最近、ステキなひとによく遭遇する。
きのう、ベビーカーでお店の入口の階段を上がろうとしてた。
おりゃっ! と掛け声とともに持ち上げると
思いのほか軽い。
ラクショーと思っていると
ラクショーなのではなく、ベビーカーで見えなかったが
反対側から男の人が持ってくれていたのだった。
そしてそれは、
スタンダード・オタクな外見のあんちゃんだった。
リュックを背負い、股上の深いデニムにチェックシャツをイン
これこそが真正オタクです、という雰囲気の。
うれしくて、ありがとうとお礼を言ったが
オタクのお兄ちゃんは他人とのコミュニケイションは良しとしないのか
完全シカトされた、目も合わしてくれへん(笑)。
それなのにベビーカー運んでくれて
ものすごい量の汗を噴き出すお兄ちゃんは一瞬でサッと消えた。
ニュースでは
身内で殺し合うニュースの絶えない昨今、
でも一方で、子供いなさそうなオタク君ですら
見知らぬ人のベビーカーを持ってくれる世の中。
最近、いろんな出先でステキな人々に、
心優しき瞬間に遭遇する
ほんとうにいっぱい居るのね
そういう人って。
親子や身内の
100%の愛情だけが愛情ではない。
いろんな人から少しずつ日々いただいてる愛情
バファリンの半分はお母さんのやさしさで出来ています。
ソサエティはLoveでできています、たぶん半分以上。