「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ショート先からの電話

2005-11-05 | ●介護録(~2015.2月)
7日からのショートのお迎え時間などの連絡が来たいつも通りの打ち合わせと、最近の母の状態について話した後、
「○○子(母)さんに来ていただくと、楽しくオシャベリ出来て、周り方のお世話なども率先してやっていただけて…」と思いっきりお褒めにあずかった

確かに母は、利用者の中では若手だし、体も元気で世話好き、コミュニケ-ション能力も落ちてないので、↑のような側面はあると思う。

でも、私は知っている……何を?って、「健常者が明るく話し好きで世話好きで気がつくのとは違う」ってこと
手助けにもなるけど、やはり気をつけて見てなきゃならない。ある意味、じっとしてくれる利用者のほうが楽かもしれないし…。

でも、彼らはプロだから、そんなことは十分承知で、預けている家族への配慮も込めて、母の良い点として伝えてくれてたと思う。

その電話のあと、ついつい、あの病院のデイケアをおもいだしちやった。
「○○さんの場合、手持ちぶさたになると部屋を出て行こうとするのでスタッフが一人つかなきゃならないんですよね~~~」と電話してきた看護師。
「フーン、で、どうしろっていうのよ!!!」…とはさすがに切り返せなかった。

エライ違いだな。
薬を飲んで1日デイで過ごせるようになったのも、成果の現れだと言われたよ。いまだに納得してない。何が成果なのか。
デイケアとの最後の電話は半分ケンカ腰になっちゃったけど、後悔はしてない。

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4 コメント

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こういう配慮 (トラ子)
2005-11-06 10:57:29
嬉しいね。

少なくとも、あちらでそれなりにお母様を受け入れてくれていると、思わせてくれる。



ほんとに・・・家族の心情を汲み取ってくれるところと、そうでないところが、あるよね。



実家にいたときに両親が利用していたデイサービスで、利用している方がデイで思いっきり混乱しても、そのブンお家に帰って平成に過ごせるなら、そのほうが良いという発想で受け入れてくださるといっていただいた時は

ありがたくて涙が出た。



良いところとご縁が出来てよかったよね。
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受け入れ側のスタンス (ビゴ)
2005-11-06 12:38:02
私って、以前は単純に、福祉の人々(というか組織というか)は優しいもんだ思いこんでいたの。

優しいって言葉一つにしてしまうと薄っぺらだけど、福祉の精神は、クライアント優先主義っていうか……そういう意識が根底にあるものだと思っていた。

そんなふうに勉強してきたのよね。

ボランティア行ってた先だって、みんなそうだった。交通費とか昼食とか自腹切って、障害児の遊技治療保育やってたんだから。



自分が福祉を受ける側になって、福祉も利益を追求する産業だとか、組織としてけして利用者優先だけじゃないっていうのもわかった。



厳しいなー。



the社会福祉マンさんが「逃げられない顧客」っていうのを書いてたのが、しみじみしみてくるよ。



Aセンターは「ムズカシイですね」っていうかも知れないけど、Bセンターは「大丈夫ですよ」っていってくれるかもしれないんだよね。



これって当たりはずれみたい。くじ運ないとダメってたかんじ。

情報を受け止る機会が少ない。

センタ-の名前と住所はいくらでも分かるけど、内情は分かんない。ナマの声ってなかなかきけない。

なんとかしたい、この現実…ってとこですね。

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ついつい期待を (としちゃん)
2005-11-07 12:31:09
ほんと当たり外れってあるやろなぁ。

どうしても福祉関係で働いてるって思うと、奉仕精神を持ち合わせてるって、勝手に思い込んでしまうのよ。

でもただの仕事と思って働いてる人だった多いはず。

その辺りのギャップがねぇ。



うちのデイは、母をうまくおだてて動かしてくれてるみたい。何か配る時に「配って~」って言って手伝わせたり、金曜日の帰り際に「明日も来てね!」って必ず声をかけてくれてるみたい。

母は、「いつも手伝わされるの」とか「明日も来てねって頼まれたから行かなくっちゃ」って言ってるわ。



こういう人との対応って、たぶん人に教える事って難しいよな。わからん人にいくら説明しても伝わらへんような気がするわ。要は資質の問題のような・・・

福祉関係の人の就職は、資格にこだわらず、その人の資質も重視して欲しいね。
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としちゃんママは (ビゴ)
2005-11-07 21:55:50
ちゃんと記憶しているからステキだ。



うちなんて帰ってきたらすぐに忘れてるもんね。

翌日の約束なんて、サッパリよ。

それでも、迎えが来ると、朝のこの時間に来るとまた誘われる…っていうのは分かるみたい。行きたくないから。

で、どこに行くんですか?って聞いてデイの名前を言われても分からないのね。

いつまのところでお手伝い…って言うとなんとなく記憶が戻るらしい。



この仕事は向き不向きがあると、つくづく思うよ。

彼に福祉的精神をたっぷり道合わせていたとしても、認知症高齢者を相手にするのは、もう、性格の部分で向いてないってあるそうだよ。

うちにくるスタッフのOくんは(20代半ばくらい?)見た目とは裏腹にマジメで大人しい。その長所でもあるはずのところが、逆に作用してる。うちの母には大人しすぎるし、マジメに当たり前に対応しすぎて、母の気分をのせることが出来ないの。

一生懸命なのは分かるんだけど、なんとかならんかなーと思ってしまう。

今後もっと慣れてくれればいいけど。
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