Le Humbug (ca. 1863) 「詐欺師」 (息子ミシェルが改稿)、 Au XXXIX e siècle: La journée d’un journaliste américain en 2889 「二八八九年」(息子ミシェルとの合作とも[2])、 L’Éternel Adam 「永遠のアダム」(1905年執筆時の題名は Edom)
Manuscrits nantais, Volume 3, (1991) 『ナント原稿 全三巻』
未刊行の中・短編を集めたもの。収録作: Un prêtre en 1835 「ある司祭の1835年」、 Jédédias Jamet 「ジェデディアス・ジャメ」、 Le siège de Rome 「ローマ包囲戦」、 Le mariage de M. Anselme des Tilleuls 「アンセルム・デ・ティユール氏の結婚」、 San Carlos 「サン・カルロス」、 Pierre-Jean 「ピエール=ジャン」、 L'Oncle Robinson (1861) 「ロビンソンおじさん」 (第一部のみ、未完成の作品)


講談社「世界の名作図書館」全52巻

監修=志賀直哉、坪田譲治、土岐善麿、ギヨ(フランス児童文学者、アンデルセン大賞受賞)、クリュス(ドイツ児童文学者)、ノーソフ(ソビエト児童文学者)、マクギニス(アメリカ学校図書館協会代表)。

