「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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街角に…

2007-04-19 | ●介護録(~2015.2月)
新聞にある美容室が託児室を作った…という話が載ってた。

子育ての支援っていうのはどんどん充実していくなぁ~と思った。
先輩お母さんの訪問制度とか、けっこう、自治体が独自にいろんなこと始めている。

少子化対策ってのもあるから、子供を産みやすい、育てやすい環境作りってことがすすめられてるんだろうね。

それと比べても仕方ないけど、介護支援っていうのはなかなか進まないな~と思う。

街角に託児室ならぬ託老室。

母と一緒に街に出るのは結構大変なので、だんだん母を連れ出すことが少なくなっている。
だって、おちおちトイレにもはいっていられないもの
だから例えば、母と一緒に出来る買い物を済ませた後にちよっと預けて自分の買い物を済ませ、迎えに行って食事して帰る…なんて事が出来るとありがたいワ。

以前bbsでお話していた方が、トシヨリをちよっと預かってくれるカフェがあれば…といっていたけれど、ホント、あったら便利

でもねぇ~子供と違って、認知症者をちよっと預かる…たって、それはとても大変よね。それかわかるだけに、なかなか難しい…ってのも実感。

母は今日からショートステイです。
>*0*<地震だぁぁぁ~

お題目、唱えて治るならいいけれど

2007-04-16 | ●介護録(~2015.2月)

親戚がやってきた。その人はある宗教を信仰している。

母の話をするとその人は言った。

「毎朝、東に向かってお題目を三回となえるといい」
それをすることで私が変わる…するとそれは母にも通じて、何かが変わると。

医者から見放された人が治ったという話はたくさんあるのだという。しかし、同時にその人は言った。
「それでも死んでしまう人もいるけどね、人には寿命があるから」

………なんか矛盾してない

お題目唱えた人みんなが救われるならズコイ…と思う。けど、やってもだめな人もいる…というのでは、そのお題目の効果なんて思えない。
第一、まったく信仰心のない者が急にそんなことやって救われるとしたら、それも矛盾してる気がする。

百歩譲って、心の問題とか悩みなら「お題目を唱えているのだからきっとヨイ方向にいく」と思うことで自分の意識が変わり、行動が変わり、周りが変わり、結果としてヨイ方向に転ぶというのはありかな、と思う。

でもね~~
私がお題目唱えて、それで母の認知症が治るなんてどう考えてもあり得ない。
せいぜい、唱えているんだからうまくいく…というプラス思考が母と対応する時に心の余裕になる程度はあるかな~~でも、それにはまず、そのお題目に効果があるという信念が必要で、残念ながら私にはナイ

ということで、私は唱えません。
この親戚が何をしに来たかというと市議会選挙が近いから。それだけ。
コレを言うと何の宗教かすぐ分かるよね。

P・S
雪はまだ全部溶けてません……春よ来い


やっぱりきました…雪

2007-04-14 | ▼ユルユル日常
4月になっても油断は出来ないよ~と思っていたらやはりきましたよ、雪

ブーツは片づけちゃった。
昨年もおなじようなことやってたなぁ私。

曇ってるからまだ溶けそうにないけど……晴れてくれればネ。

某デパートでお菓子フェアをやっていので行こうと思ってたけど、今日は止め。
おそうじ、お洗濯、入浴を済ませます。もうすぐショートだワ

母&ヘルパー作品

2007-04-13 | ●母&ヘルパー作品
コレは大作です。
時間もかかりました。
座布団くらいの大きさかな?

