前回、数が減ってしまった蝶をアップしました。
明らかに数は少なかったとは言え、それでもよく見かける蝶もいました。
本州産の『カラスアゲハ』と良く似ている『ヤエヤマカラスアゲハ』です。 ISO1600 1/200 f/5.6
これに混じって、時々姿を見せてくれたのが…。
『シロオビアゲハ』でした。 ISO1000 1/2500 f/5.6
シロチョウ系では、
島内どこでもよく見た『ウスキシロチョウ』です。 ISO800 1/2000 f/5.9
少々翅が痛んでいるのが残念です。
関東でもよく見かける『キタキチョウ』の仲間『タイワンキチョウ』です。 ISO800 1/1600 f/6.3
『キタキチョウ』と『ミナミキチョウ』、以前は一括りで『キチョウ』と呼ばれていました。
この3種、翅を閉じた状態では殆ど区別が付きません。
うっすら見えている翅の表側にある黒い縁取りの形状が、ちょっとずつ違うだけなんです。
そして10年前には『迷蝶』として時々やって来る程度の存在でしたが、現在は明らかにこの地で繁殖している蝶です。
『イワサキタテハモドキ』と言います。 ISO800 1/400 f/6.3
昔からいたような顔をして縄張りを主張する、結構態度の大きい蝶です。
最後はこれも10年前には数少なかったのですが、今回はおそらく一番数多く見た蝶だったと思います。
『ツマムラサキマダラ』の雌 ISO800 1/800 f/5.6
こちらが『ツマムラサキマダラ』の雄です。 ISO400 1/400 f/5.6
やはり雄の方が紫色は美しいようですね。
同じ紫でも『リュウキュウムラサキ』や『ヤエヤマムラサキ』はついに1頭も見ることが出来ず終いでした。
蝶編はこれでお終いです。
分けても2回で終わりですから、やはり撮れた数が少なかったんですね。
次回はその他の生き物です。