MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

予定外のブログ更新(コオニヤンマの羽化)

2022年05月27日 | 昆虫

午前中は土砂降りの雨でした。

それでも予報通り昼からは雨が止み、ウォーキングには問題なさそうだったので、カワセミの撮影ポイントを歩くことにしました。

雨で濁った川を見ながら時計台脇のポイントの対岸を歩いていた時、こんなのを見つけてしまいました。

今日は散歩用の E-M5 を持っていなかったので、iphoneを取り出して1枚。

14時45分 トンボがまさに羽化の真っ最中です iphone11

このヤゴは幅広の身体に特徴があるコオニヤンマですね。

ここで迷いました。

このまま iphone で撮るか、家まで持って帰るか…。

ここから家まで徒歩で約20分かかるので、おそらく羽化は進んでしまうでしょう。

しかし既に羽化は始まっているので、途中からの撮影になることは承知で持って帰ることにしました。

案の定、家までの中間点当たりで身体はヤゴから外に出てしまいました。

家についても室内撮影の準備はしていなかったので、カメラの準備が終わったのは、見つけてから1時間後になってしまいました。

撮影機材:OM-D E-M1 markⅢ + ED60mm MACRO + FL-600R

13時52分 残念ながら大分羽化が進んでしまいましたね ISO200  1/60  F/8  ストロボ(ディフューザー使用)

 

14時50分 翅を広げて細かく震わせ始めたと思ったら… 

なんと、部屋の中を飛び回り始めました。

意外に早く飛べるようになるんですね。

とりあえず、そっと元の場所に戻ってもらって、今のうちに複眼のアップを狙います。

このままではマクロと言うにはまだ遠いので…

このくらいだと、個眼が見えてきます。

ヤンマ科サナエトンボ科の複眼は個眼が小さいので撮るのが結構大変です。

ゆっくり撮らせてもらっている内に、翅も大分乾いて来たようです。

15時21分 大分コオニヤンマらしくなってきました。

この個体は雌のようですね。

いつ飛んでも良いように、場所をベランダに移しました。

15時38分 ここに置くと同時に翅を震わせ始め、すぐに飛び出しました。 ISO200  1/250  F2.8

 

コオニヤンマの羽化を見るのは初めてだったので、ラッキーだったと思います。

大分気温も上がってきたので、次から出かける時は忘れずに E-M5 を持って行くことにします。

あっ、一つ忘れていました。

トンボが出た後のヤゴです。

このヤゴ、カワセミを撮っていると時々捕食するのが見られます。

カワセミのダイブを撮っている方は覚えがあるのでは?

(長さは4cmありました。)

 

 

 

 


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