けど…何に使えばいいのかワカラナイよ~壁にかざっとこうか。

ヘルパーさんの話だと、とにかく縫う作業は母が全部やったそうです。
ヘルパーさんは下準備、ここからここまで縫ってね~という状態にして母へ。

調子がヨイ時は、縫い目も細かくキレイで集中。そうじゃない時は縫い目も荒く、二時間のうち30分程度しか手芸にならない。ウトウトしてる時もあるし。

やはり平面作業がヨイみたいです。
プロといってもいいくらいの腕で、ウェディングドレスだってコートだって、なんだって縫っていたのに……信じられないよ。

実は押し入れの中には、私が母に頼んで仮縫いまで進んだあとに放置されたボルドー色のジャケットとなるはずのモノが眠っています。この先出来あがることはないけれど、捨てられないんです。

外科検診

2007-04-12 | ●介護録(~2015.2月)
昨日、三ヶ月ぶりの整形外科検診に行きました。行く時はちょっと不穏気味だったけど無事終了。
骨はしっかりついているらしく、次の検診は8月。一年くらいの経過観察で大丈夫らしいのであと二回くらいで病院通いからは解放かなぁ?

主治医はほんとに優しい人で、わたしは癒されます。CTを撮った時も専門外なのに脳萎縮状態について時間をとって私の質問に対応してくれたり感謝してます。
それに診察時、母が変なこと言っても、とりあえずそれに返事をかえしてくれる。ヨイ先生だ。

血圧で通っている内科の医師は、母を無視する。気持ちはわかる。私に他人のことをどうこういう資格はないんだけど、診察なんて5分程度なんだから、形だけでも返事くらいしてもいいのに~って思うわ。

昨日はケアマネ訪問日でもあり、なんだか疲れたらしい私は頭痛気味。今日もまだなおりきらず… 携帯から投稿です。

ヘルパーさん来てる間寝てました…。夜ご飯作りたくないなぁ

扉を開けると臭かった~

2007-04-10 | ●介護録(~2015.2月)
どこ?って、服とか、タオルが入っているチェストが…。

かすかに臭う……でもイマイチはっきりしない。気のせいかな~と思って一度閉じた。そしてもう一度開けてみた。

………やはり臭う

なんかアヤシイテイッシュ発見。そこに手をのばしてみると、ティッシュの下にカタイものがある
そろそろ入れ替えようとしていた薄物の服がカタイはずがない。

それは皿だった
そこには数日前のサラダとコロッケの食べ残しがのっていた。

あ~~どうしてこんなところに……。
怒りもうせ、なんか腰砕け~
まだ腐りきらないうちに発見できたことを不幸中の幸いと思おう
服についたニオイが………悲しい…

今日のデイのお迎え、いつもより15分も遅かったのに、帰りは予定より10分早い……なんか損した気分
……と、今これを入力していたら……母が玄関を出て行ったので追いかけた。なんと裸足。タイツもはいてないよ…イヤな予感。

やっぱり、タイツとバンツは濡れていた。デイから戻ってすぐにトイレに行ったけど、間に合わなかったみたい。パンツ洗い…一ヶ月ぶりだ。

梅干し事件

2007-04-09 | ●介護録(~2015.2月)
朝、台所のゴミ箱のそばに梅干しの種二つ発見。

冷蔵庫をチェックすると、この間買ったばかりでまだ一つ二つしか食べてないはずの梅干しがない

犯人は母…しかいないもんね。

母の部屋のドレッサーの引き出しから梅干し発見
中味は……半分ほどが種と化していた

ああ………。
私の知らない時間、お腹がすいちやったのかな、それでたまたま目に入った梅干しを食べたのかな…。

パンとかオヤツを知らないうちに食べてることは何度もある。明日の朝の朝食予定だったものを食べられて凹むことはあるけれど、食べたモノが梅干しだなんて、なんだか悲しすぎだわ。
しかも何個も。
そんなにお腹へってたの?
おやつだってあったのに。

母は酸っぱいモノは苦手。昔から梅干しだって私が買わなければ我が家の食卓にのることはほぼないくらいに。
それなのに……食べたんだ。
(母の場合、食べず嫌いが多いから、ホントは梅干しも食べられるんだろうなーとも思うけど)

夜中に一人、梅干しをバクバク食べるの図…なんてあんまり想像したくないなぁ

ダル、今季初勝利!!

