「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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【介護る】徘徊してた時にこそ介護度4が欲しかった

2010-02-12 | ●介護録(~2015.2月)

身体介護だと、手がうまく使えないとか、歩行に支障があるとか
ある意味とてもわかりやすい、目に見えやすい形で介護度を測れる
単純に区分すると、車いすが必要なら4で、寝たきりなら5で……みたいな
(モチロン現実はこんなに簡単なものではないと思うけど)

認知症も、老化とともに他の病気や障がいが出てきたりするから
そこで4に上がったり、5になったりすることはあるんだけど

「認知症の症状」だけに限ると…ビゴ母みたいな場合

徘徊していた時に介護度4にして欲しかったナ…と思ってしまった

デイの回数増やせたし、ショートももっと使えた
その頃の母は歩き回る分体力もあったのでそれが可能だったはず
拒否は強く、意志力というか認識力というか、つまりいろいろ今より能力があった
能力があるから介護度は2とか3止まり
でも
能力はあっても自立していない。病識がない。
介護する立場から言うと(私の場合)だからこそ介護がキツかった

寝たきりになってくれたほうがラクよ……と、介護先輩に言われたっけな。
決まった時間にオムツをかえてればいいんだから…って
その頃の母は、むしる、取る、脱ぐをやっていた頃だったから
それに比べたら、手は掛かっても確かに気持的にラクかも…と思ったものです

今の母は、徘徊もしない
体力も落ちてるからよく寝る
もちろん、起きていれば部屋荒らしもするし危険なことをしても困るので
目が離せないけど徘徊や拒否が強いよりマシだな…と思える

だから、徘徊していた頃、払うもの払ってでも、デイやヘルパーを使いたかったナ

「一人で食べられるから歩けるから、介護負担は小さい」
というのは認知症にはそのまま当てはまらないんだよね

重度になる前の元気な認知症のほうがキツイこともある

介護のキツさ、辛さって
拒否があったりして対応することに疲れてしまう時期と
あれもこれも介助が必要で手が掛かることに疲れる時期と
二通りあるような……

認知症の介護度を決めるのは難しいナ。

行動障害の出方とか、一人一人、全然違うから。

徘徊だとか排泄だとか、端から見ると大変そうな問題がまったく出てない場合でも
介護者に対する拒否、暴言、あるいは依存が強いと、介護者の疲労度は高い

単純に介護度だけで、はかれないのが認知症かな