「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

認知症サポーター

2007-09-13 | ●介護録(~2015.2月)
認知症サポーター制度が十勝管内でも拡大しているらしい。
2005年から始まったこの制度、確かに、その頃、講演で、そんな話を聞いた記憶がある。でも、予算がないので進まない…ということだった。

そんな話はスッカリ忘れていた先日、2006年末で670人程度のと登録者がいるという記事が地元紙に掲載された。

帯広の人口は17万程度。その他町村を合わせて十勝の人口は35万くらい。
その中に認知症者がどれくらいいるのかは不明だけど、そんな中の670人という数は果たして多いのか少ないのか…。

「知人に認知症者がいるので参考になった」という受講者のコメントが載っていた。
なるほどね。
知人、友人、親戚。毎日接する訳ではない人が認知症…という人にとって、認知症とはどういう病気か知ることは有意義かもしれない。

…でも、どんなこと教えるのかな~?
マニュアル通りはダメだよ、現実的な話ちゃんときけるの?…なんて、ナナメに考える私(^^ゞ
とはいえ、認知症の理解が進むの悪くない…はず。

しかし、問題は、この認知症サポーターがどんな活動をするかということ。
2005年から始まっているわりには、この記事が出るまでサポーターの「サ」の字も聞こえてこなかったしね。
地域で認知症者を支える…というけれど……果たして……。
理解を深めるだけに終わったらもったいない話。

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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
支える人? (まり)
2007-09-13 13:12:26
サポーターって、ボランティアなのかな?
ただ勉強会だけだと残念だね。
朝日新聞でも認知症のことが連載されてるそう。
まずは、多くの人に正しく理解されることも大事だと思う。そして、実際に関わってる私たちから、要望や辛さや生の声を発信していきたいね。。なかなか難しいけど。ブログもその一つだと思うわ。本もそうだよね。ありゃ なんかまじめで前向き(照笑)
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サポーター? (まあこ)
2007-09-14 01:31:01
初めて聞きました。



確かに知識を得る事は大事だけど個々で症状が違うから聞いたのと違うってなると戸惑ったりする場面もあるでしょうねぇ。





でも地域でそういう取り組みをする事は大事なのかもしれませんね。



今後どのように広まっていくのかも楽しみでもありますね。
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まりオンニへ (ビゴ)
2007-09-14 11:04:58
地域に理解があれば認知症者はそのまま地域で暮らせるって理論らしいよ。
うがった見方をすると、脱施設、在宅の奨励を進めるための策?なんて思えるとこもあるけど、
でも、ある程度の段階までは在宅が可能だから、地域で暮らす身としては、そこに理解者、協力者がいるというの心強い。

サポーターになると、オレンジのバンド(腕輪)が貰えるんだって。
これを付けている人はサポーターってことだけど、果たして、それをつけて日々生活してくれる人なんているのかな?

…と、なんだか?マークばかりが付いてしまいます。
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まあこさんへ (ビゴ)
2007-09-14 11:08:27
十勝に670人いるんだから、まあこさんのところはもっとひろがっているのかも?

それにしても、宣伝が足りないのか、(予算がないってことか?)ホントに具体的な箏が聞こえてこないです。

>確かに知識を得る事は大事だけど個々で症状が違うから聞いたのと違うってなると戸惑ったりする場面もあるでしょうねぇ。

この部分が一番気になるよ。
マニュアルほどあてにならないものはないから。画一的にとらえられたら困るな~って思います。
デイのスタッフだって、利用者を理解するためにはそれなりの時間が必要なんだもの。


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教えてください。 (いんこ)
2008-03-29 21:34:45
 はじめまして!
認知症サポータについて関心があります。
 学べる場ありますか?
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いんこさんへ (ビゴ)
2008-03-30 10:47:52
はじめまして、こんにちは。

各市町村単位で募集しているようでしたよ。(私の住む北海道十勝の場合ですが)
だから福祉に力を入れている自治体は毎年目標数をかがげて募集しているようでした。

でも、私は、自分の住む自治体でサポーター募集しているのを新聞記事見るまで知りませんでした。
この記事かいてから随分たちましたが、相変わらす、これといった動きは感じられません。

全国的に自治体が主体で行っているのなら、福祉協議会とか、役所の窓口に聞いてみるのが手っ取り早いかと思いますが…。

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掲載みました。 (いんこ)
2008-03-31 20:29:45
 私も十勝管内在住。 新聞の記事を見ました、申し込みもしましたが市内に在住していないので修了証は発行しませんとのこと。    オレンジバンドがなければ支援活動ができない???    介護福祉士の資格はありますがもっと認知症について学びたいと思っています。  認知症、障がいの有無に関係なく地域で安心して暮らせる環境を作るサポートをしたいと考えています。   何か情報があれば」ビコさん」発信してくださいねぇ。     
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いんこさんへ (ビゴ)
2008-04-01 10:53:23
>申し込みもしましたが市内に在住していないので修了証は発行しませんとのこと。    オレンジバンドがなければ支援活動ができない???

そうものなんですかー!
自治体単位だからその市町村に在住してないといけない…みたいな感じなんでしょうかね?
よくわからないですね…。実際サポーターの方の具体的な活動を見聞きしたこともないですし…。

いんこさん、十勝の方なんですね(^.^)。
地域で安心して暮らせる環境サポート…心強いです。

介護のお仕事などされてるんですか?
もしお仕事などで認知症者と接しておられるなら、それが一番の経験で、それ以上に学べるモノってないような気が、私はします。

本を読んでみたり、講演にもいってみましたが、どれも(もちろん得るものが何もないわけではないですが)実際の介護生活と比べてしまうと………。
実際に接するのが一番!

私自身、介護者支援の活動が出来たらいいなーと思ってます。
なかなか余裕がないけど、今の自分も同じ介護者の繋がりがほしいから、そういう場所を作りたいです。
 
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そうですよね!  (いんこ)
2008-04-02 10:49:26
 ビコさん そうですよね!   そのような状況になった時にどう接するかは、それぞれの対応者の人間性ですよね!   介護の仕事をパートですがしています、先日 認知症の家族が涙をながしながら介護者としての思いや悩み、介護員への願いを話してくれました。 私はそれを受け止め、肩を抱きしめ、「私達はもっともつと本人と家族の力にならなければ」と痛感し、ひたすら傾聴しました。  了解を得て、ケアマネに報告し、次に繋げることができました。    何せパートなので「やり過ぎず」、「ですぎず」、職員と調和をとりながらなの勤務なので私は力にはなりませんが、、、。                どんな状況でも人間対人間ですよね。    
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人間性 (ビゴ)
2008-04-02 15:50:59
人間性…大きいですよね。
研修を受ければ知識は得られるけど、こういうお仕事は、決まったことを事務的にこなすのとは違うので、その場で臨機応変に対応して行かなきゃならない。
だから、いろんな場面で、その人の人間性が出ると思います。

人と対する仕事ってそれが一番かな。
それも介護の場合、相手の判断能力が低下していたりするので、支援者側に主導権があったりするわけなので…。

インコさんのように、もっと認知症について学びたいと考えているという話を聞くだけで、認知症家族としては、信頼とか安心とかを感じると思います。

在宅介護を奨励するなら、土日祝日、昼夜、関係なく使いやすいデイやショートが必要だし、介護者支援を整える必要大だと思うんです。
それをしないで、虐待だといって、通報義務作ったりして、介護者を追いつめてるだけなのに気づいてくれない。
ショートは二ヶ月前予約、急にヘルパーさんを頼みたい状況になっても、ケアマネに電話して確認して返事まって…と思うと億劫になるのが現実です。



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