MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

望遠レンズ用 CANONドロップインフィルター PL-C52

2019年01月10日 | カメラ関連

前回のタイトルを「ホバリング好調!」としましたが、私達午前組が帰った後は4~5時間飛来無し、だったそうです。

一昨日、昨日も不調のようでしたが、さて今日は?

結果から先に申し上げれば、まずまず順調だったと言って良いと思います。

もちろん引き上げる11時までの話ではありますが、カワセミ君、殆ど見えるところにいましたからね。

 

ところで今日のタイトル「ドロップインフィルター PL-C52」(偏光フィルター)の事なんですが…。

前回の記事でも取り上げたホバリング撮影時、太陽角度が高くなって順光撮影になると、かなり露出を絞らなければなりません。

実際、ISO100 で 1/320  f/8 がほぼ適正露出となります。

ここで困ったのは、新しいEF400mm 1:2.8L IS Ⅲ USMは確かに解像度が高く、よりシャープなレンズになったとは思うのですが…。

 f/4 - f/5.6 - f/8 - と絞って行くにつれ、明らかにボケが美しくないんですね~。(前回の写真を参照)

それならSSを上げれば良いじゃないかって?…確かにその通りなんです、なんですが…。

カワセミのホバリング撮影をされている方なら、もちろんお解りですよね。

SSを1/800とか1/1000にしてしまうと、カワセミの翼が止まってしまってホバリングの雰囲気が出ないんですよね。

今のところ私の好みが 1/320 なので、これで絞りをせめて f4 程度に抑えるにはNDフィルターを使うしかありません。

CANONの超望遠レンズ群にはドロップインフィルターが差し込まれており、そこに別売りの52mmのNDフィルターが装着可能となっています。(Ⅱ、Ⅲ型)

それで十分イケるはず…ですが、露出減プラス、逆光での撮影時に水面反射が少しでも押さえられれば…と思い、少々高価ですが表記の“純正”PL-C52を購入しました。

現在、ヨドバシカメラのポイントが13%になっていましたしね。(^^)

 

さて前置きが長くなりましたので、今日テスト撮影した作例です。

最初は“PL-C52”無しの写真です。

8時01分 もうかなり日差しが強く 1/320 f/4 は厳しいです。 ISO100  1/400  f/5.6  (13連写の内2枚)

 

ここで次のホバまで少し時間がありそうだったので、“PL-C52”にフィルターを交換しました。

8時07分 まだ露出調整中にホバリングが始まってしまい、かなり露出アンダーの撮影でした。(現像時に補正) ISO200  1/320  f/4  (9連写の内2枚)

フィルター挿入でピントが甘くなることがちょっと心配でしたが、どうやら大丈夫そうですね。

 

8時43分 今回はまともにベタ順光です。 ISO100  1/320  f/5  (7連写の内3枚)

この絵を拡大して見ます。

わずかに被写体ブレがあるようですが、まあ許容範囲ということでお許しください。(1200×900pixでトリミング)

 

9時08分 薄曇りになってきましたが、そのままPL-C52を使っています。  ISO160  1/320  f/3.2  (45連写の内2枚)

長~いホバリングでしたが、殆ど真正面向きだったのが残念でした。

 

初めて使ったフィルターでしたが、もちろんNDフィルターの代替としては十分使えるようです。(これだけではちょっと勿体ないですけどね)

水面反射の軽減については、近いうちにテストしてみたいと思います。

とりあえず今日もカワセミの出がまずまずだったのはラッキーでした。

カワセミ君に感謝!

11時終了。

 

 

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