編集委員=植田敏郎、西郷竹彦、白木茂、那須辰造、滑川道夫、波多野勤子、福田清人、袋一平、松枝茂夫、矢崎源九郎、山室静。

『ギリシア神話』
『北欧神話・民話』
『アメリカ・イギリス民話』
『ロシア民話』
『東欧民話』
『アラビアン・ナイト』
『聖書物語』
イソップ『イソップ寓話』
『日本神話』
『日本民話』
『東洋民話』
ルイス・キャロル『ふしぎの国のアリス』
オスカー・ワイルド『幸福な王子』
サカリアス・トペリウス『リンダギュル姫と魔法つかい』
ホールデン『魔法つかいのリーキーさん』
カルロ・コッローディ『ピノッキオ』
ジェームズ・マシュー・バリー『ピーター・パン』
モーリス・メーテルリンク『青い鳥』
ハンス・クリスチャン・アンデルセン『アンデルセン名作集』
グリム兄弟『グリム名作集』
シャルル・ペロー『ペロー名作集』
ヴィルヘルム・ハウフ『ハウフ名作集』
ワルデマル・ボンゼルス『みつばちマーヤの冒険』
セルマ・ラーゲルレーフ『ニルスのふしぎな旅』
デュボア『二十一の気球』
L・フランク・ボウム『オズのまほう使い』
ヒュー・ロフティング『ドリトル先生アフリカへいく』
ジョージ・マクドナルド『北風のうしろの国へ』
メアリー・ノートン『まほうのベッド』
サミュエル・マルシャーク『森は生きている』
張天翼『宝のひょうたん』
カレル・チャペック『郵便屋さんの話』『長い長いおまわりさんの話』
松谷みよ子 『竜の子太郎』
宮沢賢治『風の又三郎』
『現代日本名作童話』(『泣いた赤おに』他22編)
ウィリアム・シェイクスピア 『ハムレット』『ロミオとジュリエット』
H・B・ストウ『アンクル・トムの小屋』
アーダルベルト・シュティフター『水晶』
ヴィクトル・ユゴー『ああ無情』
ロマン・ロラン『ジャン・クリストフ』
アルフォンス・ドーデー『風車小屋だより』『月曜物語』
エクトール・マロー『家なき子』
モルナール・フェレンツ『パール街の少年たち』
マーク・トウェイン『トム・ソーヤーの冒険』『王子とこじき』
ルイザ・メイ・オルコット『若草物語』
ルーシー・モード・モンゴメリ『赤毛のアン』
ヨハナ・スピリ『アルプスの少女』
エドモンド・デ・アミーチス『クオレ』
ウィーダ『フランダースのいぬ』
フランシス・バーネット『小公子』『小公女』
エーリッヒ・ケストナー『飛ぶ教室』
アグネス・ザッパー『愛の一家』
クリュス『わらいを売った少年』
ルース・ソーヤー『ルシンダの日記帳』
カッタン『機関士白ねずみくん物語』
ヴォロンコーワ『町からきた少女』
『ものいわぬ杜子春』
芥川竜之介『くもの糸』
森鴎外『山椒大夫』
山本有三『路傍の石』
壺井栄『二十四の瞳』
太宰治『走れメロス』
林芙美子『泣虫小僧』
坪田譲治『善太と三平』
下村湖人『次郎物語』
ミゲル・デ・セルバンテス『ドン・キホーテ』
ジョナサン・スウィフト『ガリバー旅行記』
ゴットフリード・ビュルガー『ほらふき男爵の冒険』
ジーン・ウェブスター『あしながおじさん』
カターエフ『無人島の小ロビンソンたち』
ヘール『ゆかいなピーターキン一家』
アストリッド・リンドグレーン『長くつ下のピッピ』
ノーソフ『ビーチャとゆかいな仲間』
夏目漱石『坊ちゃん』
十返舎一九『東海道中膝栗毛』
『狂言物語』(日本古典)
ダニエル・デフォー『ロビンソン漂流記』
ロバート・ルイス・スティーヴンスン『宝島』
ジュール・ヴェルヌ『十五少年漂流記』『海底二万里』
スペリー『海をおそれる少年』
メースフィールド『ジム・デービスの冒険』
エドモンズ『火なわ銃の少年』
オリョーシャ『人形の秘密』
ソンマーフェルト『ラルーの決心』
フセヴォロド・ガルシン『信号』
モーリス・ルブラン『怪盗ルパン』
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ロバート・A・ハインライン『大宇宙の少年』
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アレクサンドル・ベリャーエフ『くるった世界』
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呉承恩『西遊記』
ラドヤード・キップリング『ジャングル・ブック』
ジャック・ロンドン『荒野のよび声』
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フェリクス・ザルテン『バンビ』
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ムカージ『ヒマラヤの伝書ばと』
アレクサンドル・デュマ『三銃士』
スコット『覆面の騎士』
『ロビン・フッドの冒険』
ジェイムズ・フェニモア・クーパー『モヒカン族のさいご』
施耐庵『水滸伝』
羅貫中『三国志』
『今昔物語』
『平家物語』
『太平記』
小瀬甫庵『太閤記』
上田秋声『雨月物語』
井原西鶴『西鶴物語』
メドクロフト『エジソン』
エレノア・ドーリー『キュリー夫人』
サンドバーク『リンカーン』
エクスタイン『野口英世伝』
シュワイツァー『水と原始林のあいだで』
ヘレン・ケラー『ヘレン・ケラー自伝』
H・G・ウェルズ『子どものための世界史物語』
フリーマン『十人の音楽家の物語』
アーネスト・シートン『動物記』
アンリ・ファーブル『昆虫記』
ウイリアム・H・ハドソン『博物学者の本』
トール・ヘイエルダール『コンチキ号漂流記』
スコット『白い大陸南極へ』
スウェン・ヘディン『中央アジア探検記』
ハワード・カーター『ツタンカーメン王のひみつ』
ハインリッヒ・シュリーマン『地底の都をもとめて』
アンドリュース『恐竜物語』
ファラデー『ろうそくの科学』
ミハイル・イリン『本の歴史』
オルロフ『科学のふしぎ』
V・M・ヒルヤー『世界をまわろう』
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ユーリー・ガガーリン『地球は青かった』
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79; 『「新富裕層」が日本を滅ぼす』2014年 森永卓郎 監修 武田知弘 著 中央公論

2014-06-21 | 読書全般(古典など以外の一般書)




