「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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介護:母は場所の変化を感じているらしい

2013-09-13 | ●介護録(~2015.2月)

小規模多機能に行ってきた。
洗濯物を取りに行ったのだけど、あちらで洗濯してくれていたらしい

もっていったテープ式オムツは、Mサイズといわれていたけれど
メーカーにより同じMでも違うので問題はMとかLのサイズではなく
全体の長さだったり、仕様によってもたつくとか、もたつかないとか、そういうことで…
………いったいどれを買えばいいのか
つかってみなきゃわからない?

母は昼寝から起きたところで
ボヤーーーンとしていたし……
行った甲斐も何もない(T.T)

そんな母でも
どうやら、場所が変わったコトを感じているらしい
緊張して体が固くなっているって。
先月、家にちょっとだけ帰ってきた時は
老健にいるときより言葉(というか声)が出ていたけど
小規模多機能の記憶は残ってないのか?

小規模多機能の看護師さんの、母の嚥下能力に対する見解は
厳しいものだった。

そんな話を聞いていると
そのうち流動食になったり、胃瘻の決断などしなくてはならない時が
案外近いのかもしれないと思い
なんだか心が重くなる。

在宅で、枯れるようにソフトランディングしてほしい、家で看取りたい
という気持ちはあるけど
正直
今は自信喪失状態

とりあえず、この先、訪問看護サービスも取り入れる予定にはなっている。

ホントに一喜一憂
しなくてもいい心配とか、今考えても仕方ないこととか
いろんなコトが頭の中を駆け巡って
現実逃避したくなります。

小規模多機能のスタッフが
「少しのんびりしてて」(小規模で泊まりをしている間に)
と言ってくれるのだけど
そののんびり出来る時間に、考えなくもいいことを考えてしまって
少しものんびりな気分になれない。

多分、介護ってそういうものなんだろう

介護をしてない人は、「施設に預ければ楽になるでしょ」と思っていたりするけれど
家でみていないがゆえに気になることが出来たり
施設に対しても気を遣うことがあったり
けして楽にもならないし、なかなかのんびりも出来ない現実はある
(もちろん、時間の自由が出来るとか利点もいっぱいあるけど)

細かいことを言うと
他人に着替えとかしてもらうわけだから
脱ぎ着しやすい服や下着にしなきゃ…とか考えたりするんだよね。
自分が着せるのなら、たとえばちょっと寒い日には重ね着させるけど
スタッフにやってもらうなら、そんな手間のかかることはダメだわ…と思ったり。
(カーディガン着せてもらうくらいはともかくとして)

まあ、そんなこんなで
のんびり、ゆっくり、落ち着けるのは
つまり、ホントに、終わった時しかないのでしょう。