2007-04-08 | ■ファイターズ
14奪三振デス。若干二十歳。
前二試合、ともに彼の投球自体は悪くなかったので心配はしてなかったけど、とにかく一勝、よかった、よかった。

昨年の成長、著しく、今や、パリーグを代表する投手という声もあるダルビッシュ。
とにかく、スゴイわ。
このままずっとハムにいてね

過去のインタビューを見る限り、本人は、メジャーも国際試合もまったく興味がないらしい。五輪に関しても選ばれたら出るけど…みたいなノリ。
「勝ち」にはこだわるけれど、その場所にはこだわらないみたい。
といっても、まだ二十歳だから、今後、考え方が変わるかもしれないけれど。

願わくば、国際試合で活躍しメジャーから注目されてもNOと言って日本にのこり、海外からダル見たさに札幌ドームにツアーでやってくる……くらいの選手になって欲しいなぁ

★Darvish Yu official site
写真はこちらからいただきました。モノクロの写真がステキです。

★北海道日刊スポーツ・ダルビッシュ特集
日刊スポーツのダルコーナーです。ダル語録、写真館が充実

★HBC熱闘!ファイターズ
地元テレビ局の携帯サイト。持ち受け充実。月額210円。
リンク先はPC上のページです。そこにQRコードがあります。

「春のワルツ」というメロンパンアレンジ?

2007-04-07 | ■Sweets
期間限定と思われる春らしいパン。甘さ抑えめでおいしかったです

我が家から二分くらいのところにあるパン屋さん(市内では老舗。母が若い頃からあったらしい)ここにも何度か記事を書いたけど、カフェコーナーが安くて(セルフだから)おいしいのでお気に入りでした。
それが、この4月から、無料コーヒーとソフトクリームの販売のみになってしまいました。
うう……悲しい

パン屋の中にあるからから、とっても入りやすく、一人でいって食事しても全然違和感なかったし、デイの日や、ヘルパーさんの来ている時に、ちよっとここでお茶して過ごすのが気持ちよかったのに……。
ハーブティが210円で二杯分。
コーンポタージュには二口サイズのフランスパンのスライスが三枚ついて230円。
オムライスはサラダ付きで430円。

あ~心のオアシスが…………

ところでこの「春のワルツ」は買ってきて母と一緒に食べたのだけど、それが、もう、子供に持たせたような感じになってしまいました。
確かに食べにくいのだけど、「ココを持って、ここから食べればいいよ」と言っても、母の手はクリームベタベタ……。
ああ、もう、こういう複雑(?)な食べ物はダメなのね…と、改めて思ったのでした…悲しいね。

今日はちょっとグチを…

2007-04-05 | ●介護録(~2015.2月)
気分的にはそれなりに落ち着いてめし、調子よく、予定を片づけていますよ、私。
でも、母がいる時間。荒れてます。

失禁も止まっている。
徘徊も玄関止まり。
妄想話もいつものこと。
モノがなくなるのも、メチャクチャになっているのも特に今始まったことではない。

げとね………すっごくイヤで、イヤで。
家の中のありとあらゆるものをぜーんぶ捨ててしまいたいとおもったくらい、モノの存在がジャマになった。
といって、何もない部屋で暮らせない。

モノのあれこれで私がストレスをためないためには、「母の使う空間」だけを隔離して、必要不可欠な最低限のものだけおいて、日常と切り離さなければならないと感じる。
しかし、これは一種の虐待。
母は認知症患者だけど一人の人間で、人間らしく生きる権利がある。

施設で手錠したり、檻に入れたりという拘束の仕方が問題になった。
とんでもない、と思う反面「そうしたくなる気持ちわからなくもないのよね~」と思う私もいる。
思っても出来ないのは、私が母に対して情かあるから。いえ、他人に対してだってそこまでの拘束は「人として」出来ないよね。
でも施設のように大人数になってしまうと、自分が処理すべき仕事として情みたいなものは脇におしやられてしまうのか?

認知症の介護って……救いがない。
私はいつも悪者にされてしまう。ホントに悪いのは……母?じゃなくて認知症って病?いえ、介護の専門家なら、あなたの接し方が悪いって言うんだろう。

認知症介護っていうのは「あきらめ」でもあるよね。
それをかっこよく言うと「受容」。
高齢者福祉においては、受容は=あきらめに近い、そんな気がする。