  79; 『「新富裕層」が日本を滅ぼす』金持ちが普通に納税すれば、消費税はいらない!  
       ☆☆☆/10☆




 タイトルには【「新富裕層」が日本を滅ぼす 金持ちが普通に納税すれば、消費税はいらない!】、データーベースには【世界の10%以上の資産を持っているのに、たった1億数千万人を満足に生活させられない国・ニッポン。必要なのは経済成長や消費税の増税ではなく、経済循環を正しくすることなのだ。日本の金持ちの税負担は、アメリカの半分以下であるという事実が象徴するように、「富裕層」と「大企業」は富をため込んで、滞留させている。彼らから富を引っ張り出し、真に社会に役立てるために「無税国債」等の方策を考える。】、目次には【 第1章 激増する億万長者  第2章 大企業は巨額の資産をため込んでいる   第3章 デフレの本当の真実  第4章 日本経済が抱える二つの爆弾  第5章 消費税が日本を滅ぼす  第6章 消費税ではなく無税国債を   第7章 普通に働けば普通に暮らせる国へ】とあるように、ほぼ六割程度のページ数を使って、繰り返し繰り返しテレビショッピングのように【金持ちが普通に納税すれば、消費税はいらない!】に則した内容がさも書かれているように記される。しかし、筆者 武田知弘氏が尤もいいたい事の一つとして金持ちや企業に無税国際を買わせようというものである。デメリットとメリットを差し引きすると、金持ちや企業は無税国際を買うはずという風に持って行き、挙げ句の果ては記述内容が二転三転。本書の最後の土壇場になって次のように記される。
【 だから、もし私が無税国際を導入しようとしたら、まず筆者が絶対譲れない条件としている「マイナス金利」を付与せず、元本保証で、しかも期間限定で募集する。 そして、集めるだけ集めたところで、高めのインフレを起こして、実質的な価値を吹き飛ばしてしまう。 】(204)とストレートに本音を出す。

【高めのインフレ】という箇所を読み、犠牲が大きすぎる事に対して恐怖感と嫌悪感を覚えた。
 本書ではこれが書きたかったがための、導入部分が長い一冊。
 感想はあえて述べない。

 



 森永卓郎 監修 
 武田知弘 著

 2014/2/10
 208ページ 780円(税別)
 中央公論

 データーベースより▼
 世界の10%以上の資産を持っているのに、たった1億数千万人を満足に生活させられない国・日本。必要なのは経済成長や消費増税ではなく、経済循環を正しくすることなのだ。「富裕層」と「大企業」がため込んで、滞留させている富を引っ張り出し、真に社会に役立てる方策を考える。

 目次
  第1章 激増する億万長者
 第2章 大企業は巨額の資産をため込んでいる
  第3章 デフレの本当の真実
 第4章 日本経済が抱える二つの爆弾
 第5章 消費税が日本を滅ぼす
 第6章 消費税ではなく無税国債を
 第7章 普通に働けば普通に暮らせる国へ

 監修
 森永卓郎 : 獨協大学教授、経済アナリスト。1957年、東京都生まれ。80年、東京大学経済学部卒業。テレビ・ラジオでも活躍中
 著者
 武田知弘 : 1967年生まれ、福岡県出身。91年大蔵省に入省し、バブル崩壊後の日本経済の現場を見て回る。98年から執筆活動を開始し、99年に退官










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78; 図録 『仏舎利と宝珠 釈迦を慕う心』  2001年   奈良県立博物館

2014-06-21 | 読書全般(古典など以外の一般書)



  78; 図録 『仏舎利と宝珠 釈迦を慕う心』  2001年   奈良県立博物館


   


 メモ
  1;紀元一世紀
     仏像に体する礼拝
     舎利信仰 始まる
    インド→中国→韓国→日本


  2;「如意宝珠」
        不思議な玉 平安→鎌倉

    「一字金輪仏」 
        舎利は宇宙
        末法を救う


 3;まつられた舎利
   神になった舎利
   仏像に込められた思い
        舎利→「生身」(肉身)仏になる
   密教法具に込められた思い
        強い霊力

   舎利→「生身」(肉身)仏になる



   


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77;世界の名作図書館25 昭和43年『ドン・キホーテ ガリバー旅行記』から「ガリバー旅行記」

2014-06-21 | 読書全般(古典など以外の一般書)



 77; 世界の名作図書館25 昭和43年『ドン・キホーテ ガリバー旅行記』から「ガリバー旅行記」ジョナサン・スウィフト作 講談社


 



 先日からちょこちょこと楽しんでいる、こどもの頃に読んでいた世界の名作図書館の中から「ガリバー旅行記」を読む。
 私のようなお年頃になって 「ガリバー旅行記」を読むと、男性の本質部分がこそばかゆく感じてしまうかな?
 みんなが知っている小人の国や大人間の国出の出来事は周知の通りなんだけれど、ガリバーって人は懲りずに何度も旅に出ちゃうのね。
 最後に行った国は、
        ひひひぃ~~~ぃん
 さてさて、どんな国でしたでしょうか?

