「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

アルツハイマー100年

2005-06-17 | ●介護録(~2015.2月)
「毎日新聞」のコラムに「アルツハイマー100年」という記事を見つけた。(リンクしようたしたけど失敗…分からないよ~?)

アルツハイマー博士がこの症例を発表して100年目と聞いて正直驚いた。
そんなに昔だったのかと。
日本では「恍惚の人」が発表されてアルツが広く認知されたと書いてあったけれど、私自身は「恍惚の人」についてほとんど記憶がないし、学生時代、福祉科だったけれど、その時でさえ「痴呆」という言葉を聞くことがなかった。

多分、100年前の発表の時は、今のような「アルツハイマー型認知症」というとらえ方はなかっただろうけど…。

「アルツハイマー病」と「アルツハイマー型認知症」はまったく別である…と述べる医師もいるし、両方を一つにして書かれているふうな記事もある。
最近読み始めた本では、ともに脳の疾患としては同じで、65歳以前の発症を「アルツハイマー病」65歳以後を「アルツハイマー型認知症」という…と書いてあった。
この線引きも微妙だな~と思う。
母が認知症だと分かったのは65歳以後だが、では発症は?と考えると、物忘れは確実に65歳以前に
始まっていたと思う。

その記事のなかに「マイ・ファザー」という映画が公開されると書かれてあった。
アウシュビッツで人体実験を行っていたナチスの医師の話。息子の証言で作られた映画だ。その医師をチャールトン・ヘストンが演じたという。
彼は自らをアルツハイマーであると公表している。

私は小学生のころにTVで「猿の惑星」を見て、チャールトン・ヘストンがスキになった。その頃すでにそれなりにオジサンだったけど、とってもスキだった。
アルツハイマーであると公表された時はやはりショックだった。
「マイ・ファザー」…見たいけれど、なんだか胸が締め付けられるようで苦しい…。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
kartさんへ (ビゴ)
2005-06-29 15:33:09
はじめまして、コメントありがとうございます。

kartさんのコメントを読んで、「観たい」という思いが強くなりました。

複雑な気持ちがあるのも正直なところですが、ヘストンの演技…これが最後かも?…やはり、みたいです。
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マイファザー観ました。 (kart)
2005-06-28 02:01:41
はじめまして。ヘストン、アルツハイマーとは知りませんでした。堂々たる芝居でした。かなり問題ある難しい役柄[ナチスのヨゼフ・メンゲレ死の天使役]を堂々と演じていました。長年の役者魂はアルツを超えるのか・・人の人生はアルツ超えてるのかと貴方のページ見て思いました。映画自体もおもいテーマですが、そのような視点で観ることが出来いっそう深く映画を考えることが出来ました。決して支持できる映画とは言えませんがいい映画なのは確かです。観てください。
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ヘストン様 (ビゴ)
2005-06-19 21:39:08
タンポポさん&お父様も好きなんですね。

嬉しい~♪



>ヘストン氏のブロマイドと、同じアングルで撮った実父のポートレートが並んでる。



なんだか楽しいですねー。

オチャメなオトーサンだわ。



でも~、映画出演って、セリフ…どうしたのかな。進行具合にもよるだろうけど。

今回のが最後の映画出演なのかなって思うと、私はとても見たいのだけど、見ている間ずっと「彼はアルツハイマーなんだ」って思いながらってことになりそうで…。



TBありがとうごさいます。

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トラックバック (タンポポ=トラ子)
2005-06-19 14:05:25
させていただきました。



チャールトン・へストンは、私も大好き。

実は実父も大好きな俳優さん



なぜか、実父の若かりしころのアルバムに、

ヘストン氏のブロマイドと、同じアングルで撮った実父のポートレートが並んでる。



意識していたのか?



顔が長いところは、似てないとはいえないけど、無理がある。



ったく
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