 その後、奥さんやこどもまで
        キャキャキャ
 に見えて気持ちが悪買ったとも事。
   奥さんの手からちぎったパンも食べなかった。
   庭に二頭のひひひぃ~~~ぃんを飼い、長時間小屋にとじこもって話していた。
   ~~~なぁんて、こどもも奥様もかわいそうだよ!
              (と内心ガリバーをしかる)
                 やはり、こどもの頃の感じ方と今では違うんだなぁ~☆
                 と、今回 世界の名作図書館の「ガリバー旅行記」を読んでも感じた。
 



 



講談社「世界の名作図書館」全52巻

監修=志賀直哉、坪田譲治、土岐善麿、ギヨ(フランス児童文学者、アンデルセン大賞受賞)、クリュス(ドイツ児童文学者)、ノーソフ(ソビエト児童文学者)、マクギニス(アメリカ学校図書館協会代表)。

編集委員=植田敏郎、西郷竹彦、白木茂、那須辰造、滑川道夫、波多野勤子、福田清人、袋一平、松枝茂夫、矢崎源九郎、山室静。

『ギリシア神話』
『北欧神話・民話』
『アメリカ・イギリス民話』
『ロシア民話』
『東欧民話』
『アラビアン・ナイト』
『聖書物語』
イソップ『イソップ寓話』
『日本神話』
『日本民話』
『東洋民話』
ルイス・キャロル『ふしぎの国のアリス』
オスカー・ワイルド『幸福な王子』
サカリアス・トペリウス『リンダギュル姫と魔法つかい』
ホールデン『魔法つかいのリーキーさん』
カルロ・コッローディ『ピノッキオ』
ジェームズ・マシュー・バリー『ピーター・パン』
モーリス・メーテルリンク『青い鳥』
ハンス・クリスチャン・アンデルセン『アンデルセン名作集』
グリム兄弟『グリム名作集』
シャルル・ペロー『ペロー名作集』
ヴィルヘルム・ハウフ『ハウフ名作集』
ワルデマル・ボンゼルス『みつばちマーヤの冒険』
セルマ・ラーゲルレーフ『ニルスのふしぎな旅』
デュボア『二十一の気球』
L・フランク・ボウム『オズのまほう使い』
ヒュー・ロフティング『ドリトル先生アフリカへいく』
ジョージ・マクドナルド『北風のうしろの国へ』
メアリー・ノートン『まほうのベッド』
サミュエル・マルシャーク『森は生きている』
張天翼『宝のひょうたん』
カレル・チャペック『郵便屋さんの話』『長い長いおまわりさんの話』
松谷みよ子 『竜の子太郎』
宮沢賢治『風の又三郎』
『現代日本名作童話』(『泣いた赤おに』他22編)
ウィリアム・シェイクスピア 『ハムレット』『ロミオとジュリエット』
H・B・ストウ『アンクル・トムの小屋』
アーダルベルト・シュティフター『水晶』
ヴィクトル・ユゴー『ああ無情』
ロマン・ロラン『ジャン・クリストフ』
アルフォンス・ドーデー『風車小屋だより』『月曜物語』
エクトール・マロー『家なき子』
モルナール・フェレンツ『パール街の少年たち』
マーク・トウェイン『トム・ソーヤーの冒険』『王子とこじき』
ルイザ・メイ・オルコット『若草物語』
ルーシー・モード・モンゴメリ『赤毛のアン』
ヨハナ・スピリ『アルプスの少女』
エドモンド・デ・アミーチス『クオレ』
ウィーダ『フランダースのいぬ』
フランシス・バーネット『小公子』『小公女』
エーリッヒ・ケストナー『飛ぶ教室』
アグネス・ザッパー『愛の一家』
クリュス『わらいを売った少年』
ルース・ソーヤー『ルシンダの日記帳』
カッタン『機関士白ねずみくん物語』
ヴォロンコーワ『町からきた少女』
『ものいわぬ杜子春』
芥川竜之介『くもの糸』
森鴎外『山椒大夫』
山本有三『路傍の石』
壺井栄『二十四の瞳』
太宰治『走れメロス』
林芙美子『泣虫小僧』
坪田譲治『善太と三平』
下村湖人『次郎物語』
ミゲル・デ・セルバンテス『ドン・キホーテ』
ジョナサン・スウィフト『ガリバー旅行記』
ゴットフリード・ビュルガー『ほらふき男爵の冒険』
ジーン・ウェブスター『あしながおじさん』
カターエフ『無人島の小ロビンソンたち』
ヘール『ゆかいなピーターキン一家』
アストリッド・リンドグレーン『長くつ下のピッピ』
ノーソフ『ビーチャとゆかいな仲間』
夏目漱石『坊ちゃん』
十返舎一九『東海道中膝栗毛』
『狂言物語』(日本古典)
ダニエル・デフォー『ロビンソン漂流記』
ロバート・ルイス・スティーヴンスン『宝島』
ジュール・ヴェルヌ『十五少年漂流記』『海底二万里』
スペリー『海をおそれる少年』
メースフィールド『ジム・デービスの冒険』
エドモンズ『火なわ銃の少年』
オリョーシャ『人形の秘密』
ソンマーフェルト『ラルーの決心』
フセヴォロド・ガルシン『信号』
モーリス・ルブラン『怪盗ルパン』
エドガー・アラン・ポオ『黄金虫』
コナン・ドイル『名探偵ホームズ』
ロバート・A・ハインライン『大宇宙の少年』
アイザック・アシモフ『わたしはロボット』
アレクサンドル・ベリャーエフ『くるった世界』
滝沢馬琴『八犬伝』
呉承恩『西遊記』
ラドヤード・キップリング『ジャングル・ブック』
ジャック・ロンドン『荒野のよび声』
エリック・ナイト『名犬ラッシー』
フェリクス・ザルテン『バンビ』
ギヨ『ジャングルの王子』
ムカージ『ヒマラヤの伝書ばと』
アレクサンドル・デュマ『三銃士』
スコット『覆面の騎士』
『ロビン・フッドの冒険』
ジェイムズ・フェニモア・クーパー『モヒカン族のさいご』
施耐庵『水滸伝』
羅貫中『三国志』
『今昔物語』
『平家物語』
『太平記』
小瀬甫庵『太閤記』
上田秋声『雨月物語』
井原西鶴『西鶴物語』
メドクロフト『エジソン』
エレノア・ドーリー『キュリー夫人』
サンドバーク『リンカーン』
エクスタイン『野口英世伝』
シュワイツァー『水と原始林のあいだで』
ヘレン・ケラー『ヘレン・ケラー自伝』
H・G・ウェルズ『子どものための世界史物語』
フリーマン『十人の音楽家の物語』
アーネスト・シートン『動物記』
アンリ・ファーブル『昆虫記』
ウイリアム・H・ハドソン『博物学者の本』
トール・ヘイエルダール『コンチキ号漂流記』
スコット『白い大陸南極へ』
スウェン・ヘディン『中央アジア探検記』
ハワード・カーター『ツタンカーメン王のひみつ』
ハインリッヒ・シュリーマン『地底の都をもとめて』
アンドリュース『恐竜物語』
ファラデー『ろうそくの科学』
ミハイル・イリン『本の歴史』
オルロフ『科学のふしぎ』
V・M・ヒルヤー『世界をまわろう』
エドワード・ウィムパー『アルプス登山物語』
ユーリー・ガガーリン『地球は青かった』
柳田国男『火の昔・少年と国語』
今野武雄『あたらしい数の博物館』



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大阪松竹座  関西・歌舞伎を愛する会 第二十三回「七月大歌舞伎」の「船乗り込み」 6月29日(日)

2014-06-19 | 舞台・音楽 雑感メモ
(松尾寺 バラ園    奈良 郡山)


    



 大阪松竹座  関西・歌舞伎を愛する会 第二十三回「七月大歌舞伎」の「船乗り込み」
 6月29日(日)


 2014年6月29日(日)
 当日は雨天決行、警報時のみ翌日に順延

 13:30 八軒家浜(京阪天満橋駅北側)にて式典開始
 14:00 乗船→出航
 14:40 戎橋東側にて船上より口上
        (松竹座まで移動)
 15:00 松竹座前にて式典
 15:30 終了予定











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松尾寺 バラ園   (16景) 奈良県大和郡山市  2014年5月下旬

2014-06-18 | お出かけ


 松尾寺 バラ園 奈良県大和郡山市  2014年5月下旬



 5月下旬
 松尾寺のバラ園を楽しませて頂きました。
 松尾寺のバラ園では、バラ80種、500本
 鉢植えのバラ、地植えのバラ共に満開です。
 
 寺の壁面の上までのびたツルバラに花がいっぱい。
 見事なバラを楽しませて頂く事ができました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



          松尾寺 奈良県大和郡山市山田町683


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